~実家の建て替え 2~
昨年末に完成した母の実家ですが、住んでみて、
母が感じているだろうと思われる事を紹介してみます。
① タイマー式電動シャッター
⇒ 時間設定をしておけば、
日が暮れる頃になると自動的にシャッターが下りて、
日が昇る頃になると自動的にシャッターが上がるという優れ物です。
が、しかし、全ての設定は私が行わねばならず、冬と夏では日没、日の出の時間が
違い過ぎるので季節に応じてタイマー設定の変更が必要だが、
やはりこれも私の役割となってしまった。
まだ答えは出ていませんが、慣れというのは恐ろしいもので、
不便でシンプルな生活に慣れていると結果が便利でも、
設定等が余計に面倒な物と思えるらしく、覚える気は無さそうです。(笑)
こうなると、高齢者の方に電動シャッターはお勧め出来ても、
タイマー付きはお勧め出来ないかも?と思うようになりました。
② 床暖房とエアコン暖房
⇒ 建物は超高気密、高断熱の地中熱利用住宅なので、
本来床暖房は必要有りません・・・が、
いつも我が家(高気密、高断熱住宅では有りません。)の
床暖房が気持ち良いと言ってるので
設置してみました。(地熱利用住宅で初の試みです。)
結果は無意味で、始めの数日、床暖房を点けましたが、暑すぎて気持ち悪いというので
OFFにしたまま。
エアコンの暖房温度も当初は20℃設定でしたが、現在は18℃です。
それでも掃除機を掛けたりしているとじんわりと汗ばんで来るとの事です。
床暖房高かったのにな~ (笑)
③ 玄関の電気錠
⇒ 想像以上に便利に使用しているようです。
ピンポンを押すと直ぐに開錠してくれるようになりました。
でも当初は毎回玄関まで開錠に出て来ていました。
インターフォンに開錠ボタンが有るのに・・・(笑)
電気錠より良かったと思えるのはインターフォンに連動して、フラッシングを繰り返す、
照明のような物がかなり効果が有りました。
と言うのも、普段補聴器を付けている母ですが、
自宅に居る時には、補聴器は疲れるから・・・という理由で外しています。
そのため以前は、何回インターフォンを押しても、外から電話をしても全く気が付かず
玄関のドアを激しく叩いても全く反応せず、家に入れない事が多かったのですが、
このフラッシング照明を取り付けてからは、即反応してくれます。(笑)
かなり助かっていますが、
母ではなく、実家を来訪される方が助かっているようです。(笑)
④ 地中熱利用住宅
⇒ ちょうど昨年末に引き渡しをしたので、
今年は寒さを感じる事が無かったので、
身体が楽だったと言ってましたが、
暖冬なのでそれほどのメリットを感じていないのかもしれません。
まだ夏を経験してもらっていないので、次の夏が楽しみとの事ですが、
冬の室内が常時安定して暖かいので外出する時が困るとの事です。
外の温度が分からないために部屋着に1枚追加して外出すると、
直ぐに風邪をひいてしまうらしいのです。こちらも慣れですかね。(笑)
⑤ ランニングコスト(電気代、ガス代)
⇒ 母の家はオール電化で、ガス代は掛りませんが、
電気でIHクッキングヒーターとエコキュートを利用していますので、
電気代のみの支払いで、
ガス代も含まれていると考えて頂いて問題無いと思います。
まだ住み始めてから間が無いので、電気の検針は2度だけです。
1度目は、引き渡し後1週間程、工事を日中に行っていたので電気代が少し高めでした。
電気代 1月分 12月23日~1月26日 17,185円
太陽光 1月分 12月23日~1月26日 15,960円 実質-1,225円です。
電気代 2月分 1月27日~2月24日 11,686円
太陽光 2月分 1月27日~未検針
通常、冬は暖房費が最も高くなる原因なので、年末年始が一番高額になります。
年末の引き渡し時期には工事中の使用料も有るので、明確な数字では有りませんが、
おそらく母の家の一番高い時期で電気代は、13,000円前後と推測出来ます。
太陽光は日射量が最も減少する12月の発電が最低となる事を考えると
上のデータを見て頂いても分かるように、全ての月で相殺するとプラスになりそうです。
引き続き、高齢の母の使い勝手をリサーチして、ご報告させて頂きますね。
