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先日・・・

木場木場

先日のことです。ミャンマー北部、秘境の山をめざすというドキュメンタリー番組を見ました。ベースキャンプとなる麓まで、最寄りの空港から、現地で募ったポーターとともに徒歩でジャングルを行き、折々の村を繋いで3週間も4週間もかかります。

やっとのことで、ベースキャンプとなる場所を設定して下見や登頂計画を検討に入ります。双眼鏡を覗いて山頂までの斜面の形状とか距離、積雪の量などの確認。平面的には衛星写真も参照しながら、尾根伝いに、山頂まで繋がるルートを検討します。

持参する装備品の種類、点数の選択をしますが、最小限の荷物で、かつあらゆる状況に対応出来ないとなりません。(一人10kg 位まで、って言ってました)

翻って、着替えの長ズボン持って行こうか、とか携帯湯沸かし棒(味噌汁、ティーバッグ用)とコップも一応入れとこうかなあ?フロントで借りられるかなあ?預け荷物の重量は大丈夫だろうか?当日、追加料
金とか言われたら折角のLCC なのにあほらしい、みたいなゆるい選択ではありません。

生き死にが掛かっています。肝心の登頂ルート。ベースキャンプからでは、手前の峰が邪魔をして、尾根に一部見えない部分(たしかブランクって言ってました)があり、そこがどうなってるかわからず行って見なわからん、ということでした。

(結果、その部分が深い谷になっていて登頂を断念することになりました)

登頂前、登山家は「不確定な要素がなにもなくすべてクリーンになってしまうとあまり意味がない」
というようなことを言っていて、ああそういうことってあるかもしれないなあ、

となんの努力も(当然)成功をすることもないくせして思い至ったのは、しんどさと成功のバランス、
というか、むしろしんどさ成分のさじ加減みたいなことを人間(また大層な!)は欲するのではないかと
いうことでした。(整形、というか美容整形への違和感があるとすれば、この辺が絡んでくる気がします)

衛星写真がもっと鮮明になって、インターネットの地図サービスとかカーナビみたいに立体地図になり、
難易度に応じた経路と、その所要時間の検索だって可能、対応する装備品(そのポップアップ画面からアフェリエイトでネット購入可)も瞬時に提示する、みたいなこともやろうと思えば出来そうです。

冒頭のベースキャンプからの双眼鏡の場面で、もし可能(是非とも不可能であってほしい)ならあそこで、カメラを搭載したドローン(小型無人機)を飛ばせば話は早くて、ブランク部分がどうなっているか判明、ルート選択が明瞭になります。

ただそうした選択肢の違和感ってこれなんなんでしょう?双眼鏡だって倍率とか解像度とかテクノロジー
の進化のはずなのに、そこまでは折込済みで、そもそも4 週間歩いたのだって、もし麓までヘリコプター
が使えたら使ったでしょうし、エベレストに登る人もネパールまで飛行機でいくやんなあ、とか・・・

(なにが言いたいのか愚痴なのかなんなのか、わからなくなってきました。話をかえてしまいます)

星野博美『みんな彗星を見ていたー私的キリシタン探訪記』を読みました。
隠れキリシタンとか火刑(とろ火、という処刑法があったそうです。文字通りのとろ火です)とか。
前後して、映画『新・猿の惑星』を途中から観ました。

そこは猿が(チンパンジー?との上下関係とかありましたっけ?)が、人間を支配している、という設定です。黒っぽい感じで隊列を組み、わがもの顔で旗と武器とを振り上げて行進する場面とか、
映画(まして40 年まえ)って感じがしなくて、見たことある気がして時制がこんがらがってしまいます。

そのほか、エヴァン・オズノス『ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13 億人の野望 』
も読みました。古本をネット書店で購入しました。開いてみると2段組でそこそこの頁数でした。
著者が外国人(米国人)で外からの視点というのも大事な点だろうと思います。

あっ、あと全然関係ないですが、犬、わんちゃんって、犬種の違う犬同士が出くわしたとき、
お互いにどういう感じなんでしょう?「うわっ、外人や!」なのか?
「・・・(うっとり)」だったり、「化け物!気持ち悪っ!」だったりするのでしょうかどうでしょう?

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