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「神戸市灘区のマンションリノベ始まりました!」

 こんにちは、設計の池田 郁夫です。
早々と5月の下旬に梅雨入りしましたが、
快晴の日も多く梅雨らしい日が続いたのは数日のみ・・・

こんな感じが続くのか? 梅雨らしくなっていくのか・・・?

毎年、すこーしだけもち米を植えているのですが、今年は6月がえらい忙しく・・・
未だに植える事が出来ておらず・・・どうしよかと・・・(汗)

 さて、前回にも書かせてもらっていた神戸市灘区のマンションリノベーション工事は、
無事に契約・近隣の挨拶回りを終えて、6月中旬に着工しています。

まずは、解体工事から。

水回りの設備はもちろん、既存の床・壁・天井全てを撤去してもらい、
コンクリートの躯体が見えるところまで解体(スケルトン解体と言ったりします)
をしてもらいました。

解体後はコンクリートとサッシだけの大きなワンルームの状態になり、
その空間に新たな住まいを作り上げていく事になります。

マンションリノベーションのプランを行う際、
現況調査や竣工図の確認等で出来る限りの把握に努めますが

どうしても予想になる部分も有るので、
この解体後は設計士にとって“答え合わせ”のような時間になります。

余裕を持った設計をしていたら“答え合わせ”をしなくても良いんでしょうけども、
都市部のマンションリノベーションは床面積が限られている事が多く、

占有空間をいかに有効に、使い易くする事 が至上命題だと思うので、
気付けばいつもピチピチの設計になり、
ドキドキハラハラしながらの解体後の現場確認となってしまうわけです・・・。

今回もその“答え合わせ”を行いましたが、
FL(床の基準高さ)・天井高さの設定はまずまず。

大きな問題は無し。水回りも配置を動かしていましたが、
ある程度想定通りの位置に排水口が在ったので、こちらも問題無し。

問題、と言うか、頭を悩ませたのが、床面。
一階住戸という事もあり、床面にスタイロ(ボード系断熱材)敷設+生コン打設
という仕様になっていたのですが、住戸全面ではなくて各居室ずつの施工となっており、

間仕切り壁があった部分は断熱材も生コンも無いので8cm程の溝が発生し、
各室の土間高さもバラバラ(1〜3cmの差)で
「こりゃあ床下地組みする大工さんは大変だ・・・」と冷や汗。

どんな住まいに仕上がっていくのか!メリ通でお伝えしていこうと思います〜
コロナでどうなるかわかりませんが、出来れば完成見学会もしたいところ・・・。
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