長屋リノベーション

明けましておめでとうございます。今年の抱負は・・・ |
去年の11月に、A様邸の長屋リノベーション工事を着工しました。
築何十年?の木造平屋建てです。かなり古い建物なので、
基礎や構造材の補強工事が重要になります。
ある程度、予想はしていましたが、実際に解体工事が進むと、予想外に基礎が弱っている所や、土台が腐っている所があり、工期はどんどん延びていく方向に・・・。
リフォームや新築の工事をしていて、いつも感じる事が、「見えなくなる所」の補強工事や下地工事の方が、やっぱり時間が掛かりますね・・・。
設備や建具工事などの「見える所」の仕上げ工事の方が何倍も早いように感じます。時間が掛かるという事は、建物にとって、こういう「見えなくなる所」が大事なのかなと。
それに、有ってはならない事ですが、「見えない所」は、万が一、工事にダメな部分が有っても、容易に直す事が難しいため、工事もより慎重になって、時間が掛かってしまうという感じでしょうか・・・。
布基礎からベタ基礎にするため手作業で土を掘っています。
2tダンプで6台もの土が搬出されました。
鉄筋補強をするため、既存の基礎に接続アンカーを打っています。
アンカーと鉄筋をつなぎ、ベース筋の完成です。
強度の低い基礎や土台・柱は全て撤去しました。
20本以上、柱補強をする予定です。
A様邸は2月末、引渡し予定。
最後まで工期に追われて(笑)頑張りたいと思います!