ー5月ー

皆さんこんにちは!
池田住宅建設の池田成志です。
4月の頭から気温がぐっと上がったり、ちょっと下がったりと、
まだ少し肌寒さは残しつつも、日中は28℃等暑い日が有り、
早過ぎる夏を想起させる気温になってきましたね。
現場の大工さんと一緒に施工させて頂いているので、
私も必然的に職人さんと同じように半袖になりました。
半袖になった初日から日差しが強く、早くも腕・首はジリジリと焼けていっています。
又、うだるような暑さと爽快感のある夏が来るのだなと、
嬉しく感じながら日々現場に出ております。
最近なんですが、仕事終わりにコソコソと倉庫で丸玄能(まるげんのう)を磨いております。
丸玄能? と聞くと何それ? となりますが、簡単に言ってしまえばハンマーです!
ですが、大工さんの使う金槌(ハンマー)には色々種類が有り、
ハンマー貸して下さいと言えば怒られる事も有るとか無いとか・・・
そこで調べてみた結果、ハンマー・金槌・トンカチ全て同じ物を指す
言葉のようです。ハンマーとは英語で槌(つち)を指す言葉です。
なので打撃部分が木やゴムの場合はウッドハンマー等と言うようです。
大工さんが使う、打撃部分の片側が平らで、片側がわずかに膨らんだ
凸状の物を“玄翁”“玄能”(どちらも“げんのう”)と基本呼ぶそうです。
調べてみると色々分かり、自分で調べる事の大切さをまた実感出来ました。
私が磨いているのは金槌の打撃部分です。
これには鉄製の物やステンレスの物が有りますが、私のは鉄です。
それをグラインダーという電動の工具で磨き上げました。
最初は真っ黒だった槌が、磨く事により、
鏡のような光沢を持ち、顔すら映すようになります。
ですが、その過程は磨き上げる忍耐が必要になります。
忍耐の無い私にはもはや苦行と言えるでしょう。
ですが完成した金槌を想像し、仕事終わりにコツコツと磨く事おおよそ1週間・・・
見事に、うっすらと顔が見えるようになりました。
磨く事を仕事にしている人には、
「まだまだだな」と一言、
言われてしまうかもしれませんが、
私はとても満足しています。
まだ、柄を付けてはいませんが、
写真を見て頂ければ嬉しいです。
画像が荒いので、仕上がりについては想像でお願い致します。(笑)