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早い秋

横山横山

 これが、お手元に届く頃は、
二十四節気の“立冬” (冬になる時)七十二候の 
“山茶始開” (つばきはじめてひらく
 十一月七〜十一日頃 サザンカの花が咲き始める)頃か、

“地始凍” (ちはじめてこおる 同十二〜十六日
 大地が凍り始める)頃でしょうか?

ですが、これを書いている今は、“寒露” (冷たい露を結ぶ)
七十二候の“鴻雁来” (こうがんきたる 十月八〜十二日
 ガンが渡来し始める)です。
で、本日十二日の三田の最低気温は、7.5度でした。


例年に無い!、記録的な! と言われた暑い、暑い夏が終わったと思ったら、
手のひらを返したように寒いですよね?
過去の気温を調べてみると、三田市で、最低気温が一桁になるのは、十月二十一日なので、
10日近く早いです。

でも、ほんの2週間位には、寝る前にエアコンで寝室を冷やしていました。
近年は「暑い!暑い!暑い!寒い!!」
「寒い!寒い!寒い!暑い」と季節が変り、程好い季節がどんどん飛ばされていますね。

という分けで数日前より冬布団を使用し、夜は、足元にひざ掛けを使っています。
こたつの登場も時間の問題でしょう。

気象庁によると、今年の冬は“暖冬予想” だそうです。
“エルニーニョ現象” と“正のインド洋ダイポールモード現象” で、偏西風が蛇行し、
平年より北を流れるから“西高東低” の冬型にならない・・・という事ですが、
本当でしょうか?

でも、この夏、記録的な高さとなった日本海の海面水温が、 冬も平年に比べて
高い状況が続くと予想されるため、一時的に寒気が流れ込むと雪雲が発達し易くなり、
大雪の可能性が有るとの事です。

各地でカメムシの大量発生がニュースになっていますが、お天気の言い伝えに
「カメムシが多いと大雪なる。」というのが有るので、心配です。

これも最近は、毎冬、各地で、ホワイトアウトや立往生が発生していますので、
寒い季節に出掛ける時は、天気予報のチェックが必須ですね。


 話は変わりますが、数日前、父の卒寿(九十才)のお祝いに
山口県の周防大島まで行って来ました。兄弟、連れ合い5人、一台の車に乗って
他愛もない話をしながら行き、両親も喜んでくれ、よく飲み、よく笑い、雑魚寝で寝る、
久し振りの事でした。

今回、お祝いはもちろんですが、兄弟揃っている時に、父にこれからの意向を聞きたい
という目的も有りました。九十才の父は、食べる量が減り、小さくなりましたが、
甘い物や寿司等、好きな物はそれなりに自分で食べられますし、トイレも自分で行きます。

コロナで外出が減り、足腰が弱ってしまい、外にはでほぼ出掛けませんが、
家の中は自由に動けます。耳はかなり遠くなり、耳元で大声で話さなければいけませんが、
認知症は有りません。

十年ほど前、突然体調が悪くなり、救急車を呼ぶと、島内の病院ではなく、
岩国の国立病院に運ばれました。車で行けば1時間半位ですが、
バス、電車、バスを乗り継ぐと連絡が良くても約3時間掛かり、
母は、近くの宿に寝泊まりして付き添っていました。

今は、そのバスも近くのバス停が廃線になり、母も今年八十五才になるので、
10年前のようには行かないでしょう。それに、チューブやら酸素やら、
父の望まない延命治療が施されるでしょう。
何より父が一人で病院で最後を迎える可能性が高くなります。

父の望みは「この家にいたい。」という事でした。
幸い現在、島の先生が定期的に往診をして下さいます。

いざという時には、救急車を呼ばず、先生に連絡して診て頂こう、
先生に自宅で出来る事をして頂こうという事で、確認出来ました。

又、近い内に、介護認定を受け、福祉課の方や、ケアマネージャーさんと連絡が取れるように
しておこう、往診して下さる先生にも、意向をお伝えしておこうという事になりました。
近いうちに、予定を立て、行ってこようと思います。少しホッとしました。

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