“現存12天守と空中散歩”

気持ちの良い季節になりましたね〜 と書こうと思ったら、とても寒いです。今年は(最近、毎年な感じですが)秋が短いんだそうです。
先日“現存12天守”の一つ、松本城に登って来ました。松本城は、小さなお城ですが、現存する日本最古の五重天守という事で国宝に指定されています。
小さなお城ゆえか、天守閣に登る階段も小さく、
登る人と降りる人、すれ違うのも一苦労です。
私は平日に行きましたが、それでも結構な観光客が
来ていました。
土日などは、待ち時間が出る程の人気だそうです。
お堀から眺めると、天守閣の横に造られた“月見櫓”
が目を引きます。敵に攻められた時の守りの要、
天守閣の横で「月見ですか〜?」と思ったら・・・
天守は文禄2〜3年(1593〜4年)頃の築造と考えられていますが、月見櫓は泰平の世になった寛永10年(1633)頃に、徳川家光の善光寺参りの宿として提供するために造ったそうです。納得です。
ですが、明治時代には、競売されたりして荒廃がかなり進んでいたそうですが、12年も掛けて大修理を行ったので、倒壊せずに済んだそうです。「こんな大きな物、競売に掛けられるのか・・・?」とちょっと違っ
た感心をしてしまいました。
次の日、幸い秋晴れに恵まれ、景色を望めそうだったので、新穂高ロープウェイに乗りました。
ロープウェイを2つ乗り継いで、標高2200メートルの展望台まで、一気に登ります。
第2ロープウェイは、日本唯一の2階建てゴンドラで、見るのも、乗るのもちょっと、かなり怖い感じです。
が、ロープウェイから見る景色も、展望台から見る景色も、登山やトレッキング等にご縁の無い私にとっては、「こんな高いとこ、来た事無い!」というもので、パノラマに広がる穂高連峰や、遠く槍ヶ岳等も見れ貴重な体験でした。
今回も思ったのですが、どこに行っても、外国人観光客が多いですね。
京都、奈良はすでに観光されたリピート客さんが、どんどん日本全国あちらこちらへ出掛けてるんだろうな〜と、色んな言語の中で毎回実感します。
さて、次はどこの天守に登ろうかな・・・。