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メリット通信2012年6月号

12/05/12(土)13(日)『土佐の山をみるバスツアー』レポート


何と、昨年に引き続き今年の土佐ツアーも二日間とも晴れでした!! 今回、横山が留守番にまわり、実は横山が“雨女”やったという噂が・・・

【1 日目】快晴の朝7 時30 分、土佐ツアーリピーターでOB 施主さんのS様、K様、そして土佐ツアーの次の週着工予定のK 様の計6 名そしてスタッフ2 名を乗せて事務所を出発しました。

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バスの中は皆さん土佐ツアーでの顔見知り、和やかムードで、快調に、明石海峡、淡路、徳島道、高知道を抜け、伊野インターを経て最初の目的地、司牡丹の試飲が出来る“ほてい”に到着しました。


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ここで、昨年、リフォームをさせて頂いたM 様ご夫妻が赴任地の広島県から合流されました。
冷蔵庫で冷やされたお酒はクイクイ喉の奥へ、皆さん「これもう一回」と手酌で試飲(?)され、
早速、ご自分用、お友達用とお土産を購入されて、次の目的地、“大正軒”へ

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いつもの沈黙の時がやって来ます。
美味しい物の前では言葉は要らない!!
このウナギお目当てで土佐ツアーリピーター急増中とか・・・。

 腹ごなしという訳では決してありませんが、『土佐の木を使った建物をを見たい』というアンケートのご要望に、いつもお世話になっている佐川プレカット藤原社長のお嬢さんの完成仕立てのお宅を訪問させて頂きました。

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中に入ると杉の甘い香りがそこかしこから香って来ます。最近“グルメツアー”の異名を持ち始めている土佐ツアー、工務店企画の見せどころです。(笑)

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その後は、佐川プレカットさんへ、大量の丸太を見たり製材過程を見ると、「うちの柱もこうやって出来てるんや」と改めて思います。

着工間近のK 様も、ああいう現場を見せてもらって良かったとのご感想でした。
プレゼントのカウンター材を前に恒例の記念撮影です。

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1 日目のスケジュール終了で
今宵の宿“ゆの森”到着です。
ゆの森の目の前の名野川の爽やかな川風に
沢山のこいのぼりが泳いでいます。

雨で水かさの増した名野川ばかり見ていましたが、今回「水が綺麗!!」でびっくり!着工間際のK さんもご夫妻で付近を散策されて自然がいっぱいなのにご満足頂いたようでした。

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いよいよお楽しみの宴会です。
以前は皿鉢料理でしたが改造してお料理もおしゃれになった感じです。

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海外赴任経験のお話で、M さんとK さんが盛り上がったり、お酒もすすみ、皆さんそれぞれゆっくり楽
しんで頂けたようです。

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 こちらの温泉は皆さん気に入って頂けたようで、リピートして頂いているS さんは「今までで一番好きです。」とアンケートに書いて頂いていました。

「うん、やっぱり“ゆの森”いいなー。」
今年珍しく早目手配で、ゆの森を押えた池田は得意顔です。

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【2 日目】ヤッホー、今日もお天気です。
渋滞を考慮し、予定を早め“ゆの森”を8:30 に出発、一路中土佐へ。
と、これが渋滞が全然なく、スイスイ中土佐は黒潮工房に9:30 に到着。
10 時開始予定なので30 分も早い(汗)


しばしお待ち頂いた後、“カツオのたたき”の藁焼き体験です。皆さんそれぞれ炎と煙にいぶされながらも藁焼きに挑戦され、お待ちかねのかなり早目の試食?いえ昼食タイムです。

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今回本当に皆さんくつろいで頂いたご様子で、この時もビール登場。まだ午前中ですが、ビールとカツオのたたきで乾杯!! 最高です。

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後は、高知道を使い高知市内の日曜市へ。

ここで着工間近のK さん発見。
片手に焼き鳥、もう片手には
何と昨日司牡丹でゲットされたワンカップ酒をお持ちです。(笑)
 
これだけ楽しんで頂ければ言う事ありません。ハイ。

S さんのアンケートにも、「食べ過ぎて増えた体重を戻すのが大変です。」と有りましたが、
やはり“グルメツアー”に改名か・・・?

帰りも大した渋滞も無く17:50 事務所に到着しました。




池田

〜 土佐はやっぱり楽しい!〜



 皆様こんにちは! 
今月は土佐のバスツアーのお話をさせてください。
初めて土佐へ行ってから、もう10 年近くになりますが、
バスツアー以外で、いったい何度土佐へ出掛けたか、もう分からなくなってきました・・・笑 

しかし、何度行っても良いところです、土佐は・・・。
今回はOB 施主様が3 組とこれから着工するお客様の総勢4 組8 名様にご参加頂き、
現場監督の軒と私で行って参りました。

お気に入りの宿『ゆの森』の改装後、この数年予約が取りにくくなった為宿泊出来ませんでしたが、
今回は何とか『ゆの森』を押さえる事が出来ました。 
それに高速道路の高知道が中土佐という所まで開通したおかげで、新たな訪問先が増えました。

中土佐にある『黒潮本陣』という温泉宿に隣接する『黒潮工房』という、
“カツオのたたき”のわら焼き体験が出来る場所まで、ずいぶんと近くなりましたので、
今年は皆さんにわら焼き体験をして頂く事が出来ました。

 昨年に続き、今年も晴天だった事が不思議で仕方がありません。  
ご存知の方も多いと思いますが、軒と私は強烈な雨男です。
これは地元高知の林産地の方々もよくご存知で
『わざわざ、雨雲を連れてきゆう』とまで言わしめたペアなのです。
 
昨年は強烈な晴れ女のお客様が参加してい頂いたおかげで、お天気に恵まれましたが、
今年もやはり強烈な晴れ男? 晴れ女?のお客様に参加して頂いたのが、この結果だと思います。
(ちなみに私が4 月に下見に行った時には2 日間とも雨でした・・・・泣)

 旅行の詳細は別ページで紹介されていますので割愛致しますが、何度行っても本当に良い所です。
あちこちと林産地へ出向いたりしていますが、土佐は別格のような気がします。

それに今回はOB 様や契約後のお客様だけでしたので、余計に気分が楽だったのかもしれません。
お付き合いの無いお客様をお連れする場合には、なぜだか妙に気を使ってしまいます。
 
おそらく、どこかで『お仕事を頂けるかも?』 というような下心(私はそのような気持ちが無い積りな
んですが・・・)が潜在的に有るからなんでしょうか?
 
契約して頂いたり、既にお引渡しまでさせて頂いたOB 様には、
何と言うか自分達の有りのままを知って頂いているので、ぎこちない雰囲気にはならないのです。 
これがなんとも気持ちが良いのです。
 
あっ、こんな事を書いているからといって、
『いつか参加したいと思っていたけど、やっぱり遠慮しとこうかな?』って思われた方! 
そんなことは無いですからね〜 気にせずバンバン参加してくださいね。

参加してみて、私を含めスタッフが気を使っているな〜 と感じたら、
『建替えもリフォームも予定は有りませんから・・・』と一言、仰ってみてください! 
きっと、[ガクッ]とするかもしれませんが、お互い(?)気楽になれるはずです。・・・笑
 

池田




野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

太陽光発電と電気代


 先日、K様邸の太陽光発電パネルを設置させて頂きました。 K様邸は南向きに大きな屋根があり、高台に建っているため、パネルを設置するにはベストな条件です。シャープ製の単結晶タイプ 5.13kwを設置しました。

工事当日は晴れているのに、いきなり雨が降ったりと、少し不安定な天気でしたが何とか無事、終了しました。工事をする上で一番重要な工事は、パネルを設置するための架台の取り付け工事です。

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屋根に何十箇所も穴を開けるので、ここに不具合が有ると雨漏りの原因になります。太陽光発電工事のトラブルの原因のほとんどが、ここに有ると言っても過言ではありません。3人で、一つづつチェックして確実に取り付けられていることを確認しました。

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職人さん全員のお昼ごはんにおやつまでごちそうになりました。
本当にありがとうございました。

 工事は無事に終了したのですが、少し疑問に思っている事が有りました。工事前に年間の電気料金をお聞きし発電電力のシュミレーションをするのですが、11月〜2月の電気料金が異常に高かったのです。

オール電化住宅なのですが、4万円/1ヶ月 以上になっていました。オイルヒーターを結構使用してい
るとの事でしたので、最初は「そんなものなのかな〜?」と思っていたのですが、「やっぱりいくらなんでもな〜?」と思い、詳しく調べてみる事にしました。

まず、関西電力に問い合わせして、どの時間帯の消費電力が高いかを確認しました。すると、昼間の消費電力がすごく高かったのです。予想できる消費電力の何倍にもなっていました・・・。

原因として「もしかして?」と思う事が有りました。K様邸は蓄熱暖房機(単価の安い深夜電力を利用して蓄熱する暖房機器)を設置しているのですが、「もしかして昼間に蓄熱してる? まさか、そんな事が有り得るだろうか?」でも、その、「まさか!?」だったのです・・・。

メーカーに確認すると、蓄熱の時間設定はメーカー出荷時に元々設定されているそうです。関西地方の場合PM11時〜AM7時なのですが、それがAM9時〜PM5時になっていました・・・。
なんと、安い深夜電力の約3倍の料金時間帯に蓄熱していたのです・・・。

蓄熱の時間帯の設定方法は説明書にも記載されていなかったので(誤操作を防ぐため?)、なかなか考えにくい事なのですが、メーカー曰く、時々、時計の設定をしている時などに誤操作してしまう事例が有る
そうです。原因が分かるまで時間はかかりましたが、何とか解決して良かったです。
注意!! 蓄熱暖房機を設置している方で、「最近、電気料金が高いかな〜?」と少しでも疑問に思っ
ている方は、念のため、お知らせ下さい。



横山横山

「木の家完成」


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先月初めに、昨年7 月に完成お引き渡しをした滋賀県彦根市のF さん
からお手紙と写真とご存知“ひこにゃん”のクリアファイルを頂きました。

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西宮市にお住まいだったF さんから、仏壇やお墓を守るため、奥さんのご実家を建替えての移住のご相談をお受けしたのが3 年前の7 月でした。

冬の冷え込みがとても厳しい彦根の地でリタイア後を見据えて、少しでも体に負担の無い生活をされたいと地熱住宅を希望されていました。

又、築100 年を越すご実家の何かを新しい家に残したいとのご希望も有り、ご相談の結果、古い家の台所土間部分に掛かっていた真っ黒になっていた梁を残す事になりました。

古い材料なので、この家の構造を担う梁ではなく、リビング吹抜け上部に付けるシーリングファンを取り付ける梁として再利用しました。

そして、お打ち合わせ前から土佐ツアーにご参加頂いていたご縁も有り、梁や柱などの構造材は、高知県産木材を使う事になりました。

中でも1 階の土台部分から大屋根の棟までを1 本で支える“大黒柱”はF さん自ら山へ入り斧を入れて頂きました。
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高知の山でFさんが斧を入れた杉、大黒柱になります。

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大黒柱!!

その柱は、彦根地方独特の大きな仏壇(半端じゃありません、畳1 枚分位の大きさです。)を納める仏間の一角に納まりF さん宅の象徴のような存在感です。

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彦根地方独特の大きな仏壇を入れる仏間と大黒柱。

とここまでは昨年の7 月に完成してお引き渡しをしていたのですが、足りないものが有りました・・・

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柱や梁などの構造材に高知県産の木材を使うと、無垢材のカウンター材をプレゼントして頂けます。F さんも大黒柱を切りに行かれた時にお気に入りの1 枚を選ばれていたのですが、私どもの不手際でその到着が大幅に遅れてしまい、F さんには大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。

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冒頭の写真は、そのカウンター材をご主人が手作りで座卓に仕上げられた完成の写真でした。そしてこの冬を快適に過ごされたご様子のお手紙が、ご夫婦それぞれから添えられていました。とてもうれしい事です。

「F さん、本当の完成ですね!!」「ひこにゃん、ありがとうございました。」


特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

10年間の保険


 皆さんこんにちは、現場監督の軒です。先月の土佐ツアーでは、珍しく2日間晴天に恵まれました。 土佐ツアーと言えば“雨”のイメージが私に有ったので拍子抜けって感じですが・・・ 実は毎年参加頂いているOB施主のSさんから、去年も土佐ツアーが晴れやった事を教えて頂き、木場君によって作られた(?)軒は『雨男』の称号は返上しないといけないようですね(笑)。

「いやいや、あんたは本物の雨男や!」って声がOBさん、業者さんから聞こえて来る気もしますが・・・
とりあえず返上という事で〜『決定』っと!(笑)

 さてさて話はゴロっと変わりますが、新築住宅を建てたり購入したりすると、住宅瑕疵担保責任保険という保険に入ります。これは大雑把に言うと、構造躯体の欠陥だったり雨漏りなどがあった場合、補修費などを10年間保証してくれる制度です。

実は、OB施主さん宅で窓周りから雨漏りが有り、初めて住宅瑕疵担保責任保険を使って補修をさせてもらう事になると思います。『何? 思いますって?』いや、これが保険を使うのもなかなか大変なんです。

雨漏りの症状は、壁紙で仕上げた室内の窓周り部分の下の方に茶色のシミが出来ている状態で、雨の日、風向きによって壁紙が湿った状態になります。まず、雨水の進入経路確認の為、2回程外壁や窓に向けて長い時間水をかけたのですが分かりませんでした。

そこで、外壁や窓周りからではなく、アルミサッシ自体から漏水を起こしている可能性が高いと思い、サッシメーカーの雨漏り調査専門の人にサッシを重点的に確認してもらいました。温度を色で現すサーモカメラや、胃カメラのような特殊カメラを使って調査してもらったのですが、『確定は出来ませんが、サッシからではないと思います。』という結論に・・・。進入経路が分からなければ対処のしようがありません。

次に住宅瑕疵担保責任保険の雨漏り調査サービスに依頼し、関西に1台しかない特殊なサーモカメラで室内・室外を撮影し、コンピューターで解析する調査方法を試しましたが、これでも分かりません・・・。

 このまま放っては置けませんので、外壁をめくって原因を突き止める方法しかありません。その旨を施主様にお伝えして外壁をめくらせてもらう事になりした。そこで、保険を使わせてもらおうと連絡したのですが『雨漏りの原因・進入経路が分からないし、雨漏り調査サービスの報告では、雨漏りは見受けられないので保険は使えません。』と言われ放心状態。

『ちょっと待っくださいよ!シミになってるし、事実雨漏りしてるんですよ!』・・・私が保険の担当の人
と色々やり取りをしても埒が明かず・・・

社長に交代して話してもらうと『・・・』『・・・』『もーえー。うちは、お客さんに対して直さないとい
けない責任があるから!外壁、解体して直すわ!でも、お前とことは、金輪際付き合えへんからな!!!』
結局、社長が話しても保険適用にならないという判断になりました。

 が、その30分後に保険屋さんから連絡が有り、特別に認めてくれる事に・・・。理由は、雨漏り発生か
ら段階を踏んでしっかり調査してくれているから・・・という事みたいです。そんなん最初に提出した書類
で分かっていたのにな〜? ま〜良いですけど・・・。

でも条件が有って、外壁をめくって、雨漏りの形跡が分かる箇所が有る事と進入径路の原因が特定出来る事のようです。今回は特別なので外壁を解体して原因が分かった時点で、保険の見積もり提出をして査定するみたいです。初めてなんで分かりませんが、保険が降りない事も有るのでしょうか? 不安です。



西村大工
(西村)

ー自然観賞ー


 先月の金環日食は皆さんご覧になりましたか? 前の日まで天気が思わしくないと天気予報でも言っていたので半分あきらめていました。だから当日の朝もゆっくり起きるつもりで寝ていたら、空から光が差しているので飛び起きました。

週末に朝から、日食メガネを買おうと色々行きましたが、全て売り切れていましたので何か代わりになる物が無いか家中を探して回りました。結局黒いプラスチックの板が有ったのでそれで見たのですが、すごかったですね!
 
テレビで見た方がキレイで大きくて見やすかったけど、肉眼で見られたのは、本当に貴重な体験が出来ました。

 仕事の方は、明石のマンションリノベーションの引き渡しが終わって、ホッとしています。
マンションリノベーションは、マンションの一つの住戸の室内の壁・天井を全て取り払い、マンション全
体の構造躯体(鉄筋コンクリート)むき出し状態にしてから新たに新しい間取りで、壁や天井を造ってい
くという大規模リフォームです。

千里山と芦屋の現場は、解体から始まり大工工事が終わり、後は天井や壁の仕上げ工事が待っているだけなのですが、今その二つの現場の進行状況がほぼ同じ状態になっているので、一つの作業が終わり次第、電気屋さん、水道屋さん、左官屋さん、壁紙屋さんなど各業者さんに次の現場に移動してもらう感じです。

マンションリノベーションでこんなに現場の進捗状況が近いことは今までに無かったので、現場が終わり
に向かっているのに焦りは無いのですが、戸惑いと逆に順調に行き過ぎている? とか色々と余計に考えてしまいます。

 話は変わりますが、この前の休日に、妻の母、姉と私達家族で何十年ぶりかに“箕面の滝”を見に行ってきました。箕面の滝は、日本の滝百選にも選ばれているそうです。

いつもは車での移動で、電車に乗るのは何年振りかでしたが、乗り慣れない電車での移動が落ち着かない感じなのと、電車では大分遠回りで移動するのでなんだか損した気分になりました。(笑)

箕面の駅から滝までは、パンフレットでは徒歩40 分と書いていたので結構歩くなと思っていたのですが、歩いてみると木が多く有り、日差しが木の葉で覆われている道で、暑く無く空気も爽やかで、40 分の道のりも話しながらだと短く感じられ、疲れる事無くゆっくりと登って行けました。

途中にはお寺や、昆虫館、広場、滝道より少し外れた場所に立つ野口秀雄像など、色んな物が有り楽しめました。そして箕面大滝に到着です。

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箕面と言えば、秋の紅葉狩りが有名ですが、今頃の新緑の季節もさわやかで気持ちが良かったです。

すれ違う人達も様々でしたが、私の印象では若い人達が多かったように思います。電車でちょっと行けば結構自然が有るものだなと改めて思いました。

 ゴールデンウィークには甲山に登ったんですが、今回は滝で、自然の中で過ごす事に縁のある今日この頃です。今年は関西圏で手軽に行けるハイキングや登山をしたいです。




木場木場

先日、基礎着工をしたK 邸・移築新築工事。

構造材などとは別に主に内装部材のうち、建具その他、
使うもの、使えるものは、再利用する予定です。
その為、既存建物は手ばらしで解体しました。

ふつう解体というと、
きいろい重機 ( 先っぽが太はさみになったような)
でざくざく潰す感じがするので、今回の場合とはだいぶ違ったイメージです。

ザ・人海戦術。
組まれた部材を大工さんが手で外していくという、リアルプラモデルの反対。
「壊すのは簡単だけど、つくるのは時間がかかる」みたいなあれがありますが、
つくったのを、戻すのはもっと時間がかかるのでは?と思います。
外れないように組んだものを外すのですから盾と矛。

パソコンで解体時の写真をめくってみるとそこは夏真っ盛りで去年の夏。
なんかやっとここまで来たなあ――自分はなにもしてないけれど――
なんか懐かしいような感じがちょっとします。

けれども実地ははじまったばかり。
そんなことを言っている場合ではなくまだまだまだまだこれからです。

K 邸のような建物の場合、あれがきまってこないとこないと、
ここの寸法がはっきりしないし、でもそこが納まるためにこっちの「割り」次第。
重ねたときの「実際の厚み」、
仕上げ寸法は誤差があるからぎりぎりになるまで判然としない、
じゃあ「取付高」はそのあと、みたいな感じ。

屋根屋さんとか建具屋さん、左官屋さんに板金屋さんと、
いつもの新築工事にまして、施行とか養生期間とかが入り組んでいる印象です。
監督・軒 ( さん) にしてもいつとは少し勝手が違うみたいです。
 
棟梁・山崎さんにすんなり行かないストレス、と言ったらおかしいですが、
大工さんは「イぃ―ッ!」とかってなりませんか?
もともと山崎さんの場合、時間をかける、かかるのは全ったく気にならないみたいなので、
そんなときには、現場監督が「イぃ―ッ!」ってなってしまい/そうになるらしく、
K 邸においても既に兆候あり。

でも山崎さんが楽しそうなのが面白いというのかなんかうれしいというのかとにかく
( 色んな意味で) お願いします。

///
以上です。改行とかフォントサイズ、添削削除、お任せします。
あと30 分程でベルリン行きの搭乗です。木場

(と、原稿締め切りギリギリセーフで空港からメールが届き、いつものように飛び立って行きました。
 今回は5 日間の予定です。横山)



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