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明けましておめでとうございます。

西村大工
(西村)

 今年の目標は・・・  
丑年なので、何事もゆっくりじっくりどっしり? 行いたいです。

 さて、リフォームをしたお宅の奥さんが、
ずいぶん前に家を見てくれていた大工さんに

「和室の床下に物入れを作ったから・・・」

というような事を聞いていたらしく、工事中、和室の下に
「本当に物入れが有るか?見て欲しい。」と言われていました。

工事の終わり際、和室を見ましょうか?と言ったものの、
和室の下に物入れを作るのはあんまり聞いた事が無いし、

場所も分からず、点検口は真ん中辺りに作るので、
とりあえず真ん中辺りを見てみる事にしました。

が、畳の上にはカーペットで、ベッドが2台、私一人でどうしようか?迷いましたが、
奥さんが手伝ってくれ1台動かし、カーペットをめくり畳の半分だけ見えたので、
持ち上げて引っ張って何とか1枚めくりました。

でも、畳の下は床板が取り外せるようになってなく、他の畳をめくるのは大層だったので、
体が入れる位床を切って床下を覗くと、パッと見は変わった感じは無く
「物入れは無いかもしれませんね」と言いながら見渡すと、鉄の箱みたいなのが見えたので、床下に潜って近くで見てみると床下収納庫らしい物が有りました。

畳を戻し、又ベッドを動かし、その場所の畳をめくるとそこに収納庫が有り、
奥さんと二人「ほんまに有ったんやね〜」と。

蓋を開けると収納庫の箱と同じサイズのダイヤルが付いた金庫がすっぽりとはまっていました。

半信半疑だった奥さんはホントに金庫が入っていた事に驚いておられましたが、
ダイヤルと鍵の付いた金庫なので開かないかもしれない・・・
テレビの“開かずの金庫を開けてみました”
のように鍵屋を呼ばないといけないかも・・・と思いました。

奥さんに「開けてみて下さい」と言うと、
又「開けて」と言われ、大事な金庫を私が開けても良いのか?
と思いながらノブを回して開けてみましたが、鍵が掛かって開きませんでした。

あーダメかもと思い、ダイヤルは触らずに、鍵だけ回して
もう一度ノブを回すとカチッと音がして少し開いたので、奥さんに、開けても良いですか?
と確認をして、ドキドキしながらゆっくりと金庫の扉の開封の儀を行いました。

頭の中で、古いお札とか年代物の何かが出てきて「ウォーー」という想像をしながら、
期待して扉を開けると

そこには、なんと古ぼけた紙らしきものと小さい箱が入っているではありませんか?
それをゆっくり手に取り見てみると、紙らしき物は金庫の取扱説明書でした。

もう一つの箱に望みを掛け、箱の引き出しを開けてみるとカラッポ!!  
二人で顔を見合わせて笑いました。

がっかりな反面、貴重な時間とちょっとした期待が有り良い経験が出来ました。
それにしても金庫が床下に在るのは驚きましたが、私の物じゃないけど残念でした。

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