ご相談が・・・
先日、古くからのお客様より連絡を頂き、事務所にご来社頂きました。
ご相談が・・・
と、ご連絡頂いていたので、
何か嫌な予感がしていましたが、予感は的中しました。
開口一番「転勤が決まってしまいました!」
私「やっぱり・・・」
実は今から8年位前に弊社が土地を分譲させて頂き、
その後、新築の打ち合わせをしている時に、転勤になられ、
最近やっと関西に戻られていたんですが・・・
再度転勤の話しが上がったとの事、
さすがに、次は年齢的にも、「戻れないだろう・・・。」 と寂しそうに言われてました。
以前と違い子供達も大きくなって来たので、もう少ししたら、小さな家を建てて・・・と
お考えになっていたようで、とても残念そうにされていました。
実は転勤の有るお仕事に従事されている方との打ち合わせ中に、かなり頻繁にある事なんです。契約の1週間前に転勤が決まって・・・という話しも、1度や2度では有りません。
それまで数ヶ月掛けて打ち合わせをして来て、いざと言う時に、転勤の辞令を受けた時には、
どれ程ショックが有るのでしょうか?
ご連絡を頂いた時の力無いお声を聞いている限り、相当なものだと思っています。
ただ、間もなく契約〜着工を考えて段取りしていた私達も、かなりのショックなんです。
が、さすがにお客さんの落ち込み具合を見ると、自分達の都合は何も言えないので、
同じように「残念です。」としか、言えないのが辛いところです。
今回は既に8年前に、その辛さを克服しておられました。
でも、いつかは新居! と思われ、今まで、更地を駐車場にして、
その時を楽しみに待っておられたのに、ご年齢からもう戻れないと、
土地の売却を決断されるって、また別の辛さが有るんだと感じました。
売却時期の相談をさせて頂いてお帰りなられたのですが、
その後、売却予定地を久し振りに訪れ、駐車場の除草をしていると、
「やっぱり、売るのは勿体無いな〜。」と感じておられたと、後で知りました。
駅徒歩2分以内、南向き、敷地北側は遊歩道、
道路は私道で4mなので決して広いとは言えませんが、
便利な土地だし、北側は借景が有るので、開放的な土地です。
近いうちに販売資料を作成して、またこちらでご報告させて頂きますが、いずれにしても、
又、OB様が一組離れて行くのは、やはり寂しいです。
