『現在進行形!?』

(今井)
さて今回は、現在進行形の戸建てのリノベーションについてお話させてください。
今更ですが“リノベーション?” と思われる方にサラリと解説いたしますと、
リフォームとリノベーションは、どちらも住宅に手を加える点では同じですが、リフォームは「老朽化し
た建物を建築当初の性能に戻す事」を指します。
一方、リノベーションは、修復だけでなく「用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする」
行為も含むため、より良く作り替えるという目的が含まれて、工事の規模も間取りの変更を伴うような大規模な物を指すことが多いです。あまりサラリではなかった・・・( 笑)
お施主様のT 様、築40年以上の建物ですが、基礎の程度も良くリノベーションを選ばれました。
まずは解体工事。テレビ番組さながらの光景です。1階2 階と外壁の下地を残し全て撤去。
平行して外部基礎の断熱工事 (寒さ暑さもこれで軽減!)
基礎の外回りを掘り起こし、断熱材を貼付け、専用のアンカーボルトで固定します。
そして、解体を始めて分かった、以前の増築工事時に基礎をブロックで施工していた為、今回の工事ではブロック基礎の補強も・・・ 鉄筋の多さに驚き!
本体基礎とブロック基礎にケミカルアンカーを打ち込み、鉄筋を固定。そして鉄筋を組んでいきます!
( こぶしがやっと入るくらい・・笑)
元々の本体基礎は布基礎で、その立ち上がり部分には炭素繊維シートを貼付け強固な基礎にします。
コンクリート改質材を塗り、細いヒビには専用のエポキシ樹脂を注入。
外周基礎立上り部には炭素繊維シートを専用のエポキシ樹脂にて貼り付けます!(ガッチガチですよ!)
まだまだ、色んな工事をして行きますが、今回はこれくらいで・・・