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〜住宅診断〜

池田

こんにちは、池田です。
台風、台風の連続で夏があっと言う間に終わってしまいましたね。

今年は猛暑で残暑も厳しいという話だったので、てっきり10月半ばまで、
暑さに悩まされると思ってましたが・・・。

 今月は『住宅診断』についてです。
毎月、数軒の住宅診断をしています。年間にすると50軒以上のお宅を調査している事になります。

これだけ多くの住宅の床下や屋根裏、外壁、屋根を調査していると、
さすがに、怖い事、辛い事、色んな事が有ります。

中でも、現場スタッフが一番怖がるが、屋根裏や床下で生き物に出会ったり、
その亡骸に出会う事のようです。

ヘビ、猫、ハクビシン、ヤモリ、ムカデ、スズメバチ・・・など、色んな物に遭遇するようです。(笑)

「大の大人が何を怖がってるの?」と思われる方もいると思います。私もそのように思ってました。(笑)

スタッフ曰く「床下や屋根裏みたいな狭い空間で、いきなり、そんな生き物と遭遇しても、
逃げ道が無いんですよ! どれだけ恐ろしいか・・・。」

確かにそうかもしれません。

外であれば、簡単に逃げる事が出来ますが、屋根裏や床下などでは、身体の自由は、ほぼ有りません。

そんな中で、襲われると痛い思いをさせられる、怖い相手と遭遇しても、逃げる事が出来ずに
“じっと身体を硬直させて耐える事”しか出来ないとなると、普通より怖いと思います。

そんな経験があるので、住宅診断の依頼の中で、
『壁の中に何かいるような音がする・・・。』
『屋根裏で何か音がする・・・。』

というような、ご相談の場合には、皆が特に嫌がります。(笑)

誰が床下に潜るのか? 
誰が屋根裏に上がるのか?       お互い譲り合いが続きます。(笑)

私が  「ぐだぐだ言うてんと、さっさと行け!」 と言うと、

スタッフ「どうぞ! どうぞ!」 と私を誘導します。(笑)

それほど、怖いみたいです。

 次に辛い事です。

・床下がカビだらけで、湿気でベタベタでドロドロ。
・屋根裏が雨漏りで、あちらこちらの木が腐っている。

どちらも、見た瞬間に覚悟が必要です。

床下や屋根裏を覗いた時点で、ある程度は予想が出来ます。

実際に身体を入れて調査をするので、見た瞬間に覚悟が出来るので、
生き物に遭遇するに比べると、覚悟だけの問題なので、耐えられるらしいです。

ただ、カビが大量発生してる住宅の床下に潜る時には、必ず防護マスクが必要です。

以前、マスク無しでカビだらけの住宅の床下に潜った時には、
スタッフの一人が帯状疱疹になってしまい、1週間ほど入院する事になりました。

それ以降は、マスクは常備するようにしておりますが、カビは怖いです
舐めてかかると手痛い事になりますね。

それでも、沢山の家を見ていると、
築年数で、ある程度、見る前に予想がついてくるようになるんですよ。

これが経験値なのかもしれません。

ですから、

私が「明日は築○○年の住宅診断だから、段取りしておいて。」と言うと、
どんな家か? ある程度が想像が出来るようで、
持参する道具や着替えなどを周到に用意してくれています。

怖い、辛いと言っても仕事ですから、やらねばなりません。

そして、慣れてくると、次第に諦めて?(笑)行くようになり、
いかにスムーズに点検が行えるのか? 
身体の負担にならないのか?

を考えて段取りをするようになります。

何事も経験というのは、大切ですね。

池田


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