〜終の棲家 パート2〜
先月からの続きです。
先日、事務所に、あるお客様が来社されました。
初めて弊社にお問い合わせ頂いてから、実に12年のお付き合いの有るお客様です。
以前から、終の棲家として、
木の家で平屋を建て替えたいというご要望をお聞きしていたお客様です。
わざわざ事務所に来られて、「終の棲家に対する結論が出た。」 との事でした。
結果は・・・「健常者が入れる有料の老人ホームへの入所をお決めになられたとの事。」
正直に申し上げると、「終の棲家は私達がお手伝いしたかった。」 という気持ちが強く有りましたが、
お客様が、“安心して、楽に暮らせて、子供達にも心配を掛けない暮らし”を得られる
という事を考えれば、もちろん大正解だと思うんです。
ただ、全ての人が選択出来る方法では有りませんので、人によって様々なんですが、
立派なホームを見ていると、まだまだ若いはず? の私ですが、「羨ましいな〜」 と思えます。
この結論に辿り着くまで何年も悩まれて、決断されたようですが、
終の棲家って、絶対正しい答えという物が無いだけに、難しい選択ですね。
その結論を説明して頂くために、わざわざご訪問頂き、「お世話になりました。」というお言葉まで頂き、
私の方が恐縮してしまいました。
その時に、プレゼントとして、下の写真ような物を頂きました。
今までお住まいになっていた住宅を処分する前に、ほとんどの物を処分したそうなんですが、
処分出来ない着物を解いて、ご自分で作られたそうなんです。
写真で見るより現物は更に素敵で、いつもカバンに入れて、利用させて頂いております。
「N様 ありがたく利用させて頂いております。」
ご依頼頂いている、棚板の件もうしばらくお待ちになってください。宜しくお願いいたします。
