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〜天災に追い回されてるような気がします〜

池田

 少し過ごし易くなって来ましたね。やっとエアコン漬けの毎日から開放されるようになって来ました。今年の夏はエアコンの効いた部屋から出るのが、本当に辛く、一歩外に出た瞬間から滝のような汗が・・・。

車に乗り込んでも、車外温度が40℃を超える日が何度有った事か・・・、毎年、夏が恐ろしくなって来ていますが、昨冬もかなり寒い日が続きましたし、安定しないようになって来ているような気がします。

このところ、何か自然災害が増えて、恐ろしくなって来ました。6月の地震、7月の西日本豪雨、8月の台風20号、9月の台風21号と24号、さすがにこれだけ災害が続くと、私の中に有った、

『阪神大震災を経験したから、私の生きている間に、あれより大きな地震等の災害には遭わないだろう!』

という強い思い込みが、完全に崩れてしまいました。現在は、
『来年の夏も間違いなく、大きな台風が来るだろう。』 という風に考えてしまうようになりました。

わずか数ヶ月で自分の中にある、平和な日常ってのが、もろくなるんですね。

 そして、我が家では災害時の電力確保についての重要性が強くなりました。
と言うのも、台風21号で停電が26時間程続きましたが、今までに経験した事が無い長時間の停電で、普段何も考えずに利用していた電力が、これ程有り難い物なのか? と改めて激しく感じました。

停電当初は数時間で復旧すると思い込んでいましたが、停電が長引くに連れて、次第に不安が増し、何より、暑い時期なだけにエアコン無し、当然扇風機も無し、給湯器も動かない、冷蔵庫に冷凍庫も駄目、携帯だけが唯一、外と繋がる情報収集源でしたが、その充電も出来なず、ほぼ何も出来ない状態でした。

停電から12時間もすると、冷蔵庫の庫内温度がじわじわと上昇して、冷凍物が次第に解凍されつつなり、焦ってきた時に、ふと思い付いたのが車からの電源供給でした。

私の車はハイブリット車だったので、電源を取り出せるんじゃないか? と車を覗くと
「ありました!」コンセントには最大1500Wとあります。

車のエンジンを掛けっ放しにして、長い延長コードで自宅まで引き込み、最大1500W以内になるように、冷蔵庫1台、冷凍庫2台と携帯電話の充電と余った電力で電動シャッターで窓を開けたり、TVを見たり、LED照明を利用したりと、かなり色々な物が使えるようになりました。

ガスは普通に来ていたので、給湯器に電力を送れば、お風呂にまで入れる状態になりました。

でも、一晩中エンジンを掛けていたので、ご近所に迷惑にならないか?と何度も外に確認しに行きました。

が、20分に1度アイドリング程度のエンジンが数分掛かるだけで、うるさいという感じでは無かったのと、何とご近所さんも、自宅駐車場の車のエンジンを掛け、皆さん涼んでおられたので、安心して電力を利用する事が出来ました。

ハイブリット車ってすごく災害に強いって、感じました。もう1台あれば最大3000Wまで利用可能なので、不自由を感じなくなるかもしれません。更に感心したのが、一晩中エンジン掛けっ放しにしたのに、ガソリンが一目盛すら減らなかった事が、更に私をハイブリット崇拝者に変えてしまいました。(笑)

皆さん、災害時にハイブリット車はお勧めです。車を買い替えの際には、一度ご検討くださいね〜

追伸 100%電気自動車はとてもエコですが、蓄えている電気を使い切ったら、自己発電出来ないので、長時間停電等の災害時には、ハイブリッドの方が良いのでは〜 と今回思いました。

池田


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