〜 築70 年の長屋のその後 〜
昨年は余裕の有る仕事が出来ずにご迷惑をお掛け致しましたが、
今年の抱負は【出来ないお約束は安易にしない!】と心に刻みます。
昨年、今年こそは完成させるぞ! という意気込みだった平屋のモデルハウス、
4月頃には後1ヶ月も有れば、完成出来そうな雰囲気まで漕ぎ着けましたので、
正直な所、夏までには余裕で完成と見ていました。
ところが、春頃から今度は次から次へと現場が重なり、大工さんがいなくて、
誰も平屋には近づけなくなりました。
と言っている間に秋になり、「何が何でも年内には完成させるぞ〜!」号令を掛けて、
いざ大工さんに入ってもらうような段取りになってみると今度は、
最後の仕上げ段階のみを残しているのですが、
その細かい仕上げ方法の記憶が定かでは無い事に気が付きました。
工事が順調に進んでいる間は、細かに打ち合わせをしたり、
図面を作成したりしていたのですが、半年近くも空いてしまうと、かなり記憶が曖昧です。
大工「確か、ここは棚を新しく作るっていう事で、
この材料が現場に入っていると思うんですが、奥行きはどれ位と言ってました?」
池田「えっ、覚えてないな〜、その板材の巾から見ると大体分かるやろう?」
大工「後で文句言われないなら、適当にやりますけど・・・」
池田「この建具の引き込みを隠すラインまで壁をふかすので、
棚にするって話しやったと思うわ・・・」
大工「あ〜それなら、大体想像つきますから、分かります。
とりあえず、荷物だらけになってるので、材料とかを整理してからにしますわ。」
半年も現場を空けると、記憶だけではなく、既に倉庫化していた現場には他の現場の材料が
大量にストックされて、身動きが出来ない状態です。
久し振りに見ると、完全に倉庫でした。(笑)
という事で足掛け丸2年が経過した今も完成しておりません。(笑)
既にモデルハウス用に購入した特殊な断熱玄関引戸、全ての水を軟水化させる機械、
湿度、温度を調整する換気システム等々、沢山の商品の準備まで出来ていますので、
今年こそは完成させます。
この平屋が建つ場所は、伊丹市の御願塚古墳の遊歩道に面していて、
春には桜並木が見事なので、そのあたりに内覧が出来るように致しますので、
皆様アテにせず少しだけ期待していて下さいませ。
春までの完成を断言したいけど、どうかな〜
ここまでダラダラとしてしまうと、何も断言出来なくなってしまいます。
どうなる事やら・・・。
