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エアコン取り付けの続きです。

西村大工
(西村)

先日、家を解体し、現在新築中のお施主様が、エアコンを処分するとの事で、
まだ新しいエアコンを1台持って帰らせて頂きました。

 私がした外し方は、冷房運転し、室外機のプロペラを2〜3分回した後、室外機に付いている小さい方の
配管のバルブを閉め、運転し続け、ある程度時間が経ったら今度は大きい方のバルブを閉め、運転を停止してコンセントを抜いて、配管がつながっているナットを室内機側、室外機側共に壊さないように外します。
ナットを緩めた時にプシュと少しガスが漏れましたが、何とかどこも壊れる事なく外す事が出来ました。

しかし、取り付ける段になって新たな問題です。電気屋さんがエアコンを付ける時には、全部繋いでから配
管の中を真空にする(真空引きと言うらしい)ようで、真空引きをした方が良いとアドバイスされました。

もちろん、配管の中を真空にするポンプなど私は持っていなくて、どうしようか迷っていました。
買うと5〜6万円するし、買うんやったら電気屋さんに頼んだ方が良いし、
電気屋さんに道具借りるのも迷惑が掛かるし、どうしようか・・・? 

ネットで色々見ていたら、真空引きしなくても取り付け出来るような事が書かれていたので、やってみる事にしました。(経費節約もありますが・・・)

まずは、古いエアコンを外しましたが、ダクトを見ると、太陽に当たってボロボロになって穴が開いていたのと、今度のエアコンとはダクト形状が違っていたので、ダクトも新しく付け替えました。室内機を取付けて配管もうまく繋ぐ事が出来ました。

 後は配管からガスが漏れていないかが心配でしたが、バルブを開けると繋いだ配管にガスが詰まっていく感じの音が聞こえて、漏れている気配も無かったので、ホッとしました。が、試運転で風量最大にしているのに風量がなかなか上がらなかったので、失敗したかなぁと思っていたら、しばらくすると勢いよく風が出てきました。後は風が冷たくなれば、取り付け成功です。

じっと待っていてもしょうがないので、道具を片づけたものの、1階に降ろすかどうか迷いました。
失敗だったら、又、外さないといけませんが、その時は又後日にしようか・・・、
道具を1か所に集めていたら、ヒュウっと冷たい空気が吹き出し口から出てきたので、安心しました。

配管をテープで巻いたり、壁に穴が開いているので粘土を詰めたり、電気の線がやっぱり短いので継ぎ足す等、ちょっとした仕事が残りましたが、後日しようと思います。

今回エアコンを取り付けてみて良い経験をする事が出来ました。(もうエアコンを取り付ける事は無いと思いますが、笑)

一番しんどかったのは、室外機を3階の部屋まで上げた事です。室外機を養生マットで包んで、帯2本を両端にくくって1人で上げました。暑い日だってので久しぶりに汗が額から流れ落ちました。

新しい室外機をやっとの思いで上げて、少し休憩してから、又、古い室外機も同じように落とさないように壁に傷つけないように、必死に下しました。途中手がしびれてきて危ない所もありましたが、目立った傷がつかなかったので良かったです。

もう1人いれば簡単に運べただろうし、取り付けも楽に出来たと思います。やっぱり電気屋さんに頼んでおけば良かったと取り付けてから思いました。電気屋さんもこれからの時期大変だろうと思います。
頑張って下さい。

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