緊急事態宣言、再び

昨年暮れのお稽古で、先生が
「長年、お茶をしていて初釜が無いなんて経験無い・・・」
と仰りながら、初釜が中止になりました。
でも、年末年始のコロナ患者の増加、
三千家家元の初釜中止がニュースになる度
迷われながらも年内に決められて、
先生もホッとしたお正月を迎えられただろうな〜と私も安心しました。
緊急事態宣言が発令されると、1月2月のお稽古は中止、
始めたばかりの編み物サークルも、宣言明けまで中止になりました。
又、ポッカリ時間が空いてしまい、はてさて何をしようかな・・・?という感じです。
昨年のステイホーム時に、身の回りの整理をされた話題はよく聞きますし、
私も、古いレコードを聞けるようにしたり、古い毛糸をセーターにしたりと
放りっぱなしを少しずつ解消しましたが、その第二弾を・・・
4年前に孫が生まれて、おもちゃや紙おむつ等、孫の物がどんどん増え、
それが床の間を占拠し出しました。
どうせならと、3年前に思い切って床の間を潰し、収納に変えてしまいました。
物は片付いたんですが、次は、お雛様どこに飾る?
とか、掛け軸はどうする?
という問題が・・・
でも、面倒で放っていたんですが、
コロナ禍で時間が有る昨年、ようやく手を付けました。
掛け軸と言っても、なんでも鑑定団に出そうか?
なんてすごい物では無く、
夫の実家を処分する時にもらって来て、
私達夫婦がいなくなれば、きっとゴミに出されるか、
せいぜいリサイクルショップ行きです。
じゃあ、今掛けて、その命を全うさせてやりたい!
という事で左の写真、
玄関を入り、廊下へ曲がるコーナーで、
スペースを広く取るために斜めになった壁が、
調度掛け軸の幅です。
そこに床の間に付いていた金具を付け、吊るしました。
玄関からの光は受けず、
窓も無いので紫外線劣化しません。
もう一つ、長ーく放って置いた宿題、その廊下に沢山並んだ丸い物、ロイヤルコペンハーゲン
という陶器ブランドのイヤープレートで、一昔前、これ集めるの結構流行ったんですよね。
価格は当時、1枚5,000〜6,000円
と結構お高いんですが、
年に1回なら・・・と、
結婚した年から毎年集め始め、
数枚の時は、クリスマスに飾っていました。
ですが、枚数が増えると場所を取って飾れず、
結果、ただ買うだけになっていました。
枚数は全部で26枚と
2000年2001年のミレニアムプレートで計28枚に。
私自身も面倒になり、メルカリで売る?と思ったりしましたが、
いやいや飾ろうよ! と、
ネットでプレートハンガー、100均でフックを買って、やっと日の目を浴びました。
その下の棚は、娘の内裏雛と息子の兜がギリギリ載る台をイケアで購入し、
床の間代わりの季節の飾り棚に。
下に同色のバスケットを買い、いつも箱のまま置いていた缶ビールや
田舎から送られて来るミカンを入れて収納しています。
雑然とした廊下物置状態も何とかしたかった宿題です。
今は梅の絵のお皿と観葉植物ですが、孫娘4才はうちに来ると必ず、何が飾られているか?
この台をチェックすると娘から聞きました。
シメシメ、仕事で忙しい娘夫婦が出来ない、
こんな遊びを孫に伝えられたら・・・と
思っているババの目論見は成功です。
今年、節分用に、鬼の子がやって来ました。
孫の反応が楽しみです。ババ馬鹿ですね。(苦笑)