筏工事

皆さんこんちは! 池田成志です。
3月は寒かったり暑かったりと、
気温の寒暖差で悩まされました。
気温だけならまだしも、
晴れ予報なのに雨が降ったりと
仕事に影響が出る天気が多々ありました。
3月の頭から筏の新設工事をしました。
そうです、皆さんが思い浮かべる海に浮かべる筏です。
既存の筏を解体撤去し、作り方を解体時に図面に描き込み、
それを新しい木材に墨付けをしてから木材を加工し、仮組し、バラしてから、
漁港まで配送し、漁港で再度組んでいき、完成に至るといった工程です。
でも、私がこれを書いた時はまだ解体・撤去までしか出来ていません。
なので今回は、既存の筏の写真、運送のためユニック車に積載している写真をご覧下さい。
既存の筏は、約20年前にお客様が依頼した大工さんの手によって作られています。
台風による荒波や、船等が走った際の引き波に耐える設計でとても頑丈に作られていました。
ですが、さすがに年数が経つと、海水の影響や、水中にいる微生物等の影響で木が瘦せ細り、
身が無くなっていき、これ以上は浮かべられないな。という限界値を迎えたため、
今回弊社に依頼頂きました。
そんな頑丈に作られた筏ですが、木材をつなぎ合わせているボルトなども、
やはり潮で錆が付いた状態で解体も一苦労。
当初、社長と私は4人で工事すれば午前中で終わる予定で現場に向かいましたが、
時間見積もりが甘過ぎました。終了時刻は、なんと18時に・・・
疲労困憊で、翌日体中が悲鳴を上げていました。
これから新設にあたり、工事を進めて参りますが、完成形をお見せ出来るのは、
5月号になるでしょう。 次号をお楽しみにお待ち頂ければ幸いです!