断熱リフォーム

先日、OB様のご息子にこんな話をお聞きしました。
ご子息「この家って、外断熱にする事って可能ですか?」
井元 「そうですね。可能は可能ですけど、最近、塗装工事されてますよね?」
ご子息「そうですね。去年、したところですね。」
井元 「じゃあ、外壁を又、工事するのは、勿体無いですよね・・・。」
ご子息「実家によく行くのですが、池田さんところで外断熱で建てた実家と、
この家とを比べると、 寒さ・暖かさがあまりにも違うので・・・。」
井元 「そうですか。そんなにも違いますか?」
ご子息「全然違いますね・・・。」
最近、断熱リフォームのお話をよく頂きます。断熱リフォームで外断熱にする事は可能です。基本的には、既存のサッシがそのまま再利用(種類によっては一部交換)出来れば、家の外だけで工事する事が可能です。そうすれば“家の中にほとんど入る事が無い。”ので、工事中のストレスも大幅に軽減出来ますね。
(ポイントはどんなサッシが付いているかでしょうか。)
工事時期としておすすめなのは、10年〜15年で外壁や屋根のメンテナンス工事をすると思うのですが、そのタイミングに合わせるという事です。足場工事が1回で済むというのが単純な理由です。足場工事代って結構大きいですからね。
また、断熱リフォームは興味があるけど、大掛かりなのはちょっと・・・。
という場合には、外断熱とは逆に「短期間で家の中だけで工事する。」事も可能です。
壁の断熱材を強化する事は難しいですが、(短期間でなければ可能。)窓・床・天井の断熱工事であれば、比較的、安く短期間で工事可能です。
窓は、やはり、今流行りの“内窓設置工事”が断熱効果が高く、壁と屋根は「現場発泡断熱工事」がおすすめではないでしょうか。工期的には1〜2日なので、両方したとしても3〜4日位でしょうか。
只、注意が必要なのは、断熱工事に限らずですが、金額を下げるために、工事を少しづつ何回にも分けてしてしまうことでしょうか。実際、こういう方が結構多いように思いますね。結局、合計したら高額になってしまってて・・・。
工事で大切なのは【目的】をはっきりさせ、やるときはやる。やらないなら一切やらない。何事も【中途半端が一番ダメ】という事ですね・・・。
断熱工事は【省エネ住宅ポイント】の対象になります。ご興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。