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“近江八幡へ行ってきました”

横山横山

今年の桜はあっという間に終ってしまいましたね。3月末にとても暖かくなり一気に開花したと思ったら梅雨のように雨が続き、あっという間に終わってしまいました。

その後も暖かい、と言うより日中は暑いぐらいで、あちこちで25℃以上の夏日が出ています。寒さがやっと去り、暖かくなったら、今度は夏の暑さの心配をしなければいけません。忙しいことです。

余談ですが、25℃以上で夏日だと、夏日だらけですね。気持ちの良い春はどこに行ったんでしょう? 
夏の苦手な私は、設定温度を上げてもらって「夏じゃない! 春! 春!」と思いたいくらいです。(笑)

 4年前の2011年に滋賀県彦根市で新築工事をさせて頂きました。彦根市と言っても、近江八幡市寄り
なので、比較的近いんですが、近いと言っても事務所からは片道2時間位かかります。

私は現場監督や大工さんのように頻繁に現場に行く事は無いのですが、現場でのお打合せや彦根の役所など道をしっかり覚える位は通いました。

名神高速の竜王インターで下りて一般道を走るのですが、何せ近道好きなので、行く度にナビに逆らい色々と違う道を走っていました。

そのルートが、近江八幡の古い町並みが残り観光バスが停まるような一角だったり、水郷めぐりを楽しんでいる船を見たり、安土城址が有ったりと、とても楽しいんです。時々渋滞エリアに迷い込んで、近道どころでは無くなりますが・・・  一度ゆっくり観光に行きたいな〜と思っていました。

ですが、お引渡しをして伺う用事が無くなると、なかなか行けず、4年越しでやっと行く事が出来ました。

 近江八幡が、近江商人を多数輩出したのは、皆さんよくご存知でしょうが、豊臣秀吉の養子、秀次が、織田信長の没後、安土城下の民を移して築いた城下町だそうで、楽市楽座や、お城の堀、八幡堀を琵琶湖につないで船を行き来させたりして、商いの町としての基盤を築いたんだそうです。

その八幡山城址を背に、近江商人の信仰を集めた日牟禮八幡宮、時代劇のロケ地としても使われる八幡堀、近江商人の町並みなどが、歩ける範囲にギュッと詰まっていて、実際にそこに生活する人はいるもののテーマパークを思わせます。

そして、同じ徒歩圏内に、近江兄弟社の創業者でもあり建築家でもあるヴォーリズの残した洋風建築住宅がたくさん残っており、時代劇を思わせる町並みともうまく同居していて、本当に小さな一角なのに色んな要素がてんこ盛りです。

町並み散策だけで無く、日牟禮八幡宮のそばからロープウェイで八幡山に登ると琵琶湖の対岸まで見渡せますし、水郷めぐりものんびり素敵です。

又、日牟禮八幡宮のそばには、有名な和菓子屋さん“たねや”さんやその系列でバウムクーヘンが話題になっている“クラブハリエ”という洋菓子屋さん、もちろん近江牛を食べさせてくれるレストランなども有り一日中楽しめそうな感じです。

今回はあまり時間を取っていなかったので、駆け足になってしまいましたが、ぜひ今度はゆっくり回ってみたいと思いました。大人の遠足には持って来いの場所だと思います。

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