緊急事態宣言の下で・・・

4月7日、緊急事態宣言発令、近畿では大阪、兵庫が対象になり、
4月16日には全国に拡大されました。
日常生活に必要な最低限の店舗のみ営業で、どこにも出掛けられず、
悶々とする中、散歩人口が増えました。
年度替わりの4月から、若い頃かじった茶道と洋裁教室に通う事に
しましたが、洋裁教室は、3月半ばに開講延期のご連絡、
茶道は1週目こそ行きましたが、取り敢えず5月半ばまでお休みになりました。
ぽっかり空いた時間・・・家でする事・・・ さすがに読書ばかりでは飽きます。
テレビは、コロナ関連のニュースかワイドショー、ドラマは収録が出来ないようで
再放送ばかり。うっとうしい、気が滅入ります。
そんな中、花粉症対策に買い置きしていたマスクが少なくなって来たので、
マスク作りを始めました。家に有ったガーゼハンカチを集め、
ネットで入手した型紙を頼りに、少し厚手のガーゼを表と裏に、
薄手のガーゼを真ん中に挟んだ3層、いえ、ガーゼハンカチは2枚重ねなので6層です。
ネット動画で見た通り縫い代1㎝で作ってみると、ゴワゴワと納まりが悪く、
サイズも表示より小さくなり、これはダメ。縫い代を出来るだけ小さくし、
ステッチを掛ける事で良い感じになりました。
次に耳に掛けるゴムですが、売り切れ続出で、代替品(色んな人が色んな物を試しています。
こういう有事の中で、知恵を働かせる人って素晴らしいですね。)として、グレーのタイツを切って使うと、これが家に有ったゴムより耳に負担が有りません。
早速、子供宅に送ると、娘(大阪市内で医療に従事していますが、4月3週目からマスクが
毎日支給されなくなったとの事)から、もう少し大きくと、改善希望の連絡が来ました。
そこで、サイズを大きくし、使い捨てマスクに使われている鼻の高さに合わせる針金
みたいなの(形状保持テープというらしいですが、やはり売り切れ)を、医療従事者の夫
(三田では毎日支給されている)がマスクから取り出したのをためて、再利用し、
バージョン2を作成しました。
で、又ネットを見ていると、若い子の間でPoloのボタンダウンシャツをリメイクするのが
流行りらしく、それが結構可愛いくて、「うちにも有るわ~」と、古いシャツを取り出し、
リメイクを始めました。
もう着ていない、まぁ要らない物です。
失敗も怖くありません。
襟を襟台ごと外して、丸襟のカーディガンを載せて
襟開きを決め、左右対称になるよう
背中の中心で半分に折って、ジョキジョキ切り、
バイヤステープで留め、袖もカフス部分を外して、
同じバイヤステープで留め、裾を短めに切って完成。
調子に乗って・・・
丈が短くなったので、
一旦はゴミ袋に入れたワンピース。
でも柄が好きだったので、袖を通さず着てみて
ズズズと下げるとひざ下丈のスカートになりそうです。
袖付けの下でジョキジョキ切って裏地ごとロックミシン
を掛け、三つ折りにして、ゴムを通し完成。
どれもこれも、かなり自己満足の世界ですが、材料費ゼロです。(笑)
何かしらしないと、気が滅入るばかりです。
普段は忙しくて出来ない、“家でする事”を見つけて、気を紛らしながら、
嵐が過ぎるのを待ちましょう。