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屋根材の種類

野球大好き・力じまんの現場監督 井元
先日、K様邸の住宅診断に行ってきました。
壁と屋根のメンテナンス相談でしたが、屋根材について少し。

既存の屋根材はセメント瓦で、施工後、約14年とのことでしたが瓦の表面のあちこちに小さなひび割れが・・・。





まだ、ひび割れとしてはごく小さなものですが、正直、ひび割れの数が多すぎるな〜と。
カラーベストの場合、10年前後でひび割れが発生しやすいので、塗装のメンテナンスが必要ですが、瓦の場合でもセメント瓦の場合は要注意ですね。
一見、カラーベストより厚みがあるので耐久性があるように思いますが、同様に塗装のメンテナンスが必ず必要になります。
以前も、施工後、18年経過していたセメント瓦があったのですが、塗装のメンテナンスをしていなかったので、全て葺き替えることになってしまったお宅がありました・・・。
屋根材の種類によってメンテナンス時期をキチンと把握しておかないといけませんね。

参考までにセメント瓦と陶器瓦の違いについて。

・セメント瓦
セメントと砂を主原料にして混成し練ったものを加圧成形し乾燥させたもの。
→長所としては価格が安い。
短所としてはひび割れしやすいので塗装のメンテナンスが必要となり、メンテナンスコストがかかる。

・陶器瓦
粘土瓦を焼き上げる前に釉薬(ゆうやく)をかけ色を付けた瓦
→長所としては色を付けて焼き上げているので、経年劣化が少なく、メンテナンスフリーの屋根材とされている。
短所としてはセメント瓦より価格が高い。

メンテナンス性・トータルコストを考えると陶器瓦がおすすめだと思います。

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