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雨男と上棟

特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

 皆さんこんにちは、現場監督の軒です。
朝晩は温度が下がりますが、昼間には温度がかなり上がるので体調をくずし易い時期のようです。

池田に『軒!何やその声!裏返っとる!』っと笑われていますが・・・
実際、私もここ最近、体調を崩し気味で、この齢で2回目の声変わりをしています(笑)。
皆さんも体調管理に気をつけてくださいね。

さて、先月メリット通信に下記の内容を書かしてもらったのですが↓




 皆さんこんにちは、現場監督の軒です。
先月行ったイベント、土佐ツアーでは珍しく2日間晴天に恵まれました。
何か土佐ツアーと言えば雨のイメージが私に有ったのでで拍子抜け手感じですが・・・。

香芝市のSさんに教えてもらいましたが、去年も土佐ツアーは晴れやったようです。
木場君によって創られた?『軒は雨男』の称号は返上しないといけないようですね(笑)。
 
『いやいやあんたは本物の雨男や!』って声がOBさんや業者さんから
聞こえてくような気もしますが・・・。とりあえず返上ということで〜『決定』っと!(笑)


『決定』とか言っておきながら早速、雨男に返り咲いてしまいました。
木場がニヤニヤ笑う姿が目に浮かびます・・・ と言うかニヤニヤしてこっちを見ています。(怒)

と言うのも6月末予定していた和風建築の上棟工事段取りで、雨が邪魔をして困ったからです。
梅雨時期に建てるから雨が降るのは分かっていましたし、想定もしていましたので、早めに材料を入れて
梅雨の晴れ間に工事を進めて行こうと思っていました。

雨の日は倉庫で化粧垂木(屋根の軒の木組部分)の加工をしたり、隅木(瓦屋根の軒剣先部分の下地)の加工をしたりと順調に雨対策の段取りで進めていたのですが・・・

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 倉庫での作業です。山崎棟梁と共に大工の息子2人、真剣に打合せ中です。
見ていたのは、棟梁手書きの図面と言うか計算式、三角形の比率が計算されているようです。

それに沿って木製コンパスやら、丸いカンナを使って屋根の軒先を上方へ反らせる(棟梁は“むくらせる”と言います。)ために隅木に和風建築独特の加工をしています。
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 上棟段取りを【1日目 土台を取り付ける日】・【2日目 2階の床まで骨組みを造る日】・【3日目上棟の日】と組んでいましたが、それがが近づくに連れ傘マークが増えていくではありませんか!
週間天気予報では梅雨の晴れ間全く無し『☂』『☁』のオンパレードです!

山崎棟梁にもニヤニヤされながら『軒ちゃん。雨やな〜』『H邸の時も雨やったな〜』『台風か〜』そう、この時期に珍しく台風が来たんです。6月の日本列島上陸は8年ぶりのようです。

【1日目 土台取り付ける日】の2日前に台風4号が来る予定だったので、台風が過ぎた後は晴れ間がやって来るだろうと思ってましたがここが雨男の真骨頂でした。
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4号で基礎に溜った水をチリ取りで捨ててから、
基礎パッキン、土台と引いて行きましたが、
ブルーシート養生を終える頃には5号の雨雲が・・・(怖)

 続いて「台風5号がやって来る〜」って聞いて意識が飛びそうになりました。3日間をかけて工事をする
予定だったのですが段取り変更で、二日間で棟上をするようになりました。大工さんがスゴク頑張ってくれたので何とか上棟予定日に棟を上げる事が出来ましたが、ホント今回の事で私は雨男だと自覚しました。

雨男の私が現場監督なので、これからも雨に悩まさせられると思うけど、雨に負けずガンバリますので、K様よろしくお願いいたします。

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土台の上に1階の床組み、そして柱を立て2階の梁組み、
いよいよ屋根の梁組を終えると、棟梁自ら棟木を乗せる束を打ち込みます。

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なんとか、無事に上棟を終え、施主のKさんご一家、棟梁で建物の四方を塩・お酒・お米で清め、
工事の無事と竣工をお祈りして上棟終了です。ホッ!!

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