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街灯の無い真っ暗なニュータウンでの初日は、「えらいとこ来た・・・」

街灯の無い真っ暗なニュータウンでの初日は、「えらいとこ来た・・・」とかなり気の萎える夜でした。でも、「おほしさま!!」と言う子供の声に空を見上げ、「わぁー、きれーい!!」と少し気を取り直した(現金です!!)のが、昨日のようです。

その後、街灯が初めて灯った夜の散歩では、コオロギの大群が顔にバンバン当たる経験もしました。暗い中で平穏に暮らしていたのに、いきなり明るくなって戸惑っていたんでしょうね。ちょっと複雑な気がしました。

もう一つびっくりしたのが、都会と田舎(三田の方ごめんなさい。)の時間の流れ方の違いです。せっかちな私は、何処へ行っても対応が遅いのでよく怒っていました。今となってはすっかり馴染み、たまに梅田辺りへ出かけるととても疲れてしまいますが・・・。

図書館

逆に地元の方に怒られた事もあります。それまで無かった図書館が出来た時、ニュータウンの住民が「駐車場が少ない」とか「本の数が少ない」等と言うと「都会から来た人は何でも有って当たり前。無い経験をしてないから、感謝が無い!!」・・・返す言葉がありませんでした

そんな郊外暮らしもあっと言う間に18年が経ちました。
「何が良かったかな?」と考えると、“親離れ”が出来たことでしょうか。引越し前は私の実家近くに住んでいたので、私はもちろん、夫も実家に依存していました。

私が寝込んだ時など、「僕のご飯は心配せんでいいよ。」・・・って「私と子供のご飯は?」という感じだったんですが、引越し後は、スーパーへ買い物に行ってくれるようになりました。

電話1本で飛んできてくれる“じいじとばあば”がそばに居なくなったんですから・・・。
自分達で何事も解決しなければいけないと、遅まきながら気付いたようなわけです。

今、30代のご家族と打ち合わせをしていて、実家が遠い方など、ご夫婦でよく頑張っていらっしゃるなと感心させられます。そんなお父さん、お母さんには「 疲れ過ぎない程度にガンバレ!!」とエールを送りたいです。

又、子育てをする環境としてはとても良かったと思います。阪神間では、交通量が多く近所に子供も居なかったので、1人で家から出すことも無かったんですが、引越し後は、同世代の移住組みが多いため子供がいっぱい、公園も多いので、“遊ぶ”という事には恵まれていました。

又、永住目的で引っ越された方が多いので、幼稚園から小学校・中学・高校とずっと一緒の友達が多く、今は成人した子供たちが遊んでいる友達は、幼稚園から見知った顔が多くあります。

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