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竣工

特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)
みなさん!こんにちは、現場監督の軒です。2月19日で38歳になりました! 

気持ちはまだまだ若いのに体は正直ですね。現場で連日体を動かしていると、どんどん疲れがたまってくるので、朝起きるのが凄くしんどいです。体も硬くなったせいか、ノビをしただけ出背中が吊ったりもし
ます。そろそろ、体を気にかけた方がいいもしれませんね。

 さて、去年の5月に始まった伊丹市のK邸新築工事が1カ月遅れで、お引き渡しをする事が出来ました。

初めての本格的な純和風住宅でしたので、最初は不安でいっぱい。築80年の建物を再現するのが目的でしたので、現在一般的に建てている家とは全く工事の進み方が違いました。

一番違ったのは窓でした。
今はアルミサッシが一般的ですが、昔は木で窓を作っていたので、昔と同じように木で作りました。

木で作ったガラス入りの建具は、キズなどを付ける心配があるのと、外壁の工事中に汚れるので、大工工
事が終了した位に取り付けるようにしましたが、数えてみると棟上げをしてから約6カ月後の年末でした。

窓建具が取りつくまでは、工事期間中の防犯のために、べニア板で窓建具を作って取りつけていたので、
昼間でも真っ暗! 大工さんたちは、寒いのに窓を開けて仕事していました。

現在の一般的な住宅なら、2〜3日で終わるような工程が、すごく時間がかかったり、初めてする工事もあ
ったり、その都度、私と山崎棟梁と専門の職人さんとで打合せをして決めていきました。

入母屋造りの屋根の瓦葺きは約1カ月かかりました。親子で夏の暑い日に黙々と和瓦を葺いてくれました。

窓廻りには、雨が浸入しないように板金屋さんに、銅板を取りつけてもらいました。神社などの屋根を専
門にやっている職人さんで、黙々と丁寧な仕事をする職人さんでした。

内外壁は、京都の左官屋さん。3人で段取り良く綺麗に仕事をしてくれました。漆喰の事などを色々教えて
くれました。

色々な職人さんや、特殊な材料 経験した事のない工事や、工程 すごく勉強になった思い出に残る現場
となりました。この経験を生かして、工期を遅れないようにするので、また純和風住宅を現場管理してみ
たいです。

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