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こたつ脚と道具 つづき

西村大工
(西村)

 先月号に書いた道具の説明を
していきたいと思いますが、その前に
テーブルこたつは、ちゃんとしたテーブル、
いす、フトンを買わないと暖かくなり難い事が分かりました。

まずテーブルが高いので、温める空間が大きくなるのと、
どうしても椅子の下から、暖かい空気がどんどん抜けていく事が
分かったので、テーブルこたつを設置した次の日には、普通のこたつに戻りました。

入ったら、“こもりっぱなし”になるけど、やっぱり落ち着く〜。(笑)

さて、工具は、電気で動く物、コンプレッサーにつないでエアーで動く物、
電池(バッテリー)で動く物が有ります。基本は電気で動く物が多いですが、
最近は電気やコンプレッサーにつながなくても、バッテリーで動く工具も
種類が増えて来ています。

現場に長い期間居る場合と、大きい釘を打たないとダメな場合は、
コンプレッサーを置いて、エア工具で作業しますが、例えば屋外でコンセントが無い所や、
エレベーターが無い現場とか、たった3発、釘を打つために重たいコンプレッサーを現場まで
運ばないといけない場合も有るので、電池で動くガン等はとても便利で、今持っている
電動工具を少しずつではありますが、電池で動く物に替えていっているところです。


ガン:         ロールになった38〜90mmの丸釘を打つ機械

タッカー:       幅4mmで長さは20〜32mmまで有り、Uの字型をした弾が出ます。
            薄ベニアを増し張りする時に使います。フィニッシュでも良いですが、
            釘の頭が小さいので天井等だと薄ベニアが落ちるので、
            Uの字型の弾のタッカーで留めます。

フロアータッカー:   字のごとくフロアーを留めるガンでタッカーと同じですが、幅4mmで
            長さは25〜40まであり、弾の先にボンドが付いているUの字型をした
            弾を打ちます。

インパクトドライバー: 回転しながら少し打撃を与えてビスを締めるドリル、
            先端のビットをキリに交換すると穴も開けられます。

フィニッシュネイラ:  釘の頭が極端に小さい釘で、仕上げの材料の上から打てます。

ピンネイラ:     フィニッシュよりも小さい針みたいな釘で仕上げ材の上から打てて、
            フィニッシュの釘穴より目立たなくなります。

振動ドリル:      回転しながら打撃を与えてコンクリートに穴を開けられます。


最近は大工さんと言っても、金槌を使って、手で釘を打つ事はめったに無いですね。
木を留めようと思ったらインパクトでビスを締めたり、コンプレッサーが有ればガン(鉄砲)
で色んな釘を留められます。

丸釘なら38〜90mmのロールになった釘が有り、ガンもそれぞれの長さにあった物が
有ります。90mmのガンを使うと50〜90mmまでの釘が打てます。90mmのガン1台有れば
全部打てますが、何しろ90mmを打つガンなので大きいし重たいです。

今は丸釘と言っても、NC釘、N釘、CN釘が有って、NC釘よりもN釘が、N釘よりもCN釘の
方が、釘の頭と軸の太さが大きくなっていきます。軸が太くなっているので、75mmのガンで
N釘の75mmは打てますが、CN釘の75mmは新しい道具なら対応していますが、
古い道具では打てないという事も有ります。

欲しい道具がいっぱい有ります。

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