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最近の工事情況

西村大工
(西村)
先月は一段と体にこたえる寒さが続きましたね。まだ3月なので寒い日が続くと思いますが、早く暖かくなって行って欲しいです。

今テレビをつけると、中国の大気汚染物質が日本に飛んで来ているかもしれないとニュースになっていますが、戸建てやマンションの現場でも粉塵に悩まされる事があります。

現場では、敷居や鴨居の溝をしゃくったり(溝を掘る事を私たちは『しゃくる』と言います。とは言っても私も親方や他の大工さんが言っているのをそのまま覚えて言っているだけなのですが。)、電気カンナや丸ノコで木を削ったり切ったりした木の粉がいっぱい舞うのですごい状態になります。

最近はめったに大工仕事はしないのですが、たまに丸ノコで杉の棚板を加工したりする時は、マスクをしておかないと口と鼻の中が杉の粉だらけになって息が出来なくなります。

マスクをしてもマスクに慣れていないので息苦しくなります。付けても付けなくてもつらいです・・・。
前は多少の粉くらいなら平気だったのに、少し大工仕事を離れると粉や埃にすごく敏感になりなした。

慣れって怖いですね? でもこれが大事で、慣れて行かないとダメな場合もあるし、今は掃除機と繋げられる電気カンナや丸ノコが販売されているので、それらを使っていかないとダメですね。
粉塵対策をしてきれいな現場・健康な体を維持したいですね。

 改造の現場もだいぶんカッコがついてきました。メリット通信を書いている今は、クロス屋さんが壁を仕上げているところです。

この現場は、以前お店をしていた店舗部分の土間を居室に替えたり、2つ有った階段を1つにし、なおかつ上り下りし易いように傾斜を替えたりする大規模リフォームですが、住まいながらのリフォームで朝出勤される施主さんが、夜帰って来られる頃には、最低限の生活が出来るようにするという、珍しい現場でした。

食事が作れないと困りますので、キッチンは取り付けが終わっていつでも使えるように仕上がっているのに、他の壁はまだ柱のままだったり、キッチンの方を向いて写真を撮れば仕上がっているけど後ろを
振り返って写真を撮ると壁が出来ていない状態でした。

トイレも場所移動があり大変でした。朝から水道屋さんに便器を取り外してもらい新しいトイレの床下地を造って、仕上げ材は貼っていないけど夕方には新しい便器をトイレに戻し、仕上げ材を貼る時はまた便器を外して仕上げ材を貼ってから戻します。この時は壁や天井は下地の状態です。

壁や天井に壁紙を貼る時は便器のタンクを外してクロスを貼って戻す、という感じで、外しては復旧しての繰り返しでした。

その現場も壁紙を貼って、洗い工事をすると終わります。長かったようで短かった現場でした。

まだ玄関アプローチのタイル貼りが残っているので天気が心配ですが、あと少しなので順調に進んで欲しいです。

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