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メリット通信2011年11月号

~~緊急点検サービス中~~


 N 様邸の漏水(井元のページに詳しく書いています。)発見以来、皆さまご自身で家をチェックするのはとても難しい事だと、先月初めに、築年数の浅い方、最近点検させて頂いた方をのぞいて、皆さんに無料点検サービスのお知らせをお送りしました。

予想をはるかに超えるお申込みを頂き、当初予定の3 日間をさらに5 日間増やして全邸回らせて頂いており現在24 軒終了しました。お申し込みの早い方から、出来るだけご希望に沿うよう日程を組みましたが、移動時間の都合などで、必ずしもご希望に沿えない事も有りご迷惑をお掛けしております。申し訳ありません。


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点検の内容を10 月30 日(日)にお邪魔したF 様邸(築7 年)を例に紹介させて頂くと、到着後すぐに外部班は、スライダーと呼ばれる長いはしごを使って屋根や雨どいの点検。同時進行で内部班は床下へ。今回の点検のきっかけともなった漏水は、屋根からの雨水と、床下の配管関係からとの両方を特にチェック。


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又、同時進行で今回全日程協力してくれた白アリ業者さんが、基礎の断熱材に白アリがいないか、電波を送って調査をします。その機械の幅5 センチ位ずつ建物の外周部を回ります。小雨の中ご苦労様でした。

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この機械、何と80 万円もするそうです。
体内に水分を持ったアリ等がいれば、返って来る電波に変化が現れるそうです。


1111-04.jpg続いて外部班は、24 時間換気の外部開口点検。

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内部班も同じく換気の内部取り付け口点検。そして、雨水の漏水の可能性の高くなるバルコニーの防水劣化状況チェックです。F 様邸では、バルコニーの上にウッドデッキが敷き詰められており、ご自分ではチェックしにくいので念入りに・・・。その間、シャワーのお湯のご相談、照明器具のご相談・・・あっと言う間に時間は過ぎます。




池田

~工務店向け地熱住宅説明会~



 皆さま、こんにちは! 池田です。
朝晩めっきり寒くなりましたが、風邪などひいておられませんか?
ここ数年、風邪気味になる事は有りますが、風邪ひきには全く縁が無くなってしまいました。何故かな?

今月は、長野県長野市で地熱住宅を沢山建てている大賀建設さんのモデルハウスで開催された、【工務店向け地熱住宅説明会】に参加してきた事についてです。

10 月14 日(金)13:00 から開催された勉強会ですが、結局勉強会が終わったのが18:00 位で、それから同業者の方々と場所を変えて、延々10 時間もしゃべりました。

全国で年に数回は開催されている、【工務店向け地熱住宅説明会】ですが、今回の参加工務店さんの数は、「過去最高じゃないかな?」という程でした。

参加された工務店さんや設計事務所さんに色々インタビューしたんですが、皆さんが参加された動機は、「案の定?」って感じでした。

・ お客様からの問い合わせの中で『パッシブエネルギーを利用した家づくりをしたい!』
  という要望が激増しているので、それらに対応する為。
・ 地熱利用には以前から興味は有るが、
  理論だけではどうしても納得がいかないので、一度現場を見たいと思った。
・ 会社の社長に言われて、渋々参加してみた。
(その気持ち分かります!経営者は我儘だから・・・笑)

今回は長野県長野市の大賀建設さんにご協力頂き、素敵なモデルハウスでの説明会と建築中の地熱住宅2棟の見学予定でしたが、白熱した勉強会の為、いつものごとく時間は大幅にオーバーし、 結果建築中の現場は1棟だけしか見学出来ませんでした。

説明会の流れは、こんな感じです。
 
①モデルハウス到着後、まずは建物外周部に有る、地熱住宅の心臓部とも言える季節を読み取るセンサー の設置場所と設置方法を、大賀建設の東方栄治さんが皆さんにご説明してから、モデルハウス内でし ばし自由に見学して頂きました。

 ※ 実は同業者さんに自由に見てもらう時って、とても面白いので、
   私はウロウロとしながら皆さんの動向を見たり、聞いたりしておりました。
   (あちこちでひそひそ話が聞こえてきます・・・これ最高)
                
②その後、大賀建設の東方社長(栄治さんのお父さん)から、地熱住宅に取り組むに当って、地熱住宅 の標準仕様を何度も検討を重ねながら寒冷地である長野県用に変更していった苦労話などをご説明し て頂きました。

③ここで、登場したのが地熱住宅の開発元であるエコホームズの玉川社長(通称、たまちゃん)の説明 タイム。とにかく、さすがに開発元です。

 まぁ~ 「よくあれだけしゃべれるな~」 と思うほど、複雑な地熱住宅の仕組み等をスライドを交えながら、解り易く説明していきます。あまりに話術が見事なので、いつも私は思ってしまいます。【工務店やめたら?】と・・・笑

④この後が私の番でしたが、その前にコーヒータイムを交えた雑談で少し息抜き~ のはずでしたが、 息抜きの時間って結構質問がし易かったりするのか? 大賀建設の社長さんや、エコホームズの玉川さんにみんなが質問殺到で、いつまで経っても私の話が出来ずに時間ばかりが経過していきます。

 折角、長野まで来て、何も話をせずに帰るのはやはり嫌ですから、ここでかなり強引に私が話をし出す事に・・・、ですが、

 今回、工務店さんや設計事務所の先生方が参加したのは、地熱住宅の仕組みを知るためです。
なのに私の話は、技術面についてでも無く、地熱住宅のメリットでも無く、「地熱住宅というものが、如何にお客様に説明しにくいものか?」について、熱弁して来ました!私は自信満々で話しを進めていたんですが、参加された同業者さんは終始、ポカーンとした顔をしておられたのが印象的でした。

それもそうですよね、普通は【良い住宅だから、お客様に喜ばれますよ~】とか【地熱住宅をを取り入れると売上も上がります!】なんて言うのが、業界の住宅説明会の仕組みですから・・・。

でも、【売上が上がるから、導入】とかいう人は、絶対続かないのを、私はよく知っています。中途半端で取り組んでも絶対理解出来ないし、それこそ中途半端で建てられたお客様はどうなります?

かなりの覚悟をしてもらい私達の仲間になってほしいのに、それでは趣旨が全然違います。ですから地熱住宅のデメリットを徹底的にお話して来ました。

おかげで、その後、工務店さんからは質問を沢山頂く事になりました。
【そんなに理解してもらいにくい=仕事になりにくいのに、なぜあなたは地熱住宅を採用したの?】
【開発元がいるのに、そんな事、言って良いんですか?】

などなど、でも私が同業者さんにお話させてもらう時はいつも苦労話ばかりです。それを分かっていても私に話をしてくれと言うんだから、仕方がないでしょう?

かなり盛り上がった場を白けさせてしまったかもしれませんが、私の目的は達成できました。
開発元のエコホームズさんの目的はどうか分かりませんが・・・。(苦笑)

 来月は仙台で一般のお客様向けのを地熱住宅セミナーを行う予定ですが、同業者向けと同じ話では通用しないし、全く知らない土地で全く知らない人の前で話す事を考えると、気がかなり重いです。

特に仙台は震災での津波の影響がひどかったようですから、実際に被害に遭い、仕方なく建替えを検討されているようなお客様が多いと聞きます。

普通の建替えや新築のような時とは、かなり違います。
阪神大震災をよく知っているから、余計に被災者の方々には理解して頂けるよう、お話ししなければならないと考えるとかなり緊張しそう、務まるかな~?

池田





O 邸・地熱住宅新築工事は順調に、山崎棟梁のペースで着実に進んでいます。
ですので着工当初の天候の影響による、基礎着工からの遅れを木工事で取り戻すのは、
今のところやはり厳しいみたいです。

M 邸・リフォーム工事が完了しました。
住まい方の変化に応じて、平屋のR 階部分に造作工事を行いました。

M 邸では、あらたに上下の空気に流れを確保する為に、池田の発案で、
1 階床下 ( 基礎) と屋根裏 ( 現し勾配天井です) とを結ぶダクトを設置しました。
池田によると、当初、思っていたより効果がありそう、
空気が動いてる感じするそうです。

まるでM さんのお宅で( 逆に有料で) 実験させてもらったみたいに感じられたら、
ほんとに申し訳ないのですが池田は 「これ使える!」 と言っています。

ここ数日、池田をはじめ、監督、現場のスタッフ、
職人さん、施工業者さんも合同で点検にまわらせて頂いています。

各自それぞれ担当を割り振って、点検作業を行っているのですが、
OB さんのお宅の場合には、まず間取りがわかっているので、
そこから推測される経年による変化など、事前に凡そ察しのつく、
これまでの経験から想像できるようなところもあるそうなのですが、

他社の施工したお宅の調査依頼の場合には、
それぞれ築年数も工法も違いますので、実際に床下に潜ることになる、
軒 ( さん) はほんとに大変だろうと思います。
( 池田住宅で多く採用している外断熱住宅と、より一般的な、 
今回の場合でも他社で施工されたお宅とでは少し勝手が違うそうです。)
 
でも井元 ( さん) が代わりに潜るのはまた別の意味合いでたぶん厳しい。
やはり経年とともにどんどん厳しくなる方向、のようです、容量的に。

滅多に事務所にいない、
よって他のスタッフに比べて使用頻度の低いはずの井元 ( さん) の椅子、
の足元のキャスター ( プラスチック製) は、
4 駒それぞれの外周部がところどころ剥落していて。
( 力が点でかかるのだと思います) 移動するたびガタンゴトン。

円ではなくなってしまっています。
井元 ( さん) はとくに気にはならないみたいです。
( 木場)




西村大工
(西村)

「メンテナンスの時期」



 11月に入って、朝、夜はもちろんのこと、昼間も日陰では寒くなって、日向が気持ち良いですね。

これから本格的な冬が来ると思えば心まで寒くなって、どんどん厚着になっていきます。今までが、暖かかったからなのか、急に寒くなった感じがします。

いま、世界中で地球温暖化や異常気象と一言では言い表せない位、各地で色々な災害に見舞われていますよね。やはり各地域にあった気候が少しずつ変化していっているのかもしれません。

 日本では昔から湿気が多いのですが、昔と比べ(そんな昔を知ってるわけじゃないですが、)高温多湿化がすすんでいるのか、最近の家の密閉率が高くなっているからか、湿気が一度家の中に入り込むとなかなか外に逃げないため乾燥もしにくくてカビの発生する確率が高くなっています。

カビはうまいこと利用すれば良いものになりますが、やはり家に生えたカビは体に良くないので、出来るだけカビを発生させない方が良いのですが、日本という風土に住んでいる以上湿気やカビに悩まされます。

お客様からご相談を受けるメンテナンスの中でも、床下、洗面所にカビが生えたという事が多いです。
 次に建具の調整や襖、障子のすべりが悪くなって動きにくくなっているのがあります。そういう時は敷居の溝にろうそくをこすり付けると動きが良くなって閉まりやすくなります。

このようにすぐに直るものなら良いですが、そうでない場合もあります。

最近「風呂場の出口辺りがぶよぶよするから床板を張り替えてもらいたい。」というお客様の工事をしました。予想はしていましたが、その床板をめくってやはりびっくりです! 本当に水廻りの床はめくってみないと分かりません。

その床板がブヨブヨになって腐っているだけならまだ良いですが、床板を支える根太(ネダ)も、建物全体を支える土台(ドダイ)も腐って、シロアリに食べられて大変な事になっている場合が本当に多いです。

シロアリは目に見えて被害が分かると手遅れに近い状態になっている場合が多いので、大丈夫と思っても定期的なメンテナンスをしておいた方がやはりいいです。

ギリギリまで放っておくと、床板は綺麗になっても、根太や土台の抜き替えなど余計な工事が必要になり、出費がかさむ事があります。

こうして自分ではメリット通信に書くんですけど、自分の家はなかなか目に入りにくくて、「まだいいやろう。」とホッタラカシになっています。

そろそろ私の家も購入して5年で、メンテナンスをする時期になって来ました。
しかしいつごろメンテをすれば良いのか、予算との兼ね合いも有るので迷うところです。

きっと皆さんも同じなんでしょうね?




横山横山

「秋の遠足」



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 暑い時は籠ってましたが、良い季節となった10 月の休日は、遠足三昧でした。1 週目は“ 生憎の雨”。でも実は“ 格好の雨”と思い京都へ。お盆に行く予定をあまりの暑さに延ばしていた「フェルメールからのラブレター展」、京都市美術館です。

日延べをしたのが幸い、「ワシントン・ナショナルギャラリー展」も同じ京都市美術館で始まり、大好きな“ 一粒で二度”です。お盆は暑さ、お彼岸は人が多いからとやはり日延べしていたお墓参り(苦笑)もしたいと円山公園の駐車場に車を止め、小雨の中、東本願寺の大谷祖廟まで往復30 分。岡崎公園駐車場へ移動。

雨のゴールデンウィーク、兵庫県立美術館「カンディンスキーと青騎士展」貸切状態だったのに味をしめ、雨を幸いと出かけましたが、人・人・人、行列です。

京都はなめたらアカン。人の頭の後ろから2 展を見ました。フェルメールは終わりましたが、ワシントンの方は11 月27 日まで、ゴッホのバラが印象的でした。


 2 週目、出かける予定は無かったのですが、あまりのお天気の良さに、慌ててご飯を炊き、冷蔵庫に有る物で弁当を作り、兵庫県立有馬富士公園へ。家からすぐ近くに有りながら、この公園が整備されたのが子供たちが大きくなってからで、行った事が有りませんでした。

ここで驚いたのが、駐車場、入場料共にタダ。前の週、「駐車場まで京都料金(都会料金?)やな~」と驚いたので、なんだか感激です。園内に入るときれいに整備され、池の周りを歩くだけで、気持ちの良い散歩です。又、有り合わせの弁当も「外で食べたら何でも美味しい!!」と・・・ ぜひお勧めです。
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 3週目、やはり快晴。地元食材を扱う友人がスイーツの店を始めたと聞き、バス・電車・バスで、篠山市街へ。お昼ごはんをご馳走になったのですが、何と“ 松茸のすき焼き”「丹波産は高いから、信州産やけど・・・」って、国産の松茸なんて、まず食べませんから・・・。

私の中では、松茸は焼いて細く細く割いて、1本ずつ香りを有難がりながら食べる物なのですが、豪快にどっさり、しかも国産が・・・ なんかもったいないけど、発見、濃い味の中でも松茸は松茸です。

その時丁度篠山の生産者が松茸を持って来られ、見せて頂いたのが上の写真。生涯で、松茸(丹波産!!)こんなに見たの初めてです。秋の篠山は実り豊かです。


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 4週目、木枯し一番が吹きましたが、快晴。篠山市今田の兵庫陶芸美術館で「マイセン磁器の300年」。マイセンという事でか、年配の女性客が多かったのですが、何と言ってもここは空いてて良いんです。

後ろへ回ったりしながら、ゆっくり行きつ戻りつ見、その後は立杭焼の窯元へ、気になっていた、箸置ならぬスプーンやフォーク置きと1輪差しを購入・・・。

マイセンも11 月27 日まで開催しています。今田の辺りものどかな田園風景が広がりとても気持ちが良いです。今度のお休みにいかがですか?



野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

漏水・・・



先月からN様邸のリフォーム工事が始まりました。
1年半位前にリフォームをさせて頂いたのですが、当時、工事をしなかったキッチン部分から漏水し、床下に水が溜まってしまったのです。その結果、ほとんどの部屋全体がカビだらけに・・・。

浄水器の接続部分から漏水していたのですが、接続部分はキッチンの裏側だったため全く気付かず、(キッチンの中が濡れる事無く、そのまま床下へ・・・)僅かな漏れだったため水道メーターも廻らず。

今回のように壁にカビが生えて初めて「あれ?おかしいかな?」という感じでしょうか?でも、マンションの壁は通常でもカビが生え易いため、少し位なら全く気付かないと思います。カビの量から判断すると、おそらく半年以上は漏水していたのではないでしょうか。

1階で、階下の方への被害が出なかった事は良かったですが、発見も又、遅れてしまいました。正直、僕が実際に住んで、毎日見ていると気付かなかったかもしれません。本当に恐ろしいです。かなり難しいですが、早期に発見できるように対策を考えないといけませんね。

せっかく杉のフローリングでリフォームをしたのに、床の下地から、フローリング、壁と全て撤去する事に・・・。でも、費用は? 全て撤去してリフォームし直すので、前回より金額は高くなってしまいます。ほとんど全面ですのでかなりの金額です。

 まず、マンション側の責任なのか?住人側の責任なのか? 話し合いが行われました。結論から言いますと共用部分の場合はマンション側、占有部分の場合は住人側なのですが、今回の場合は住人側の責任と判断されました。

キッチンなので、おそらくそうだろうと思っていたのですが、じゃあ、例えば床下の給排水配管は?これも占有部分との事。保険屋さんの話ではマンションの規約によって違うが一般的には占有部分。

床下で配管が老朽化して漏水しても住人には全く責任が無いと思うのですが、住人の責任になります。納得出来ないですが一般的にはそうらしいです。古いマンションをリフォームする時は、出来れば配管も新しくすべきですね。(全面リフォームの場合しか、なかなか難しいですが・・・。)

 N様は任意の保険に入られていたので、そちらの保険屋さんと話をする事になったのですが、これも色々と問題が有りました。保険内容を確認すると「老朽化による漏水の場合は適用除外」と書いて有り、事故じゃないと適用されないそうです。

老朽化と事故の判断ってどうするのでしょうか? 
N様と二人(?)がいっぱいでしたが、今回の場合は事故と判断され、一安心。

でも、色々制約が有りました。まず、漏水の調査費用は適用除外になります。
床下の被害状況を保険屋さんが把握するのに床や壁をあちこち空けたので、
結構な費用がかかっていますが、その費用は出ませんとの事でした。

あと、全面リフォームになるので引越しをしないといけませんが、その費用も適用除外です。全てが保険でまかなえるという事はほとんど無いように思いました。

占有部分や共用部分、保険の適用条件など色々と納得できない事が沢山有りましたが、いよいよカビだらけになっている床や壁を解体する事に・・・。(次号へつづく・・・。)



特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

地熱住宅


 こんにちは、現場監督の軒です。だんだん寒くなってきました。 ニュースでちらほら言い出しましたが、冬もどうやら節電が必要らしいですね。

木場から聞いたのですが、石油ストーブが売れているみたいです。
火事にならないように気をつけましょう! それと換気もこまめに!
火事が増えなければ良いのですが・・・。

さてさて、いきなりですが、『地熱住宅に住みたいです!』
寒くなってくると地熱住宅に住みたくなります。あの朝の着替えが嫌なんですよね~。
温かい布団から出て寒い部屋→暖房を点ける。すぐ温かくならないから布団へ→寝坊する。

こんな感じの人多いんじゃないでしょうか? 
『あんただけやで~』って声も聞こえますが、皆さんも一度は経験有るのでないでしょうか?

寒くなって嫌なのは他にも有ります。
トイレへ行く時や、お風呂に入る時、廊下に出た瞬間、温度差がすごい。あれは嫌ですね。冬は、温かい場所から寒い場所への移動に、つい体に力が入ってしまい疲れます。

温度差の無い家に住みたい方、良い家が有ります。それが『地熱住宅です』(笑)

地熱住宅が目指しているのは、正に温度差の無い家です。
『温度のバリアフリー』と言っていますが、トイレへ行くにも、お風呂へ行くにも、温度変化の無い家を目指しています。

実際に計測してみると、全て同じ温度とはいきませんが、かなり温度差は少ないと思います。

地熱住宅を建てていただいたOB施主さん宅に温度計をつけさせてもらって計測しています。今年の1月1日のAM6:00を例にとって見てみましょう。

外気温度は0.7度です。リビングは2ヵ所測って19.5度と18.4度で、洗面所が18.7度ですから、リビングとの温度差は0.8度と0.3度の差しか有りませんでした。ほぼ、温度差が無いと言って良いでしょう。

もちろん地熱だけを利用してこんな温度を実現しているわけでは無いのですが・・・。
温度差のない家『地熱住宅に住みたい。』
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