住みながらのリフォーム

先月からT様邸のリフォーム工事を着工しました。
住みながらの1F全面リフォームと屋根・外壁工事です。築年数が古いため、構造的な補強が必要なのは想定していましたが、想定以上でした・・・。
雨漏りしていて腐っていた梁や柱を交換するのは当然なのですが、そもそも柱の本数が少なかったり、梁の大きさが小さかったり、筋交いは全く入っていない状況でした。あと、基礎が無く、柱がそのまま地面に建っていたりと・・・。
腐っていた柱を交換し、補強金物を取り付けました。
筋交いを入れ、基礎が無いところに、新たな基礎を追加しました。
リフォームの場合、新築と違い決まったルール(?)が無く、その場、その場でベストな選択をし対応しなければならないので、どうしても時間がかかります。
でも、このような住みながらの工事の場合、予定より工事期間が長くなりすぎたり、工事予定が変更になると、施主さんにとってすごくストレスになるので、その事も同時に考えなければなりません。
だからと言って、一般的に有り勝ちな「リフォームだから仕方ないなぁ〜。」という選択は・・・。
結局、工期が延びてしまって・・・。
今回の場合も、柱を交換しなければならない状況だったので、キッチンの取り付けを5日ほど延期してしまい、T様にご迷惑をおかけすることになりました・・・。
住みながらのリフォームの場合、この問題(?)は永遠の課題のような気がします。何か良い解決方法が有れば良いのですが・・・。
T様邸の竣工は1月末ですので、全体の工期は遅れる事の無いよう、最後まで頑張りたいと思います!