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〜終の棲家〜

池田


『終の棲家』について、皆さんはまじめに考えた事ってありますか?
私にとっては『終の棲家』=最後の家=老後の家ってイメージです。

その終の棲家も、色々な形態が有ります。 例えば、

・今住んでる家と田舎に建てた別荘などを行ったり来たりしたりして、生活されている方
 (2地域居住とも呼ばれています) 羨ましいです。(笑)

・今住んでいる家を建替えやリノベーションして終の棲家と考えておられる方

・今住んでいる家を売却して、便利なマンション暮らしを考えておられる方

弊社に相談が多いのは、今の住宅を売却してマンション暮らしを計画しているという場合です。
 その計画に今の住宅がどれ位で売却出来るのか? 
 そして、どんなマンションに住むのが自分達に合っているのか? 
 そのマンションの価格はどれくらいか?            というようなご相談です。

実はこの相談は多いのですが、何故か現実化されにくいのです。

その理由は、荷物が入らない、今の生活圏から離れたくない、新しい人間関係構築に自信が無い、
思ったより自宅の売却価格が低い、思ったよりマンションとリフォーム代金が高額になる・・・ 
等々 理由は沢山有ります。

そのため、最初は住み替えの予定だった方々が、
結局、自宅の建て替え、リノベーションへ変わる事が非常に多いんです。

どちらの選択が正しいという事は有りませんが、
比較的郊外に住まわれている方の場合には、私は強く住み替えをお奨めしております。

既に日本の人口は減少に転じていますし、世帯数の減少も進み出しました。更に若い世代のマイホーム
取得欲求は年々低下している事を考えると、住宅用の不動産の下落は止めようが無い事実です。

この事を考えてみると、売却出来る時に処分して、駅近のマンションへ移動し、
老後は便利な場所で暮らして頂きたいと思っています。

私の義父は今年で83歳ですが、田舎暮らしのため未だに車に乗って、買い物に出かけています。
帰省する度に車の凹みが気になります。 本人曰く、

「車幅感覚がおかしくなって来たので、そろそろ免許を返上して車には乗りたくないが、
そうなると、買い物にも出かけられなくなるので、田舎では生活していけないから、どうしたものか?
かと言って、この年でこの地を離れては生きていけない。」

と言われると、皆さん出来るだけ早く便利な場所へ移って頂きたいと強く思うのです。

池田


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