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〜終の棲家の条件とは〜

池田
池田歩

2月は建設業の免許や資格の講習や試験が続き、
そのストレスから、甘い物を食べ過ぎて、
再度ズボンのベルトが苦しくなってきた池田です。

 先日、ニュースで一級建築士の先生が教える
「幸せになれる家づくりの絶対原則」
というのが目についたので、興味が有り見てみました。

すると、ちょっと意外な内容が書かれていました。

通常は、建築士である以上、「デザインを優先する事がいかに素晴らしいのか?」
というような話が特徴なんですが、中身は全くの逆で、驚きました。

要約すると、小さな家   ⇒ 建築コストが抑えられる、暮らしの質を上げられる
      断熱と耐震性 ⇒ 予算を重点的に  寒くも暑くもない  健康維持

というような流れが書いてありましたが、私も全く同感だったので、
このコラムを書いた先生のファンになってしまいました。30年以上も工務店として家づくりに
携わってきましたが、結論は耐震性と断熱性に行き当たりました。

私も還暦近くなって、自宅での行動範囲、家族の利用スペースを考えると本当に必要な大きさ
って、どう考えても平屋で十分と片付きそうです。

こうやって考えてみると、子供達が小さい時には、比較的スペースが広い家が
必要なんですが、20年もして子育てから解放され、夫婦だけの生活になると、
とたんに今までの居住スペースは不要になります。

不要になった部屋を他人に貸すなんて方もおられるようですが、プライベートが確保出来ない
空間に他人と住むのは難しいですから、現実的では有りませんね?

理想的なのは、子育て中は2階建てで子供達が家を出たら、2階を取り壊して平屋にして、
終の棲家とするってのが良いな〜 と思っているのですが・・・
私の家は鉄骨の三階建てで1Fが会社 2F、3Fが自宅空間ですので、
3階を取り壊すなんて出来ないんです。 

つい先日、妻に「自宅を全て会社に貸して、駅前のマンションにでも引っ越そうか?」
と何気なく聞いてみると「子供や孫達が泊まれる部屋が無くなるから、嫌だ。」との事。

いつまで、子供と孫の面倒を見る気なんだろう??? 
と思ってしまうのは、私が男だからなのか?(笑)

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