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〜 相続税が怖い!〜

池田
皆さんこんにちは! 池田です。
私事ですが、年末年始で長めの休暇を頂きましたが
今年はどこへも出かけず、待望の寝正月が出来ました。

しかし!! 年始にスラックスを履いてびっくり! ウェストが、かなりキツイ! 
体重を測ると、【やっぱり〜】3 キロも増えてました。
また、ダイエットしなくちゃ〜 

 今回は相続税の基礎控除についてのお話を少し・・・
普通の方なら【相続税なんて、金持ちの考える事】 で済んでました。

しかし、2015 年1月の相続開始より相続税の基礎控除が
40%もカットされる事になるなりそうです。

ピン! と来ないと思いますが、今までなら、夫が亡くなり、
相続人が妻と子供2人の合計3 人ですと、基礎控除額は8,000 万円でした。
それが、2015 年より4,800 万になるんです。

まだ、ピンと来ない方にもう少し詳しく説明すると、
例えば、西宮市の住宅地に80 坪の土地付き一戸建て
を所有している方が居て、夫が死亡した場合には・・・

その土地の路線価を坪当たり60 万円とした場合には、
80 坪×60 万=4,800 万円となります。(建物の評価は古いのでゼロと仮定します)

その他、現金や有価証券で3,000 万の資産があるとします。
総額7,800 万となりますが、現行では基礎控除が8,000 万ありますので、
どのような相続分与をしても税金はかかりません。

 ところが、新しい税制によると、
場合によっては最大で、3000 万円が課税対象となり、
325 万ほど相続税がかかってしまいます。

但し、相続開始前の居住方法によっては、ゼロになります。
土地・建物を妻が相続した場合には特例が使えるのです。
(夫死亡前の3 年間同居してる子供も対象となります)
しかし、夫の死亡後も一定期間その家に住み続ける事が条件です。

売却した場合には上記ほど高額ではありませんが、相続税の対象となってしまいます。

 更にこんな場合は高額な相続税が課せられます。
既にご主人が他界していて、妻が亡くなった場合、
別居のお子様2人だけで、半分づつ相続する場合には、
更に高額な相続税が課せられる事となるのです。

遺産総額7,800 万−基礎控除4,200 万(相続人2 人分)課税総額3600 万となり、
兄弟1人あたり、220 万ほどの課税がされますので、
合わせて440 万程度の税金が必要となります。

現行では、4%程度の相続人しか、課税されていなかったらしいのですが、
この改正によりかなりの方が対象となるようです。

かなり割愛した内容で説明していますが、実質の増税である事は間違いありません。

所有する土地が市街地で坪単価の高額な場所となると、
わずかな敷地なのに高額な相続税が課せられる事となります。

少しでも気になる方は、税理士さんに相談して、事前に相続額を算出して頂き、
相続対策を万全にしてください!
【俺は、私は、大丈夫!】って思っている方も一度真剣に考えておいてくださいね! 

対策せずに放置しておくと、残された方が大変な事に
なる可能性がありますので、相続対策は先に逝く人の義務だとも言えますよ!

税理士さんに知り合いがいない! とか、税理士に相談までは・・・
と言う方は、私(池田)までご連絡ください。

池田


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