現場の図面( タブレット導入)

先月はI様邸のマンションリノベーションお引渡し、今月は同じくN様邸のお引渡しと、ラストスパートの追い込みが続いてます。
尼崎市、西宮市、宝塚市でも現場が進行中です。現場が沢山重なって来ると、全ての現場に毎日行けるわけでは無いので、職人さんへの指示をどうするか? 特に大工さんに・・・ですね。
そのために「現場の図面」が有るのですが、設計から上がって来た図面を現場にすぐに持って行けない場合が有り、職人さんに「ちょっと待って・・・。」という時が出てきます。
また、打合せ等で、図面に変更が有った場合も同じですね。
変更の度に、図面を印刷して差し替えるのですが、これも何十枚にもなるので結構大変な作業で・・・。
そこで、今回、導入したのが「現場用のタブレット」です。
図面や打合せの議事録を「フェイスブック」で管理しているのですが、大工さんにタブレットを持ってもらう事によって、リアルタイムに情報を共有。出来たばかりの図面もすぐに確認でき、とても便利な物ですね。
上の写真はタブレットで図面を確認している小島大工さんです。結構、使いこなしてます。(笑)
今回は若い大工さん2人から実験的に採用してみました。
すごく良い感じなので、次は最年長の西村大工さん(おやっさん)が挑戦する予定です。
おやっさんは僕の母と同い年なので勝手に「タブレットなんて必要無い!」と拒絶されるんじゃないかと思い込んでいました。
が、「ちょっとやってみる?」と聞いてみると、意外と? あっさり「うん、いいよ。やるよ。」と・・・。
なんか、すごく嬉しいですよね。
前向きというか、若い大工さんには負けてられないという意気込みを感じるというか・・・。
かれこれ20年近く、池田住宅で仕事をしてもらってて、すごく信頼している大工さんなのですが、まだまだ頑張って欲しいと思います。
気づくと、僕も現場監督20年。(四捨五入すると50才。)おやっさんに負けてられないので、まだまだ、
頑張ります!
それにしても、時代は変わったものですね。この仕事を始めた頃は、携帯電話もあまり無く(ポケベル?)、どうやって現場管理してたのだろう・・・?と。それが、「現場用タブレット」ですからね・・・。
でもこれで、僕があっちこっち? と走り回ってても、現場はロス無く進んでいってくれるかな。(笑)