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本100冊

木場木場

2013年のうちに本100冊を読むぞ、と夏の休みもだいぶ過ぎてから思いつきました。
なんであんなこと言ったんやろう?とても届かず――どう頑張っても――無理そうです。
あんまり覚えていませんが、ぱっと浮かぶのを書き出したいと思います。




『戦時下のベルリン: 空襲と窮乏の生活1939-45』ロジャー・ムーアハウス( 著) 高儀進( 訳)
このあいだ、ベルリン・フィルハーモニー50周年記念演奏会に行きました。
途中、スクリーンがおろされ、建設からこれまでの歴史
――コミカルな動きも挟んだ、ツボを抑えた――映像が映されました。
隣にいらした御夫婦、お婆さんのほうがハンカチで涙を拭っておられて、
何処に住んでる人にも誰にでも、色んな問題が立ち上がるとは思います。
それでもベルリン、というところはまた違った事情があるのだろう、ってあらためて感じました。
(あっ、あとメルケル首相を見ました)




『レニングラード封鎖: 飢餓と非情の都市1941-44』マイケル・ジョーンズ ( 著) 松本幸重( 訳)
はじめて行った外国はサンクトペテルブルク(旧レニングラード)でした。
タラップを降りたとき――後悔でもないですが――
来てしまったからには予約した便の出発の日まで(普通運賃を支払えば別ですが)帰る事は出来ない、
どんだけ走っても帰る事は出来ない、という閉塞感みたいなものを感じた事を今でも思い出します。




『ドキュメント 戦争広告代理店』高木徹( 著)
サラエヴォの人が殊更親切だった記憶があって『贈る言葉』という歌がありますが、
あれはたぶん本当なのだろうなあ、と思います。
でもそんな印象も代理店の仕事にコントロールされてる可能性があると思えば、
自分のことでもなにが本当かわかりません。




『不浄の血』アイザック・バシェヴィス・シンガー( 著) 西成彦( 訳)
宗教に纏わる食のタブー、に直結する食肉偽装問題の話がありました。
昨今の偽装問題など、外国から来る人にとっては、
すみませんではすみません、ということだってあるのだろうなあ、
そういうのってプライスレスというか、どうやって補償するのだろう? 勝手に心配になりました。




『英国一家、日本を食べる』マイケル・ブース( 著) 寺西のぶ子( 圓訳)
お父さんお母さんと息子さん2人の、3ヶ月の日本あちこちでの食滞在記です。
日本にもだいぶ慣れたある日、(5歳だったか7歳だったかの金髪)息子さんの姿が見えない。
部屋中探すと、トイレの便座(TOTO 製かINAX 製かわかりませんが)に座って、
うっとりしていた、というところがすごく良いなあと思いました。




そのほか、どん兵衛/天ぷらそば、リフィル版(詰め替え用/カップ無し)を買いました。
年越し用です。



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