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間違いだらけの図面

木場木場
施主さんに図面を確認して頂いたところ、 図面にたくさん間違いがあり、その旨連絡を受けました。

現況建物の柱の位置が違っているところがある。
入れ替えるあらたな設備品番が更新されていなかったりしたほか、
図面ごとの表記が揃っていない。平面図は指示どおりになっているけど、
電器図面の平面図が元のままだったり、建具表の平面図もそのままだった。

外構図もおかしい。施主支給のみの設備なのか、施工もお願いするのか、
下処理工事のみお受けする形にするのか、あと発注と搬入のタイミングも含めて、
図面の指示と書き込みが不明確でわかりにくい。

建具表の特記の書き込み間違いと合わせて、メーカーに送信してしまっていた、
換気計画図の平面図もそのままになっているのでこれも注意すること。
電器図面の表記と器具リストの数が連動してない、部屋名が揃っていないなど。

勝手に先行して書いていた展開図もやっぱり間違っていて、
危うくまえのままで書き進めてしまうところでした。
展開図の建具番号がまえのままでした。開き勝手が、左右反対のままの箇所もあり。
取り付け高さの寸法も標準位置のままでしたが、指示通りに下げる必要がありました。
立面図だけ修整してこちらは変更していませんでした。一致していませんでした。

支給して頂く設備デザインと色品番も間違い最新のものになっていませんでした。
データがなくて書きなおした設備図面も結果まちがい。
指摘頂いていなかったら、もしかしたらこのまま進めていたかもしれません。

改修工事とはいえ、パイプスペースのとりまわしと詳細な位置寸法、
壁ふかし、水まわり設備排水経路の確保、エアコンドレンのスペースも、
明確にお答えするのが難しい項目がまだほかにも残っていますし、
最終的には、現況を見ながらの現場判断、
現場あわせになってしまう部分も出て来るかもしれません。

住まいを解体してしまうのに、こんな内容では・・・と施主さんは不安になられており、
契約日の変更や、あるいは契約しない可能性もあるとのこと。
もし自分が反対の立場、施主さんの立場だったら同じように考えると思います。

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