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−壁−

最近、屋根や外壁などのメンテナンスの依頼が多くなっています。
何故かな?と思っていたのですが、よく考えると、当社が設立されて11年が過ぎていたんですね。
なので、OB様邸も早いところですと築11年ということになります。

10〜11年といえば、家の「定期メンテナンス」のひとつの目安になる時期です。
 また、OB様以外にもメンテナンス工事させて頂くことがあります。

新築工事着工のご挨拶に近隣の方々の所にお伺いさせていただくのですが、その時にご依頼を受けることがあります。

よく思うことがあるのが、家の状態は「メンテナンスの差」が大きいということです。 
定期的にメンテナンスされているお宅、何十年も全くされていないお宅、してはいるが不適切な工事をされているお宅など様々です。

ちょうど先日、屋根の塗装のメンテナンスをさせて頂いたお宅がありますので、紹介したいと思います。
このお家は軽量鉄骨造2階建ての、ガルバリウム鋼板屋根でした。
適切な塗料を使用してメンテナンスをしていなかったため、既存の塗料を機械で取り除いています。

この作業だけで何日もかかってしまいました。(写真1)
写真1写真2
また、工事内容が不十分であったため、屋根に穴があいて雨漏りし、構造躯体がさびてしまっていました。アルミ材で穴をふさぐという処理をしなければなりませんでした。(写真2)

このお宅は定期的にメンテナンスをされていましたが、不適切な工事であったため余分な費用がかかってしまったという例です。
「適切な時期に、適切な工事」が本当に重要だなとあらためて思いました。
メンテナンスには、屋根・外壁・バルコニー防水・シロアリ駆除などありますが、今回は「外壁」についてお話したいと思います。




外壁




□吹き付け・塗り壁の場合
ヒビ割れが大きくなったり、チョーキング(塗装の耐水性・耐候性がなくなったときに触ると白い粉が手に付く状態)していますと、雨水が壁の中に入ってしまい、構造躯体がカビたりしてしまうことがあります。

そのため、吹き替え・塗り替えをする必要があします。


□サイディングの場合
材質自体は、最近は20年以上メーカー保証されているものが多いのですが、コーキング(ジョイント部分のつなぎ)が劣化してしまうと隙間ができ、雨水が壁の中に入ってしまい、構造躯体がカビたりしてしまうことがあります。

そのため、コーキングを打ち替える必要があります。


外壁の場合は目視したり、触ってみたりすることで、専門的な知識がなくてもメンテナンスに必要性がわかりやすい個所です。
この機会に一度ご自身で確認していただければと思います。
ご不明な点やご質問がありましたらお知らせ下さい。
次回は「屋根」についてお話させていただきたいと思います。

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