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京都に神戸、そして尼崎

西村大工
(西村)

 これから冬になって行き、
コロナとインフルがどうなるか? 
分かりませんが、周りも大分落ち着いて来ていると思い、
京都文化博物館で開催している“新撰組展2022”に行ってきました。

いろいろ新選組にまつわる展示物が沢山有りましたが、
見に行くきっかけになったのが、土方歳三の愛用した刀、
和泉守兼定が展示されるのを、新聞か何かで見た事でした。

ガラス越しでしたが、初めて本物の刀を見て感動しました。
隊士から隊士への手紙等が沢山有ったのですが現代語に訳されている物はごく一部で、
どれも言葉が難しくて、分からない物が多かったです。
戦争中の80年前の字が読めないのだから、150年前の字が読める訳無いですよね。

 初めてと言えば、50年近く阪神間に住んでいますが、
先月、初めて神戸元町の南京町に行きました。
中華料理を食べに行くのがメインじゃなくて、下の娘の成人式の着物を
三宮のお店に選びに行きました。

2年前の上の娘の時も、同じ所で写真を撮ってもらったんですけど、
着物選びの時は私は行っていなくて、家族写真の時に行きましたが、
写真を撮るだけでも結構時間が掛かり疲れたので、この時はすぐに家に帰りました。

後々、お店の位置と南京町が近い事を知りました。

あれこれ着物を選び終わり、時間も昼頃で歩いて行ける場所だったので、
見物と食事を兼ねて行きました。
初めは、屋台で何かを買って、食べながらぐるっと回ろうとしましたが、
人が多くて、食べながら歩くのはちょっと無理そうだったので、お店に入って食べました。

街の感じと、店の中の独特な雰囲気が有って良かったです。
料理も美味しくて、今まで行かなかった事が、不思議でした。
今月写真を撮りにみんなで行くので、又、行ってみたいです。
子ども二人が成人を迎える事が出来たので、ちょっと肩の荷が下りたかなと思います。


 先日いつも応援に行く大工さんの建て方(上棟)の応援に行きました。
大体は神戸辺りで仕事をしている大工さんですが、今回は珍しく尼崎市だったので、
家を出る時間を1時間ずらして出発しようと思っていましたが、前日の連絡で
8時30分に現場集合で良いという事だったので、どこか心の中で、近いからと油断して、
ちょっと遅刻してしまいました。(汗)

車の中で
「8時半集合という事は、近くに学校が在って、レッカーが入られへんからかなぁ。」
と話しながら、現場に着くと、道幅の狭い専用通路の奥の家でした。

大体は分かっていましたが・・・
冗談で「レッカーいつ入って来るん?」と聞くと、
「今日は手上げ(柱や梁の木材を人力で上げる事、しんどいです。)やねん。」と。
「言ってくれたら良かったのに・・・。」「言ったら来うへんかもしれんやん。(笑)」
「手袋も持って来たら良かった〜。」と、朝からワチャワチャしていました。

2階の梁組は、先に家の周りを組んでから、その上に乗って梁材の両端にロープを結び、
上から二人で引っ張り上げて組んでいきます。

大きい梁材はユニック(クレーン付きトラック)の届く範囲で吊ってもらい、組んでいきました。
大きな家では無いんですが、幅36センチ、長さ4メーターの大きな梁材も有り、
重たくてなかなか、持ち上がりません。
それでも、何とか4人で3階建てを屋根の防水シートまで張り終わりました。

以前は、時間が有っても、棟が上がったら終っていたんですけど・・・(笑)、

でも、もっと昔は全部手上げやったと思うと、ぞっとします。

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