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メリット通信2008年8月号

08/07/26(土)
「地熱住宅セミナー&IHクッキングヒーター体験会」レポート

スタッフ藤田です!今回のイベントは地熱住宅の開発元である、エコホームズの玉川さんをお招きして「地熱住宅セミナー」と「IHクッキングヒーター体験会」でした。3名の方にご参加頂きました。

エコホームズの玉川さんをお招きして「地熱住宅セミナー」と「IHクッキングヒーター体験会」

宝塚のハウジングガーデンにて、午前中は「地熱住宅セミナー」ということで、(株)エコホームズ玉川さんに分かりやす〜く、「地熱住宅ってなに?」を説明して頂きました。2時間ちょっとのセミナーでは、外断熱の説明から、住まい方、クレーム事例、などなど地熱住宅の気になるあれこれを、皆さん興味深げにお聞きになっておられました。



IHクッキングヒーターを使っての調理実習

午後からは、IHクッキングヒーターを使っての調理実習♪
今回のメニューは、【チキン南蛮】【ピーマンとナスのウマッみそ炒め】【きゅうりとニラの明太子キムチ】【焼きサバ】でした。
親子でご参加頂いたA様は、実家の建替えをお考えとのことで、主にお母様に調理していただきました。IHは少しだけ触ったことがあると言うお嬢様は、中華鍋を使った料理がお得意という事でしたが、炒め物をお試しいただき、納得していただけたようです。



暑い中のご参加お疲れ様でした

最初はガスとの違いに戸惑われるかもしれませんが、「毎日触るものだから、そのうち慣れるわよね!」とおっしゃっていました。
調理後、地熱住宅についてや電気代について、楽しくお話しながら出来上がったご飯を頂きました。食後は使用済みのラップと研磨剤を使ったIHの簡単なお手入れ方法を皆さんに体験していただきました。暑い中のご参加お疲れ様でした。



夏季休業のお知らせ


池田

母の悩みは知っている!


みなさん、こんにちは!池田です。

暑いですね〜 梅雨が明けた頃から恐ろしい暑さがやってきました。
夏が大好きな私ですが、さすがに最近は厳しい日差しが怖くなってきました。

現場へ出ている監督や職人を見ていると、『よくもまぁこの暑さで仕事ができるよな〜』と変に感心してしまうのですが、彼らは慣れているので、案外普通のようですが、頭が下ります。

さて、最近なぜか“リフォーム”のご相談を多くいただきます。

一口にリフォームと言っても、

『最近、地震が多いので、耐震対策をしたいねんけど…』
『冬寒いから、光熱費がすごいねん。温かい家に出来へんかな?』
『雨が漏って、天井にシミができてるねんけど…』
『ガスコンロをIHにしてオール電化にしたいねんけど…』
『使い難い家やし、子供が出て行ったから間取りを替えたい!』

などなど、ご相談内容は様々です。でも、そんな皆さんが大抵おっしゃるのが、

『10年なんて、あっという間!!後々、メンテナンスにお金がかからん家が一番やわ!!』
『建てるまでは見映えが気になったけど、住み始めたら見映えは二の次やね〜。』

皆さん、少なくとも家が完成した当時は、家に満足されていたと思うのですが、数十年もすると満足感は薄れて、生活する上での使い勝手や住み心地や耐久性が第一優先になるようです。

そんなお話を聞く度に、私達が提案している住宅はどうなんだろう? って急に不安になります。

当社は設立後12年が経過しましたが、家づくりとしてはまだ、たったの12年です。
お陰様で沢山のお客様の家づくりのお手伝いをさせて頂きました。

が、しかし振り返ってみると……

『本当にOBの皆様が満足していただける家づくりだったのだろうか?』
『私達のこだわりを押し付けているだけではないだろうか?』
『数十年経過した後には、不満しか出ない家にはなっていないだろうか?』
『見映えやデザインだけに偏っていなかっただろうか?』

これから数十年かけて、その答えと向き合う事になるですが、正直、とても不安です。
喜んでもらえてると、思い込んでいただけとすると……これはつらい!

でも建築って後ろめたい気持ちでは、続けていける職業ではないし、数十年後にどんな結果が出ても、それも私達の責任だろうから全うするしかない!

そんな気持ちにさせてくれるご相談の多いこの頃でした。
頑張ろうっと!

池田



特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

−温室時計のある生活−


こんにちは、現場監督の軒です。
先日、地熱住宅を建てて頂いたお客様宅に、温湿度計を設置してきました。関東では地熱住宅の温湿度データーが豊富にあるのですが、まだ関西のデーターがありません。データーを取る事によって関西での地熱住宅のシステム調整に役立つと思い、お客様に御願いしてデーター取りに協力していただく事になりました。

ちゃっちく見えますが、これがなかなかの機能付き

設置してきた温湿度計は、名刺位の大きさで、見た目はポケベルのような感じ。かなりちゃっちく見えますが、これがなかなかの機能付き。設定した間隔で、(例えば5分間隔とか60分間隔など)温度と湿度を記憶していきます。
最大8000個のデーターを蓄積することができる代物です。


この温湿度計を、奈良県香芝市・宝塚市・猪名川町と、3地域の地熱住宅のお客様に御願いし、リビング・1階トイレ・床下・床下の基礎コンクリート・寝室・小屋裏・外気(※1)の 7箇所に設置させていただきました。

(※1)外気の温度・湿度は簡易百葉箱をつくり測定しています

温湿度計 7箇所に設置させていただきました

別件で奈良県香芝市のS様をお邪魔したときも、奥様は温湿度計を見ながら除湿用エアコンの温度調節をして下さっていたし、御主人も簡易百葉箱をベストな位置に移動してくれていたり凄く協力をしてくれて感謝です。

S 様 『軒さん、外に設置した温湿度計あるやろ? 花に水やると気化熱で温度が下がって、湿度が凄く上がるな。』
軒  『へー、そうですか?』
S 様 『どれ位か、記録しとこか?』
軒  『いやいや、いいですよ。』
S 様 『でも心配やな〜、ちゃんとした外気のデーター取れるか?』
軒  『いやいや、大丈夫でしょ、建物の北側の木陰になっている所に移動してくれてるし。あそこがベストですよ。他の場所は、直射日光当たるし、エアコンの室外機も近くなるし、あそこしかないですよ。気にしてもらってありがとうございます。』

弊社が無理を言って各部屋に取付けさせていただいた温湿度計ですが、S様の生活の一部になって地熱住宅を楽しんでくれているように見えて、とてもうれしい気持ちになりました。


野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

「塗装工事」


先日、OBのお客様からのご紹介で外壁の塗装工事をさせていただきました。
このお宅は、築約10年、木造2階建てで、屋根はセメント瓦、外壁はリシン吹き付けでした。

築10年で屋根材がカラーベストなら、足場を組むので一緒に塗装をお勧めするんですが、セメント瓦は、通常、耐久性があるので、まだメンテナンスの必要は無いだろうと思っていたのですが…。

割れてしまった瓦

足場を施工している職人さんから、連絡が入りました。

職人さん「すみません、足場を施工するのに屋根を歩いていたんですが、瓦が割れてしまいました。」
井元  「えっ!?」「何か落とした?」
職人さん「いえ、歩いたら割れたんです。」

半信半疑で現場に向かい屋根の上を恐る恐る歩いてみたのですが…
僕も1枚割ってしまいました。


一見分からないのですがよくよく見てみると南側の屋根に、無数のクラックが入っていました。北側はほとんどありません。やはりの日当たりの強い南西側は、紫外線劣化が進むということでしょうか?

割れた瓦を交換しようと屋根屋さんに連絡しました。が、ここからが一苦労でした。

屋根屋さん「材料屋さんに調べてもらったんですが、その瓦は今、流通していないらしいです。」
井元   「えー!?そうなん?それは困るなー!!補修が出来んと10年で屋根を全て交換するなんて、もったいな過ぎるから何とか他も当たってみてくれる?」

後日、在庫が和歌山県にあったと連絡が入りました。割れたのは3ヶ所でしたが、念のため10枚配送してもらうし事にし、これで一件落着!!

…とはいかなかったんですね。割れた瓦を外そうとすると隣の瓦が割れてしまい最終的に9枚交換する事になりました。

今までの経験上、“瓦は耐久性が高い”と思っていましたが、いい勉強になりました。
「思い込み」には、要注意ということですね。

交換した部分 同色を手配しましたがこんなに色が違います。専用の釘抜きで、釘を抜いていますが、なかなか、抜けません。


設計アシスタント 木場
設計アシスタント 木場

―特別注文。―


レーザーによる近視回復手術の当日。
名札を下げて5、6人のグループ毎に手術をする階へ移動。
メガネをはずして麻酔用の目薬を点眼。スリッパに履き替えて(たぶん)パーマ掛ける時のような、キッチンの三角コーナーみたいなのを被り待ってると、名前を呼ばれ、はいと返事、振り向くと看護士さん、帽子とマスクで目元しか出てないけれど、気のせいか半笑い。なんかおかしなことになってたのか、はい、木場さん、キャップはこうしましょうね。では、こちらを頭にして仰向けになってくださいねー、横には大きな器材、歯医者さんの一揃いよりもだいぶ大きい。顔に幾つか器具が近づいては取り付けられて、ああこういうの、手術中、先生と看護士さんがこちらを覗き込んでる、こういう構図、映画やテレビではよく見るけれど、初めてやなあ、との間も無く眼球固定。素っ裸の眼。あっ、これって時計じかけのオレンジやん。瞬き出来ぬカメラに、先生の手元が大写し。近すぎてピンぼけ。なんかゴシゴシこすってるような。南極の氷の下からの見上げ。スケートリンクに閉じ込められて、その上を横切る製氷車。眼球表面は気取っていうところの視界の極限、世界の境界、映画スクリーン被り付き。はいお疲れ様、こちらで軽く目を閉じてお待ちください。視界ははっきりと曇ってます。この眼は一体全体どんな状態にあるのやら。キョロキョロしてると、看護士さん、木場さーん、乾燥しますから軽く眼を閉じてお待ちください。あっ、はい。それでもキョロキョロ、次の部屋に移動、はい、緑の点滅わかりますか?そこ見ててくださいねー。はい。28秒です、20秒…。噂どおり髪の毛の焦げたような匂いがします。そんなんどこで嗅いだんか、でもなんかそういう匂い。はい次、左目。

別室で20分か30分くらい休憩後検診。はい問題ないですよ、お大事に。はい、ありがとうございました。初めてのサングラスです、ちょっと恥ずかしい、保護用。少しは治まるかと電車数本やり過ごすも依然として赤っ鼻。痛みは無くとも涙止まらず。車内、やにわに術後の手引きを引っ張り出し、えーとこの目薬を、うんうん1時間に1回。これは?あっ、これとこれもか、誰も見てないひと芝居。麻酔が遠のくとさすがにちょっと痛い。鎮痛用のを点眼すると暫く治まります。でもほかの目薬を注すと薄まるのかまたちょっと痛い。受付を通らずに帰るようになってるのは、こういうことなんやなあ、いくら痛みがほぼ無いとはいえ、こんな顔の人が出てきたらちょっと考えます。よう出来てます。

翌朝、んーっ?なんか見えてる。また酔っ払ってコンタクトしたまま寝た?
…はっ!わー!レーシックしたんや!(はいはい。お約束。)
それはさておきラジオのデジタル表示の翠がほんまに濃い。
んっ、でもなんかちょっと曇ってる。目元に手をやると、コツっ…
保護用の透明プラスチック製の眼帯(トンボの複眼みたいなの)をつけて寝ることになってたのでした。
同梱のはずの医療用テープがなく、セロハンテープで留めた×印、その跡がパリッとしてます。

コンタクトレンズよりよく見えるし、メガネと違い真横も見えます、ひと安心。
裸眼になって数日、不意にまだコンタクトレンズしてるような、眼球にペタッと何かが張り付いてるような、解っちゃいるけどリアルな感覚。メガネ掛けてないのに眉間のとこにフレームの重み、レンズの枠で視界が遮られてるよう錯覚。脳が騙されてるのか、騙してるんか。見えにくい→矯正→見える。
それが反転、これだけ見えてるってことは…
ははーん、さてはメガネ掛けたなあ?と、おせっかい。一連の感覚のあてにならなさ、それでもどうにかこうにか帳尻合わせにくる逞しさ。幻肢(痛)というのもこういうことなんかも知れず。


藤田藤田

―出張(笑)―


お休みを頂いた次の日、予定が書いてある掲示板を見ると、○○邸工事と書かれてある横に「横山 藤田 白浜」と書かれていました。なんじゃこりゃ?と思っていると、「藤田さん、白浜行くねんな?」と。どうやら横山と藤田が白浜に行くということらしいです。
ということで、和歌山まで行ってきました。初の出張(?)です!
新大阪から特急電車に乗り込み、旅行気分で♪(笑)

白浜に行く目的はK様邸の見学。二地域居住をしていらっしゃるとのことで、月1のペースで通っているという、白浜のお宅にお邪魔させていただきました。もちろん私は写真係りです。
16時に新大阪を出て、白浜駅に着いたのが18時半。2時間半の列車の旅。
駅に着くと、K様が迎えにきてくれていました。

鬼瓦と薪置き

そこから車で5〜10分。角地に建つ、和の雰囲気漂う素敵なお宅が見えてきました。K様邸です。
広めに取られた駐車場には鬼瓦が添えられています。早速パチリ☆

外が明るいうちに、お外から拝見させていただく事に。最初に目に着いたのが雰囲気のある【蒔置き】杉の皮で作られています。
お庭を軽く案内してもらい、お家にお邪魔させて頂きました。お家の中では奥様が夕飯の支度をして下さっていました。「お久しぶりです」とご挨拶をして、早速中も案内して頂きました。キッチンからすべてのお部屋を見渡せるようになっていて、至る所にK様の【遊び心】と【こだわり】が満載の素敵な内装です。


1時間ほどご説明して頂き、「じゃあ、お風呂に入って下さい」とK様。
「え?!いいんですか?じゃあ♪」と図々しくもお風呂いただいちゃいました。K様邸のお風呂はこだわりだらけ!露天風呂風で、山の絶景を眺めながらの温泉です!そんなお風呂に入れるなんてラッキー♪この日は生憎☆星☆は見られませんでしたが、月はしっかりと見ることが出来て、それが本当に綺麗で、自宅ではありえない(窓がないので)とても贅沢なお風呂タイムでした。

どれもおいしくてついつい・・・

夕飯もしっかり(ちゃっかり?)と頂きました。奥様お手製のめはり寿司、あじのタタキ、イサキや太刀魚のお刺身など、地元でなければ食べられない、私は食べた事のないものばかり♪どれもおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。でも・・・土佐のウナギ同様、食べ物に夢中になってしまい、写真を撮るのを忘れてました。



白良浜

この日は0時すぎまで宴会(笑)をしてK様邸に宿泊させていただきました。次の日の朝は円月島や千畳敷、白良浜など「おぉ!これ!テレビで見たことある♪」というところに連れて行って頂きました。
日曜日でしたが、朝の9時すぎということもあり、渋滞も無く順調に移動することが出来ました。



千畳敷 円月島

駅まで送っていただき、事務所に帰ります。非現実から現実へ連れ戻される気持ちです。K様にはいろいろなお話をお聞かせいただき、大変なおもてなしをして頂きました。K様、本当にありがとうございました。
また、お邪魔させてくださいね(笑)




横山横山

平屋の家づくり


5月の土佐の山を見るバスツアー

昨年、約一年間に渡り“私の終の棲家論”と題して私が勝手に描くリタイア後の夢や不安を書き綴りました。

それを読んでくださった方から、「私も同じように不安に思ってるの。」「今の家を建て替えようか、マンションに住み替えようか、迷ってるんです。」などとお話しを伺う機会が増えました。

5月の土佐ツアーには、偶然にもリタイア前後といった同世代の方が10名参加下さり、やはりそんな話題が上りました。

Sさんはリタイアを機に“今まで我慢してきた寒い家”の建て替えを当社に依頼いただき、竣工が間近でした。「S家の柱や梁のふるさと、土佐の山を見に行きましょう。」とお誘いすると、引越し前でお忙しい中、ご参加くださいました。その時に佐川プレカットさんからプレゼントされた杉板は、リビングのテーブルとしてS家の一員になっています。

Yさんは二回目の土佐ツアー参加。ご主人は実家の徳島でご両親が管理できない山から杉の切り出しをされ、ご実家のリフォームを最近済まされたそうです。奥様は「子供が就職や進学で家を出て寂しかったんだけど、最近仕事を始めて元気になってきたわ。」との事、「家が寒くて何とかしたいんだけど、まだ、建て替えか住み替えか迷ってるのよね〜。」

Tさんは郊外にお住まいで、「車に乗れなくなった時の不安はあるけど、周りに緑がある環境が気に入ってるので、これは捨て難いの。」と笑顔でおっしゃっていました。

Fさんは、ご実家の滋賀県への U ターンを計画されていますが、「とても寒いので暖かい家に建て替えたい!」と話されています。

私と同じ三田にお住まいのKさんは、現在のお住まいの寒さを何とかしたいとおっしゃっています。でもKさんは、リタイア後は九州に移住しようと、すでに土地を購入されているそうです。リタイアをしたらすぐに行こうと思っていらっしゃったそうですが、お孫さんの誕生や、ご両親の事などで、少し気持ちが揺れていらっしゃるそうです。

皆さんそれぞれに、リタイヤを一つの節目として色んな計画を進めていらっしゃるようです。



Kさんがご自分で何度も図面を引いて造られた“平屋”の外観。

そんな中、ホームページを見て参加下さったKさんが、リタイヤ後を見据えて、白浜で“平屋の家づくり”を実行されたと聞き、白浜のお宅まで押しかけてお話を伺いました。

Kさんのお宅では、マイ温泉に浸かりながら“九日月”を堪能させていただき、新鮮なお魚をたくさんご馳走になりました。

っと、しっかりお話も伺いましたので、続きは来月号で…。




引き続き、 耐震チェックのお知らせです。

先月号で耐震チェックのお知らせをしましたところ、思いの他多数のお問い合わせを頂きました。その数の多さに、“阪神・淡路大震災の残した、爪あとの大きさ・深さ”を今更ながら思い知った気がします。

先日リフォームのご相談を頂いた方は、震災で、家が傾いていてしまった事を心配されていました。見せていただくと建具とその枠との間に三角の隙間が出来ており、測ると床が1mあたり2cm傾いていました。

ゆっくりお話を伺うと、震災直後にリフォームを依頼された業者のいい加減さが目に余り、玄関ドアやサッシを入れ替えたところで、工事を止めてもらったまま、現在まできてしまったそうです。

確かに震災直後は、仕事がいくらでも有ったので、いい加減な事をする業者が多数いたようです。同業者としては恥ずかしい限りですが、今まで我慢をされてきた事を思うと本当に気の毒です。

震災から13年を経過しても、まだまだこんな思いをされている方が多くおられ、最近のように東北地方で大きな地震が頻発している中で、日々、不安な気持ちを抱えていらっしゃる事を改めて知りました。

そこで、先月号でもお知らせした、ご自分で耐震チェックをするために、国土交通省住宅局が監修し、財団法人 日本建築防災協会が編集している「誰でもできるわが家の耐震診断」をもう一度ご紹介します。

耐震に対しての不安をお持ちの方は、まず、ご自分で耐震チェックをしてみてください。その上で不安に思われる点や分からない点などがありましたら、ご遠慮なくお問合せください。

インターネットをお使いの方は下記URLからチェックしてください。

http://www.kenchiku-bosai.or.jp/wagayare/taisin_flash.html

誰でもできるわが家の耐震診断

インターネットをお使いでない方は、小冊子にして差し上げますので、「耐震診断、下さい」と下記まで郵送・お電話・FAXでお申込みください。

インターネットをお使いでない方は、小冊子にして差し上げますので、「耐震診断、下さい」と下記まで郵送・お電話・FAXでお申込みください

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