「最新道具」

(西村)
いつもは用意してもらった書類に「こことここに施主さんのサインとハンコもらってきて」と言われていたのでそのまま言う通りにしていましたが、いざ自分で申請書を作成してみると、いつも言われていたのに覚えていない事に気が付きました。
新しいリノベーションでも木材利用ポイントがあるので、次はすんなりいくと思います。何事もやってみないとわからないですね・・・。
先月の終わりから、西宮市のマンションリノベーションが始まりました。いつも工事開始前に、近隣の方には、工事の時に騒音でご迷惑をお掛けするので、ご挨拶とご協力のお願いにまわります。
施主さんが新しく越して来られるなど、そこに住んでおられず、近隣の方との人間関係がまだ築けていない
ような時は一番苦情になり易いので、特に気を使うのですが、今回は元々お住まいで、リノベーション後に
又住まれるという事で、少し油断していました。
最も怒られ易い時期は解体(とても大きな音とほこりがします。)の時と、工事がある程度進んで、時間とかがルーズになって来た時なので、要注意です。
今回も解体がすんなり行き、ホッとしていたら大工工事が始まった初日に怒られました。確かに私達が使っているインパクトドライバーは回転と打撃でねじを締めこんでいく機械で、その締めこんでいく時の音がカ
タカタカタカタと乾いた音がして結構うるさく、気にはなってはいましたが今まで使っていました。
何年か前にも一度ドライバーの音がうるさいと注意を受けていたですが、当時はまだソフトインパクト(音が静かと言われている)がまだ発売されたばっかりで機械の信頼性が無く、もうちょっとしたらもっと良いのが出るからと、買うのをためらっていました。
又、メーカーが同じなら本体だけ買えばいけるけど、違ったので新しく充電器など機械一式を購入しないと
ダメなのがネックになっていて、結局そのままになってしまっていました。
今回は、さすがに何回か言われていたので大工さんに一個買ってもらったのですが、実際ねじを締めているのを見て、こんなに良い物やったら早めに買っておけば良かったです。今までの物と比べ物にならない程、音が小さいです。
最近は、金槌と釘で大工仕事という事もめったに無くなり、電気と機械が無いと仕事が出来ないようになっ
ています。これからは静音タイプの機械を使っていかないとダメな時代になって来たのかもしれません。