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建て方

西村大工
(西村)

 先月号には書けませんでしたが、
2024年になりましたね。(遅まきながら・・・)

私がメリ通を書いている時と、
皆さんに届く時期がずれているので、
季節柄の事を書く時は、気を付けてねと言われていますが、
2024年が始まって、もう一月が過ぎましたね。(今、2月初めです。)

早いですね〜、これは年が明けて1か月過ぎるのが早いのと、
前回メリ通を書いた時を思うと、もう次のメリ通の締め切りが来た?
 と本当に早い気がします。

前回までは、1回書く時に、3回分書いていたので、締め切りが来ると
その都度それを送信していました。今回は、もうストックが無くなっていたので、
何を書こうか迷っています。色々小さな事は日々起こっていますが、

文章にするとほんとに短いので、俗に言う“短編”の文章になるのでどうやって書こうか? 
一つの事を細かく書いていくのか? 箇条書きみたいに書いていくのか?毎回悩んでいます。

 年が明けてすぐに、いつも応援に行く大工さんの建て方(上棟)の仕事が有りました。
大体、毎月1軒は建てているので、予定がかぶらないように願っています。

いつも応援に行くとは言っても、知り合いの知り合いなので、毎回現場に着くまでは、
何の情報ももらえないままに、朝その大工さんを迎えに行って、車に乗ってから初めて住所を
カーナビに入れて取り敢えず現場に向かいます。

年末に「来月もこの近くで有る(建てる)からよろしく!」と言われ、同じ工務店の仕事と
言っていたので、次回も二階建てのレッカー付きと思っていました。

が、カーナビに住所を入れると、前回とは全然違う場所で、カーナビに従って進んで行くと
道が段々細くなっていって、現場に着くと普通車がギリギリ何とかすれ違える現場でした。

何と無く予想はしていましたが、現場を見た瞬間に「レッカー無いんか!」と落胆。
しかも道が狭いので、ユニック(材料を積んで来る小さいクレーンの付いたトラック)も
現場に近付けずに、材料を1階から全部手上げの現場でした。

ユニックが近付かない現場となると、小さくて3階建てが多いのですが、梁組もそんなに
飛んで無いので、梁にそんな大きくて長い材料は使ってなく、何とかいつも通りに屋根の
野地板を貼るまでは終わりました。

昔は“棟上げ”と言っているように、ほんとに棟を上げれば終了だったのに、
今は野地板を貼るまでが、最低限のノルマになっていますね。

それだけ一つの家が小さくなって来ているのか? 何人かの大工さんが入った昔と違い、
一人が一つの家を建てるようになったから、手伝いがある間に進めてしまうのか? 
 どっちなんでしょうか。

建て方にレッカーが有れば楽ですが、レッカーの待ち時間が無い手上げだと、
さっさか組んでいけるので、早く組み上げる事が出来ます。

組むのは早いですが、建て方の日に、これから使う材料
(筋交い、間柱、窓まぐさ、外壁に貼る板、寸三、工務店によっては内壁に貼る石膏ボード)
も各階毎に持って来るので、それを全部手で上げるのが大変です。

フローリングは濡れるとまずいので、外壁に防水紙を貼り終わる少し前に
現場に入れるようになっています。
新年最初の建て方で、手上げは、やっぱりなまった体にはしんどいですね。
来月も建て方の応援に行きますが、次回はどんな現場か楽しみです。

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