池田住宅建設TOP > 池田住宅建設スタッフのブログ > 七十二候のすすめ

七十二候のすすめ

横山横山

立春が過ぎ、暦の上では春・・・と言うか、
これを読んで頂く頃は、ひな祭りも過ぎた頃でしょうか?

今月は、以前からちょこちょこ紹介させて頂いている、
二十四節気、七十二候についてお話します。

二十四節気は、立春から始まり、一年を季節毎に約15日間ずつ
24で分けます。一つの節気を、更に4〜5日ずつ三つに分けたのが、七十二候です。

現代に住む私は、暖かくなって春だな〜とか、雨が続き梅雨入りか?、
暑くなって来た、夏本番!、朝夕過ごし易くなり秋、寒くなってきた、冬、等と考える、
感じる、位ですが・・・

七十二候の第一候は、「春風解凍(はるかぜこおりをとく)」
次は「黄鷲見察覆海Δんけんかんす‥うぐいすなく)」
そして、「魚氷上(うおこおりにのぼる)」 と
2月4日〜18日間の約二週間を三つに分けています。

まだ冷たさの残る春風が春を告げ、山里でウグイスが初鳴きをし、
薄くなった川の氷から魚の泳ぐ姿が見え始める・・・。

ちょうど、読んで頂く頃は、二十四節気の
啓蟄(けいちつ 3月6日〜20日)”でしょうか。

七十二候「螯虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」から「桃始笑(ももはじめてわらう)」そして「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」と続きます。
冬ごもりの虫が土から出てきて、桃の花が咲き始め、蝶の幼虫が羽化をはじめます。

大変な自然観察力、感性だと思いませんか?

電気も無く、冷暖房の乏しい時代の人達は、自然を肌で感じ、
ずっとずっと神経が研ぎ澄まされて、季節を肌で感じ、待ちわびていたんでしょうね。

便利で快適な物を手に入れた替わりに、外国の方が驚くような、日本人らしい繊細な感覚を
無くしてしまったのかな〜と、私が七十二候に心惹かれるのも、
外国の方が驚くのと、感覚が似ているかもしれません。

七十二候を追い掛けるだけで、たった4日〜5日の季節の進みにワクワクしてしまいます。

先日、ニュースで、アメリカと中国に大寒波が来ていて、マイナス40℃、50℃という
数字と雪や氷で危険な様子を見ました。

地球温暖化で偏西風の蛇行が影響し、北極付近の冷たい空気が運ばれたエリアには
大寒波が来て、蛇行の波の反対側の日本は、暖冬になっているのでは・・・というような
解説をされていました。

我が家は、冬用タイヤを新しくしたのに、「雪が降らない、」と夫がこぼしています。
コロナで中止していた豊岡の“兵庫県雪合戦大会”が今年、再開されたそうですが、
雪不足のため、“雪の玉”ではなく、”布の玉”を投げ合っているのをニュースで見ました。

確かに暖冬ですね。まぁ、それでも寒いですし、北海道や東北、北陸等には、
ドカ雪が降ったりします。やはり、地球の温暖化が影響してるんでしょうか?

暖冬化については、一人じゃ何も・・・では無く、一人でも・・・と、
私達一人一人が考えないといけないんでしょうね。
偏西風の波が、冷気を持ってくる側になったらエライ事です。

最近の日本は、やはり温暖化の影響か、長い冬と長い夏の間に、
数日、春と秋が顔を出すような感じが多くなり、合服という言葉が無くなるのではと
思う位、“四季”が曖昧になって来ています。

このままでは、季節感がズレて、七十二節気のような細やかな季節を表す言葉が、
実感できなくなってしまうのでは・・・と二十四節気、
七十二候ファンとしては、心配しています。

池田住宅建設TOP > 池田住宅建設スタッフのブログ > 七十二候のすすめ