夏がきました。

いよいよ、夏到来ですね。
それにしても、この梅雨もあちこちにひどい被害をもたらしました。
中でも、熱海の土石流の映像は、想像を絶する恐ろしさでした。
1日でも早く行方不明の方が見つかり、
非難されている方々の生活が日常に戻って欲しいです。
そんな中、NHKが、3年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた
岡山県倉敷市真備町を特集していました。
内容は、小田川が氾濫し浸水した家屋が取り壊され、
そこに住んでいた住民は帰って来ないけれども、
最大17.7%値下がりした土地に、住宅資金が潤沢でない若い世代が
移り住んできているという事でした。
取材を受けていた方は、
ハザードマップ(自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化した物)を確認し
水害の保険にも入って「水害は怖いが、目の前の家族の幸せを考えると、
水害を理由に手頃な物件を購入しないというのは考えられない。」と話されていましたが、
アンケートでは、そこに移り住んだ人達でハザードマップを確認した人が2割、
非難場所や経路の確認をした人が3割だった事にとても驚きました。
一方、元々住んでおられて被災された住民は、
8割の方がこの地域を危険と思われているそうです。
被災を経験した人と被災していない人では、
危険性についての感覚が全く違うという事なんですね。
もちろん、河川の改良や治水等の対策は進められるべきでしょうが、
とても時間が掛かりますし、
最近の雨の降り方を考えると、完全に被害を無くすのは難しいでしょうね。
私もそうでしたが、子育て世代が「家が欲しい!!」という気持ちはとてよく分かりますが、
安心出来る家を造る立場で、孫の成長を願う年齢になった私としては、
とても複雑な気持ちでテレビを見ました。
話は全く変わりますが、全く自己流だったので、
基本を習いたいと昨年春から通い始めた洋裁教室ですが、
緊急事態宣言発令で度々のお休み、この春およそ1年掛りで、1着目が完成しました。
夏の法事用に、綿麻混紡の濃紺生地を買っていたのを、
はおり物としても着れる前開きワンピースにしました。
復習を兼ねてほぼ同じデザインで2着制作中です。
ほぼ半世紀前に父が娘二人のお土産に買って来たタイシルクです。
多分タイ土産だと思いますが、定かでは有りません。
ワンピースが完成したら、父に聞いてみましょう。
87才、覚えているでしょうか・・・?(笑)
これが「一体どこで着るねん!? 」という派手さで、
色黒の私には黄色にピンクやグリーン等原色の大きな花、
色白の妹には、フューシャピンクグラデーションの大柄、
まぁ早い話、どっちもとても派手!!
あまりに派手なので、裏側を表に使ったら?
と仮縫いしたところ、
黄色は案外、表の方が良くて、
ピンクは裏の方がピンクの色が抑えられ、
シルクの光沢が引き立つので、裏を使う事に決定。
父の思い通り、黄色は私がジーンズに合わせて着、
ピンクは妹の誕生日プレゼントにしようと思っています。
真っ黒大好きの妹がピンクを着るかどうかは分かりませんが・・・。(笑)
紺色ワンピースは、お手本にしているのでしわくちゃです。
黄色は、ミシンの作業が終わり、後は手縫いなので、
夏休みにチクチク仕上げようと思っています。