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「空室が多くて・・・」 

池田 
 皆さま、こんにちは! 池田です。今年もよろしくお願いいたします。
まだまだ寒さが続きますが、頑張って、この寒さを乗り切りましょうね。 

さて、年明けの一回目は、最近急にお話が多くなった賃貸住宅のお話しです。
木造住宅の、リフォームや新築、建替えの仕事を長い間していると、住宅だけではなく、賃貸住宅や店舗などのご相談を沢山頂きます。

その中でも特に多いのが、借家やマンション、長屋にハイツ等の“賃貸住宅”と呼ばれる建物を所有しているオーナー様からの、建物維持管理のご相談で、話の流れで入居率の低下という言葉をよく耳にするようになりました。

弊社は不動産業の免許も有りますが、賃貸住宅を積極的に斡旋する事はしておりません。
建物維持管理のご相談から「なかなか入居者が見つからなくて・・・ 池田さんとこって不動産の免許も
有るんでしょ? 何とかしてくれない?」というお話になる事が多くなりました。

ご相談頂けるのはうれしいのですが、切実な悩みをお持ちのオーナー様に「任せて下さい。」と簡単に、
いい加減なお話は出来ませんが、よくよくお話をお聞きすると、結構改善点が多い事に気付きます。

特に毎回感じてしまうのは、仲介の依頼先です。ほとんどのオーナー様は入居者を紹介してもらう不動産業者さんを1社に絞り込まれています。

本来は、1社とじっくりお付き合いする方が、信頼も出来るし、管理も楽なんですが、どうしても、新鮮味っていう感じが薄れてきます。新鮮味が次第に薄れると、悪気は無くとも積極性が薄れます。

そして、長いお付き合いとなると、お金を伴う新たな提案が難しくなります。
入居率が低くなったオーナー様の、立場を知れば知る程【やるべき事】を提案出来なくなるのです。
 
数年であれば、それでも何とかなりますが、数十年となると、もはや致命的です。
賃貸住宅も新築当時の入居率が未来永劫続く事なんて、絶対に有り得ません。

居宅でさえも、10年程度に1度は建物のメンテナンスが必要なんですから、他人が多く居住する空間と
なると、やはり計画的なメンテナンスは絶対なのに・・・。

しかし、オーナー様もうすうす気付いておられても、「今更、不義理は出来ない。」という気持ちが強く、なかなか動けないというのが実情のようです。

弊社は不動産の免許はありますが、賃貸住宅を斡旋する仕事はしませんので、古いお付き合いのある不動産屋さんの敵? やライバルではありません。

それだけに、色んなご提案を気軽にアドバイス出来る立場なので、もし同じように入居者の問題で頭を痛めておられるオーナー様がおられましたらいつでもお声掛けください。
精一杯の対応をさせて頂きます! 

池田


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