梅雨入りと大工のトイレ事情(コロナ禍編)

(西村)
皆さん、どう過ごされていますか?
今まで自粛生活をしていて、緊急事態宣言が解除になったからと言って、
以前のような生活に急には戻らなくて、早く前みたいに戻って欲しいです。
今まで暑い日が続いていたのに、
梅雨に入ってから本格的に天気の悪い日が多くなりましたね。
材料をトラックに積む時や降ろす時に限って雨が強くて、
ビショビショになりながら積んだにも関わらず、
積み終わったら雨が止んだりする事はよく有る事だと思います。
先日も夜勤の仕事の準備で「あれ要る、これ要る、これ使うか分からんけど、
何が有るか分からんから、取りあえず積んどくか?」(この取りあえず積んどくが、
なかなかのクセモンで、持ってる事によって意外と工事の選択肢の幅が良い意味で広がり、
とても重宝します)
とか言いながら選り分け、いざトラックに積む段になり雨が降って来て、
トラックのシートを掛けながら、材料を極力濡らさない様に積み込んではシートを掛けて、
最後にもう1枚シートを上から掛けて終わった頃には、皆、ずぶ濡れになっていました。
夜現場でシートをめくって材料を確認したら、濡れていなかったので、
私達が濡れた事は無駄じゃなかった、と思いました。
以前は車が倉庫の中に入れて、雨に濡れずに積み込み出来ていたけど、
今の倉庫はそれが出来ないので雨が降ると大変です。
ともあれ雨が降れば何をするにも大変です。
最近井元と現場に行く事が多くこの前、
「屋根に上ってコーキングしている所を写真に撮って。」と言われました。
屋根に上っている井元は貴重なので喜んで撮りました。
今回、載っているかもしれません。(笑)
先月の終わりから大阪市でマンションリフォームをしていて、もうすぐ終わります。
私はよく、トイレ問題を書きますが、今回も頭を抱えていました。
緊急事態宣言が解除になったけど、
大阪のコンビニのトイレは相変わらず封鎖している所が多く当てにならないからです。
が、今回は設備全部が新設入れ替えなのでキッチン等は撤去しても、
トイレだけは、ギリギリまで使わせてもらおうと残していました。
でも解体時にトイレドアを撤去したので、開放感のあるトイレになっていました。(笑)
現場では簡易トイレを使う事が多く、
以前、弟が手伝いで来た時「トイレどこ?」と聞くので、簡易トイレを指さし「あれ」
と言っても「どこ?」と言うので、近くまで行って「これ」と言うと、
えっ!という顔になり、しばらくすると姿が見えなかったので
「どこ行ってたん?」と聞くと「コンビニ行って来た。」と言ってました。
後で聞くと、簡易トイレでは抵抗があって出来ない、信じられないとまで言われました。
やっぱり建築関係はちょっと特殊な仕事なのかな?
それに慣れて感覚がマヒしているのか? 外の現場でも簡易トイレが
有ればどこでもトイレが出来る免罪符みたいになっています。
(大きい方はさすがに無理ですが・・・)
工事途中で水道屋さんが配管の仕込みに来て、トイレの配管が今のまま使えると言うので、
最終ギリギリで便器を外そうか? ほんまに最後まで置いといて問題無いか?
迷いましたが、もう取ってしまおうという事になりトイレを外しました。
やっぱり外して正解でした。
配管の位置は合っていましたが、配管が昔の物で今と径の大きさが微妙に違うので、
今の配管の大きさに変換しないといけなかったので、外してみて良かったです。
施工的には便器を外して良かったけど、簡易トイレを持って行ってなくて、
トイレをしたくてコンビニに行ってもやっぱり使えなくて、
どうしようも無いので、ちょっと早いけど皆で現場を出る事にしました。
工事は作業以外での問題も多々有り過ぎて悩ましいところです。
早くコンビニでトイレが出来るようになったら良いなと思います。
コンビニの本来の使い方じゃないですが・・・。