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“お伊勢さん”

横山横山

1月半ばに初詣でを兼ねて“お伊勢参り”に行きました。小学校の修学旅行以来ですが、最近“気”とかパワースポットとして話題になっていますよね? 私の周りでも、毎年とか、毎月行くリピーターがいて、そのお伊勢さんの魅力に触れたくなっていたところ、昨年の遷宮です。もう、絶対行こうと決めました。

その昔、バスに長時間揺られた記憶が有りましたが、新名神高速道路を通ると、三田から2時間半で着いてしまいます。近くなったのに驚きました。

 まずは、正式な順序とされる、外宮から参拝します。外宮は豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)という食べ物を司る神様で、丹波の国から呼び寄せられ、外宮の神様になられたそうです。

外宮、内宮共、正殿以外に幾つかの宮が有り、どちらも正殿は、神様の優しい和御魂(ニギミタマ)を祀っていて、ここでは日頃の感謝だけをし、強いパワーを持った荒御魂(アラミタマ)を祀った宮に、お願い事をするそうで、「ここは絶対お参りせなあかんよ。」と、毎月お参りしている方からのアドバイス。

長年そこを見守ってきたかのような大木を見上げながら歩き、お参りをするのは、気持ちの良いものですが、正直“気”は分かりません。

 外宮参拝後、内宮の門前町おはらい町へ、まぁえらい人です。せっかくなので、焼き牡蠣をあてに地ビールを1 杯頂きましたが、何せ人ごみは苦手なので、早々に宿へ戻り、明日の内宮参拝に備えます。

 まだ夜が明けていない、6 時に目覚ましをセットし、朝5 時開門の内宮の早朝参りへ出かけます。そのため内宮から10 分の宿をりました。真っ暗な中、懐中電灯を手におはらい町を抜けます。昨日の人・人・人が嘘のようにシーンと静まり、古い建物をゆっくり見る事が出来、期待が膨らみます。

五十鈴川で手を清め、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の祀られている正殿へ、少しずつ明るくなりますが、人もまばらでシャカシャカと砂利の音だけがひびく大きな木立の中を進むのは、何とも気持ちの良い時間でした。

遷宮されたばかりの正殿は、白木が美しくさわやかです。でも、それだけでは有りません。旧の正殿もまだ隣りに有りました。雨風に耐えて真っ黒になった旧殿と白木も鮮やかな新殿、一度に両方見る事が出来ます。

内宮は、大きな塀で塞がれているので横からしか見えませんが、外宮は結構はっきり両方を見る事が出来ます。行ってから分かった事で、ラッキーでした。(両方見たい方は、解体の予定を確認してくださいね。)

お参りを済ませ、普段買う事の無いお守りを買いました。来年、又、元気でお参りに来て、このお守りを返し、新しいのを買おう!!と思う私。これが“気”“パワー”ですかね〜?


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まだ、照明の灯るおはらい町、
昼間の喧騒が嘘のようです。
あっ、赤福は営業してました。

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五十鈴川に掛かる宇治橋の鳥居は、
旧の正殿の棟持柱をリサイクルしているそうです。
少し明るくなりました。

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正殿の鳥居です。
写真を撮って良いのは、この石段の下までです。
夜が明けました。

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