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“現存12天守その後”

横山横山

 新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
さて、せっかち過ぎる私ですが、寄る年波か、気持ちと体のバランスが・・・
という事で、今年は、仕事も家事も遊びもゆっくりと落ち着いてしたいと思います。


 昨年10月に松本城天守に登り、現存12天守4城目達成と喜んでいた“大人のスタンプラリー”
2〜3年で制覇を目指していたのですが、暗雲が・・・。

来年は、四国に出かけ1度に3城ゲットして、一番遠い青森県の弘前城は、大取りかな?
等とネット検索していたら、何と天守が動いてるんです。

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弘前城の天守閣、その足元の石垣に、右の写真“はらみ”と呼ばれる石垣が外側に膨らむ現象が現れ、大地震などで、崩落する危険が有るとの事で、天守閣を移動させて、大修理が行われる事になったそうです。

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写真は全て、弘前公園のHPからお借りしましたが、天守が移動してるの分かりますか?
70m動いているそうです。

その工事計画が上の写真で、まずは濠を埋立て、足場を組み、建物を解体せずに移動させる曳屋(ひきや)という工法で、高さ14.4メートル、総重量約400トンの3層からなる弘前城(天守)を、約3か月掛けて本丸跡に移動し、石垣の修理を行った後にもう1度、 曳屋(ひきや)で、元の位置に戻すという物です。

で、工事は平成25年から始まり、昨年の秋には曳屋が終わり、天守の耐震工事をした後、公開もされているようです。再び曳屋で、天守を戻すまでが、5年、全工事の終了までは10年の予定だそうですが、弘前市では、工事の短縮化が出来ないか? 検討されているとの事です。

「あぁ〜、10年したら、私いくつ?」工事終了を待って、大取り行くべきか? 本来の位置じゃなくても、
行くべきか? 因みに弘前城の本来の天守は、別の場所に有ったんですが、落雷で消失してしまい、200年間天守の無い城だったのを、江戸幕府に櫓の改築と届けて建てたのが、今の物だそうで、いわく付きです。

これも、いわくと慰めて行こうかな・・・? 10年後元気やったら、もう1回行く事にして・・・
等と、揺れております。


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