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〜まだまだ続く電気代高騰〜

池田
池田歩

 電気代の高騰で、頭を痛めている池田です。
以前はあまり興味が無かった電気代の仕組みですが、
勉強すると、かなり複雑で、理解するのが面倒です。

が、そうも言ってられないようになって来たので、必死です。(笑)

幸いにも、1 月分(請求は2 月)から8 月分までは7 円/kw、
9 月分は3.5 円/kwの補助が、国から出ますので、かなり軽減されますが、
10月以降の発表が無いので、何らかの対策は必要だと思います。

因みに電力会社7 社(関西電力は値上げ見送り)が4/1 より大幅値上げしますので、
事実上、政府の補助金は“効果無し”です。

[条件1]オール電化+太陽光(固定買取期間終了 もしくは、 2020 年以降設置)

 ⇒  昨年、深夜電力が大幅値上げになったので、深夜電力によるエコキュートの
   沸かし上げは、大幅な値上げとなっています。既に太陽光発電の固定買取期間が
   終了した方は、現在の買取価格が8 円/ kwhと考えると日中に沸かし上げるのが
   ベストだと思えます。しかし、雨の日等は、逆効果となります。

   深夜電力の単価は15.2 円/ kwh(基本料金は別)です。
   これに燃料調整費10.91 円/ kwh(1 月〜8 月-7 円)+再エネ促進賦課金3.45 円+
   託送料金 約0.27 円=ざっくりですが、23 円/ kwh 弱となりますので、
   買取価格が23 円以上の方以外には、深夜電力を使うメリットが見当たりません。

[条件2]関西電力の従量電灯A 以外で契約の方
          (なっトクでんき、e おとくプラン、e スマート10 等のプラン)

 ⇒ 従量電灯A の段階電気使用量単価は、上記のプランよりわずかに割高になりますが、
   燃料調整費の単価がかなり違います。なっトクでんきプラン 2 月の燃料調整費+
   再エネ促進賦課金+託送料金300kwh以上単価の合計が約42.72 円/kwh
   (1 月〜 8 月は-7 円で35.72 円/ kwh)これを従量電灯Aに変更すると、
   上記と同じ条件で計算すると。35.06 円/ kwh(1 月〜 8 月は-7 円で28.06 円/ kwh)
   となります。

これを見ると、どう考えても従来の規制料金と呼ばれる従量電灯Aの契約プランに変更すべき
と思いますが、今後、関西電力が全国7 社の電力会社の後追いで、値上げするという事に
なると、この従量電灯Aが、一番値上げの対象になるプランなので、その時には
再度契約プランの見直しが必要になると思います。

 今回は分かり易くするために、基本料金等分かり難い所をすっ飛ばして計算していますが、
知らないと大損するのは、間違い無さそうです。
自分で分からなければ、いつでもアドバイスしますので、私まで電話下さいね。

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