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メリット通信2008年10月号

08/09/21(日)
外断熱の地熱住宅セミナー&IHクッキングヒーター体験会」レポート

 こんにちは、スタッフ藤田です!【長生きできる家】の著者でもあり、地熱住宅の開発元・エコホームズの玉川氏をお招きし、「地熱住宅セミナー&IHクッキングヒーター体験会」を開催しました。

エコ住宅 IH体験会

今回の「セミナー&IH」は、初の大阪進出です。いつもは関西電力さんに宝塚の会場をお借りしているのですが、最近大阪方面の方からのお問い合わせが増えてきていたので、無理を言って、ハービスプラザに入っている「はぴeライフスクエア ハービス大阪」の会場をお借りしました。さすが都会!(笑)とても広いブースで綺麗!最新型の一番高いIHクッキングヒーターも入っているし、なんとも、おしゃれな感じがします(笑)


エコ住宅 地熱住宅セミナー

そんないつもと違う雰囲気の中、まずはIHの調理体験です。
今回、K様はご夫婦でご参加下さいました。
ご主人「普段はお料理しない」とおっしゃっていましたが、今回は唐揚げを担当していただきました。片手で卵を割られるなど、お料理初体験とは思えませんでした。
ご主人にお料理してもらいたい、奥様! ぜひご夫婦でご参加頂く事をオススメします(笑)IHは油の温度を一定に保ってくれるので、お料理初心者さんも安心です。さらに、お料理の先生もついているので調理のコツも教えてもらえます。
今回のメニューは【豚肉とニラのもやし炒め】【中華風まぜご飯】【鶏の唐揚げ】【卵スープ】【焼きサバ】かなりボリューム満点でした。デザートにさっぱり甘〜い♪【タピオカココナッツミルクプリン】を頂きながら、関電さんにオール電化等の紹介をして頂きました。


エコ住宅 地熱セミナー腹ごしらえを終え、次はセミナーです。
まず池田から「池田住宅はなぜ?地熱住宅を建てるのか?」という地熱住宅のきっかけをお話させていただいてから、玉川さんの地熱セミナーです。「地熱住宅がよく分からない」とおっしゃっていたK様のご主人も、少しご理解いただけたご様子。
セミナー参加2回目のIさまは「前回はイマイチ理解できへんかったけど、今回でよく理解できた!疑問に思ってたことも解決した」とのこと。確かに、毎回セミナーの内容が少し違うので、1回で納得できなくても、2回、3回とご参加いただければ、分かりやすいのかなと思いました。
今回は最初に池田がお話させて頂き、玉川さんとの楽しい掛け合いがあったりで、私もいつもより分かりやすかったと感じました。皆さんご参加ありがとうございました。


池田

(続)母の悩みは知っている!


皆さんこんにちは! 池田です。
さすがに涼しくなりましたね・・・
って、よく考えたら、10月ですから涼しくなって当たり前ですね。

こんな事を話題にする方がおかしいのかもしれませんが、季節感が薄れていきますね。
やっぱり温暖化による異常気象なんでしょうか??? 

今回も先月の続きで実家の建て替え話です。

母の悩みは“椎間板ヘルニア”(骨と骨の間のクッション材が飛び出し神経を刺激し傷みや痺れがある)が、クッション材が少なくなり骨自体が変形して神経を刺激する“脊柱管狭窄症”へと悪化した腰痛により、長期間の闘病生活を強いられた事で、気力と体力の著しい減退にありました。

体力はともかく、気力の減退は回復するのに相当の期間が必要なようで、
長い間、母らしさを感じれなかったのですが、やっとなんとか元気になってきたようで
また以前のように【あれや これや】うるさく言うようになってきました。(笑)
まずは一安心です。

脊柱管狭窄症

この闘病生活により、建て替え後の自分の趣味や友達との付き合い方を大きく見直す事になったようで、【不便でもいいから開放的で友達と趣味が楽しめる家】から、
【何かあっても一人で過ごせる家】へと変化したようです。

ただ、私は昔から元気で活動的な母の記憶しかないので、
病気により、自分の体力に自信がなくなった母の気持ちを
理解するまでに、かなりの時間がかかってしまったのです。

母があれこれ悩む姿についついイライラしてしまい、

『どうしたいの?』
『思ってることを言って?』

と、追い立てる私に母が涙声で

『私にもどうしたらいいんか わからんから悩んでるねん。』
『あんたになんか私の気持ちはわからへんわ!』

【なんで怒られなあかんねん】とは思いましたが、父が他界してから
と言うもの全てを自分一人で決めながら、老後を考えて、行き詰っていく
母の気持ちを理解できていない事に、この時はじめて気がついたのです。

【母の事は誰よりも理解している】って私の思いこみが邪魔をして
間取り決定までの道のりを更に遠くしてしまっていたようです。


池田



野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

住宅瑕疵担保履行法って・・・?


最近、偽装問題がすごく多いですね。
米偽装、鶏肉偽装、牛肉産地偽装、コンクリートJAS偽装、etc。
偽装だらけです。何を信用すればいいのか分からなくなっています・・・。
 
建築業界では、耐震偽装事件からもうすぐ3年になろうとしています。もうそんなになるんですね。つい最近のことのように思いますが・・・。

事件以降、確認申請制度の厳格化、構造設計一級建築士等の新しい資格の制定など、さまざまな対応が行われましたが、またひとつ、新しい制度が始まろうとしています。

少し長くなりますが・・・
建築基準法では、以前から「瑕疵担保責任」という法律があります。[建設業者は、新築住宅を建設した、以降10年間(数年前までは2年間)、買い主に対して、構造耐力上主要な部分等において責任を負わなければならない。]
しかし、建設業者が倒産してしまった場合、言葉は悪いですが、在って無いような物だったのです。

そして、その次に出来た現在の法律が、民間業者(国土交通省の認定を受けた、国の代理業者。以後、指定確認検査機関。)による10年保証制度です。[指定確認検査機関独自に検査を行い、合格すれば、10年間保証します。]という法律です。
しかし、この制度も、本当の「保証」とは言えなかったのです・・・。

耐震偽装事件では、マンション建設に関わった全ての人が罪に問われました。偽装設計をした姉歯建築士はもちろん、指定確認検査機関であるイーホームズもです。イーホームズは、当然、国の認定を取り消され、倒産する事になり、「保証」どころではなくなってしまったのです。

「国の認定を受けた代理業者が悪い事をしたんだから、国が保証すべきじゃないの!?」と強く言いたいのですが、現実は、買い主であるマンション住人は2重ローンを背負わされたりという泣き寝入りの状態です。ひどい話です・・・。

 そこで、来年の10月1日引渡しの新築住宅から施行されるのが、「住宅瑕疵担保履行法」です。
耐震偽装事件を教訓に、[建設業者等に問題があったり倒産してしまっても保証できるようにしよう。]という法律です。建設業者等は、保証が出来るように、資力確保措置(保険への加入、または保証金の供託。)が義務付けられます。でなければ、新築工事をすることが出来ないのです。

 この制度自体は、すごく良いことだと思います。
良いことだと思うのですが、少し違和感?を感じるのです・・・。
この制度は「保険」ですよね? 生命保険にしろ、自動車保険にしろ「万が一」に備えてのものです。誰も、欠陥住宅なんて望んでないが、「万が一」・・・。です。

 耐震偽装事件以降、法改正等いろんな対策が取られましたが、実際の現場では何も変わってない、と感じています。 
 〇確認申請制度の厳格化→厳しすぎたので緩めたまま。
 〇木造2階建て住宅の構造計算の義務付け→現場が混乱したので延期、
 〇中間検査の無い市があるまま、etc。

 順番が逆というか、本末転倒というのか?
「欠陥住宅をつくらない!」が大前提であって、「欠陥住宅が出来てしまう・・・」というのを前提にしている、と思ってしまうのは、僕だけでしょうか・・・。


特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

地熱住宅+太陽光発電


こんにちは、現場監督の軒です。
太陽光発電の販売と設置工事を行っている業者さんに事務所に来てもらい色々話を聞きました。

もちろん前から、太陽光発電には興味はありましたが、とにかく費用が高く付くイメージしか
ありませんでしたし、家のメンテナンスの事も考えるとあまり勧めたくありませんでした。
何より僕は、デメリットの方が多いような気がしていました。

しかし、洞爺湖サミット後、建築業界では、『補助金がかなり出るんちゃうか?』とか言われているし、
実際、ここ最近では、東京都も、来年4月から2年間、太陽光発電、ソーラーシステムを導入した住宅に
対する補助制度を創設したみたいです。

時代の流れは、自然のエネルギーを利用する物や、省エネ住宅に対して
補助金や、ローン控除の上乗せ優遇など付く傾向になってきています。
太陽光発電に、もっと補助金が出るようになれば、費用が高く付く部分に関しては、
デメリットとじゃ無くなります。まあ 補助金額によりますが・・・

屋根のメンテナンスに関しては、太陽光パネルを外して塗り替えする事、
でも太陽光パネルの下は、紫外線劣化がないので、他社工務店さんは、外して塗り替えはしていないと
言う事、太陽光電池の寿命がカタログで書いている年数よりも本当はもっと寿命が長い事。などです。
新築時に考えるとすれば、塗り替えしなくていい陶器瓦がいいかな?と僕は思いました。

でもやはり皆さんが気になるのは、費用対効果と言うか、
毎月どの位発電してくれて、光熱費がどの位電気代が浮くかと言うところでしょう。
売電の仕組み(太陽光発電で造った電気の余った分を関電が買ってくれるシステム)や、
都道府県別の年間予測発電などの説明を聞いて思ったのは、新築時に太陽光発電をつける事を
前提に地熱住宅の設計すると、もしかしたら、1ヶ月の電気代0円も夢じゃないかも!!!
今度は雨水利用しらべてみよ〜。でも水道代0円は無理か。

住宅用太陽光発電


設計アシスタント 木場
設計アシスタント 木場

―しゃべりすぎ。―


「終わりました?」
「いや、まだやねん。書くことないと思ってたら、今度は拡げすぎてまとまらん。
 収拾つかん、スペース足りん。」
「でも、そういうのありますよね。」
「そうやねん。」
「ここ使います? ここのここんとこのスペース空けましょか?」
「・・・」
「・・・」
「って、こらっ! 読まんといてくれる? 途中やねんから。」
「あっ、すいません。見ません。」
「なんか嫌やろっ?」
「はい、確かに。」
「なんでやろうなあ?」
「駅に着いて、扉開いたら、綺麗な人が乗ってきて、目で追ってたら、向かいの人に、この視線の軌道、
 ピッピッピッと点線で辿られてから、こっち二度見された、みたいなことなんじゃないですか?
 僕じゃないですよ!ただ、そういう人っているなあ、って。
でも、それも内包した視線がどっかからこっちに向けられてるかもしれませんけど・・・。」
「うん、まあ、ようわからんから、そういうのはいいけど・・・」
「・・・ですね。」
「合ってるかどうか分からんけど、
 時々、お施主さんが現場に来ることあるやろ? で、じっと見られると、なんていうか緊張する、
 じゃないけど、こう、嫌とかじゃなくて、そらお客さんもなかなかそんな機会ないやろうし、
人の家の現場にじっとおったら怪しいもんなあ、現場見学会とか、説明会とかやったらいいけど。
 うーん、でも、やっぱりああいうのも緊張って言うんかなあ?質問とかされて、
人柄っていうかそういうのも分かるし、ああこういう人やったら、図面にはないけど、
 っていうか図面に描かれへんというか表現しきれんとこって多いやろ?で、そういう納まりを、
こうしたらどうですか?って提案したり、とか。うれしいのはうれしいねんけどなあ。なんでやろ?」
「あっ、そういえば、ちょっと違うんですけど・・・」
「ほんまに?」
「・・・ほんまに?って?」
「・・・いやいや、まあいいわ。なに?」
「僕が池田住宅に来て、すぐのとき、進行中の現場を何件か連れて廻ってくれたでしょ?
 で、そこはもう竣工間近で、あと残すは外構だけで。僕も現場なんか見たことなかったから、
じーっと見てたんです。へーっ、こんな道具あるんや、とか。大工さんは木材を加工してて、
ふーん、そうやって溝彫るんや!馴れた迷いのない手つきでさすがプロやなあ。
 あっ、あの部材あそこに嵌まりそう。んっ?でも、なんかあの木、短いような気もするけど。
 いやっ、でも、きっとあれでいいんやろうなあ。どうするんかなあ?もうちょっと見ときたいけど、
 でもそろそろ事務所で打ち合わせらしいし・・・
 で、帰りまーす、って二人で事務所に戻りかけてたら、
 途中で監督の携帯鳴って、大工さんからだったじゃないですか。それが、なんか悪いことしたかなあ、
 じっと見てたからかなあ、って。あとそれと、大工さんも間違えるんやあ、って思いました。」 
「そら間違えるわ!って、威張ることじゃないけど・・・でも、そうやって、
 すぐ報告してくれる関係じゃないと、あれは外構やったけど、別に外構やからいいってことちゃうけど、
 なんかミスして、で、そのままにされたらもっと大きなことになるやろ?
 ああでもそうやったかなあ?そういえば、そんなんあったかなあ・・・・・・
                      ・・・ってこの話、オチあるん?なんかあるねんなあ?」
「・・いやぁ、すいません。何か出てくるかなあ?と思いながら書いてたんですけど・・・駄目でした。
 この頃、無駄にホームページのスタッフブログ更新してるからですかね?
 あれ、顔も含め見てる人が不快じゃないといいんですけど・・・それもあってかもう引き出しが・・・」
「なんか自分だけ更新してるみたいな口ぶりやけど・・・昨日、俺も現場写真、更新したし。」
「いえいえそんなん言ってませんよ!」
「はいはい言ってません、書いてます、って言いたい、じゃない書きたいんやろっ!」
「・・・」


藤田藤田

-せんえんの日-


こんにちは、髪型を変えてイメチェンを計った藤田です!
失敗か成功かは、微妙なところです。

今回は完全にプライベートなお話です。
ですので、ご興味の無い方はスルーして頂いた方が良いかと・・・

先日のお休みに、映画を見に行きました。
【パコと魔法の絵本】
内容を全く知らず、ポスターを見ていたときは、「この女の子、めっちゃかわいいなぁ。洋画かCGアニメかな?」ぐらいにしか思っておらず、全然興味無かったのですが、映画館で予告を見てから「え?!めっちゃ見たいやん!これっ!!」ってなりました。
というか、予告で半泣きになりました・・・(笑)あ、ちなみに邦画でした。

そこで、毎月1回、定例集会と称し集まっている女友達2人を誘い、見に行くことに。
普段3人で遊びに行くときは映画とカラオケには行きません。しゃべれませんから(笑)
でも、絶対に見たかったし、水曜日はレディースデーでお得♪ですから。レディですから♪

内容は、何とも変てこな病院(患者も医者もみんな変)でのお話。院内一の嫌われ者の“くそじじぃ”「大貫」と交通事故に合い両親を亡くし、事故以降の記憶が眠ると消えてしまう少女「パコ」。始めは意地悪だった大貫が、パコのために何か出来る事はないか?と思い悩み、パコが毎日読んでいる飛び出す絵本をお芝居にしよう!というファンタジーストーリー??

途中、実写からCGになったりするのですが、映画を見ているというよりも、
舞台を見ているような感覚でした。
派手な動きに派手な衣装、派手なセット。そしてスピード感溢れる話の流れ。

クスっと笑えるところがあったり、しっかり泣かされたり、かと思うと、一瞬で場内を沸かせるほどの笑いがあったり。お客さんの気持ちが一丸となっていました。(たまたま場内にいたお客さんの感性が合っていのかもしれませんね)
もうなんか、2時間弱の間の感情の起伏が激しくて、見ていて疲れる映画でした(笑)
(後で知ったことなのですが、このお話の中に出てくるガマ王子VSザリガニ魔人は元々は舞台のお話だそうです)

友人2人は爆笑&号泣の繰り返し。
私も泣く勢いだったのですが、涙を拭くものも持っていなかったし、お化粧を直すものも持っていなかったので、すんごい踏ん張りました。お陰さまで涙を流すことはなかったのですが、目に涙が溜まってきつかったぁ  涙を何度も飲み込みました(笑)

子供より、むしろ大人が楽しめるお話だったと思います。
テーマが「子供が大人に読んであげたい物語」ですからね。
好き嫌いがはっきりと分かれそうですが・・・
大人になりきれていない大人。童心を忘れていない大人こそ楽しめる内容かなと。

私、映画を見てもしばらくすると内容を忘れてしまうことがたまにあるんですが(笑)この映画はきっと忘れないだろうと思います。でも、忘れていなくても、もう一度見たいと思う映画でした。


横山横山

平屋の家づくり-3-


リビングから見たロフト。あえて個室にはせず、気配が感じられるスペースに。

 Kさんの家づくりは、最近注目されている“マルチハビテーション”や“二地域居住”と呼ばれる暮らし方の選択です。

お勤めのある日常は交通至便の阪神間で暮らし、月に1〜2度、金曜の退社時間を見計らって奥さんが車でご主人を迎えに行かれ、そのまま白浜へ向かわれるそうです。

 大きく分ければ“別荘”になるんでしょうが、団塊世代を中心に広がってきている“二地域居住”は、別荘地と呼ばれる風光明媚な場所ではなく、“普通の”生活が出来る場所に建てられる事が多いようです。

実際、Kさんも「今すぐ」ではないけれど、将来的には白浜に移住する事を計画されています。

そのための土地選びは、
〇海岸沿いや岬など海の見える景色は魅力だったけれど、駅からの距離(バス便など)を優先。
 「何でここまで来て電車の音が聞こえるとこに住むんでしょう?」と苦笑されていました。
〇病院が近くにあり、シャトルバスを出しているので便利。
〇近所に大きなスーパーがあり、大抵の物は揃ってしまう。

など実際に老後、生活をする時の利便性を優先して決められたそうです。

 またその家は、Kさんのこだわり満載の“平屋”です。ご夫婦2人の日常生活はワンフロアーで全部まかなえます。でも屋根の勾配を利用してロフトを造り、お子さん達が将来お孫さんを連れて遊びに来ても対応できるように考えられています。

この考え方には私も大賛成。普段使わない客間を1階に用意すると建物が大きくなり、建築費や維持費などが膨らみますが、屋根裏空間を利用し、毎日暮らす人は1階で快適に暮らし、たまのお客さん(特にお子さん達であれば)にはロフト空間を使っていただいたらいかがでしょうか?

家の中には、老後を見据えた部分が随所にあるんですが、一番びっくりしたのがトイレです。
約2畳の広さに3枚引き戸で大きくとった開口部、内部はもちろん車イスを考慮した造りです。一般のお宅でこれだけ広いトイレにはめったにお目にかかれません。

造り付けのように見える棚は可動式、もし車椅子が必要になったら移動する予定だそうです。

介護の仕事をされていて、実際の状況をよくご存知の奥さんの意見が多く取り入れられているようですが、トイレと手洗の間に可動式の棚を置いて、いざという時まで、広すぎて落ち着かない(Kさん談)トイレをカバーしているんだそうです。

因みにこの奥さん、美容師、調理師そして最近とられた介護福祉士の資格をお持ちのすごい方で、いただいたお料理のおいしさ、手際の良さに納得です。



ご存知ですか? 住宅ローン固定金利で、安い商品が出ています!!



 工務店や不動産業者には、毎月各銀行から住宅ローンの金利表やチラシがFAXや、郵送、わざわざ持って来てくれたりと、とにかく結構な量、届きます。

 そんな中9月のチラシで、かなり見慣れている私達でも思わず「安い!!!」と声を出してしまう商品がいくつかありました。

長い間続いた低金利、「もう上がるよ!もう上がるよ!」と言われながら、一昨年秋から変動・固定ともに少しずつ上がっていたんですが、サブプライムローンの影響を受けて足踏みしている状態だったんですが・・・

9月には、変動金利(9月は2.875%)を大幅に下回る1.9%という商品が10年間固定で出ていて、思わず他を調べてみると、同じように1.9〜2%の物がいくつかありました。

住宅ローン

住宅ローンは、店頭金利という言わば“定価”のような金利から、例えば「オール電化にしているなら0.5%割引ましょう。」というように“優遇”という言葉で、まぁ値引きをしてくれる仕組みになっています。

その優遇幅や条件が、昔のように各銀行が横並びで何処に行っても同じ、という時代から、各行がそれぞれ特色のある商品を出して来るようになっています。

中には、「兵庫県産の木材を使ってくれたら、金利1.8%(9月末まで)で貸しますよ。」というユニークな物や、金利だけでなく「繰上返済の手数料が無料」とか「保証料不要」など他の条件も様々です。

ご自分の返済計画にうまく合った商品を見つけるのと、見つけないのではかなりの差が出てくると思います。

 今回、住宅ローンについてお知らせしようと思った理由のもう一つは、いくつかの銀行でこの安い金利が、新築だけでなくリフォーム借り換えにも対応している事です。

今まで、リフオームローンは、住宅ローンとは切り離した商品が多かったんですが、その垣根が取り外されてきているようです。

ただ、私達のように毎日見慣れている者でも、毎月知らない商品がどんどん出ているような状況で、沢山あるローンからご自分に合ったものを探すのはなかなか難しいと思います。

「どんな物があるの?」とお気軽にご相談ください。


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