名前の由来

先日、行き付けの居酒屋さんで、
アルバイトの大学生さんの名前が話題に上りました。
「ココちゃん」と呼ばれていて
ココロ? ココミ・・・?“ココモ”ちゃんが正解でした。
夫と“ドコモ”ちゃんと覚えれば良いねと笑いました。
スポーツニュースで活躍する若い選手の名前、何て言った?
とか、何て読むんやろ? がドンドン増えていますよね。
その昔、昭和元年生まれには、“昭夫”さん“昭子”さん等 昭和の“昭”の字を使った名前の方が
多いと聞きました。当時というか、一昔前は、我が子の名前を決める際、
使いたい漢字が先に有ったような気がします。
私の父は“利満”(トシミツ)といい、初めての子の私に自分の名前から漢字一文字を使いたい
と思ったようです。で、“利子”(トシコ)と名付けたかったのですが、音読みすると
リシになり、お金の子になるやん? と反対が入り、“敏子”になったそうです。
(利子さんごめんなさい。)
もはや。敏の字に意味が有るかどうかですが・・・笑
友達も、倫理の倫でミチコちゃんや、麗しのレイコちゃん等 漢字有りきだったと
思うのですが、最近はまず音、響きから名前を決め、それに漢字を当てはめる感じがします。
この音、響き、私達の年代の耳には、聞き馴染み、聞き覚えが無く、まして、
音にはめた漢字は覚えようが無く、親戚の子供達の名前は、携帯のメモに、
漢字・読み方を一覧にしています。
そして、最初のドコモちゃんのように、何かに関連付けて覚えるんですが、
うっかり、ドコモちゃんと呼んでしまわないように気を付けないと・・・です。
名前の話をもう少し・・・、トシコは、英語を話す人達が発音しづらいのか、
“トッシコ”とトとシの間に小さなッが入る事が多いです。
だから、我が子の名付け時には・・・
〇男女の別が分かり易い(今時では無い?)〇フリガナが無くても読める
〇外国人が発音し易い・・・等を基準に、決めました。
そう言えば、夫と夫の父はそれぞれ、広島県の広の旧字体、廣〇〇という名で、
息子が生まれた時に、それを踏襲するか考えましたが全く違う名前を付けました。
息子が小学生の時、自分の名前の由来を聞く授業が有り、おじいちゃん、
お父さんには、廣が使われてるけど、自分は違うと気付いたようで
「もし弟が出来たら、廣〇〇にする? しないで!」と・・・。
そんな事はとっくに忘れているでしょうが、子供は色んな事を考えるので
大人も考えないと・・・と思いました。
居酒屋に話を戻して、バイトは女子四人、男子一人ですが、
最初のココモちゃんが3音なの以外、女子も男子も皆、2音の名前です。
娘一家も、娘、娘の夫、長女、長男、次女、皆2音の名前です。
夫は、廣〇〇と4音の名前で、結構呼びづらいと私は思っています。
4音名前の方は、上2音だけ“ヒロ”ちゃん等と呼ばれていた方が多いんじゃ無いでしょうか?
だから、もし、息子に廣の字を使うとしても、3音にしようと思っていました。
結果、全く違う3音名前になったんですが・・・。
私が4音より軽い感じのする3音名前にしたように、バイトの彼らのご両親が、より軽く、
軽快な感じのする2音の名前を付けられたなら、この先、もっと軽く・・・、
1音名前が出てくるかも・・・。
ラインの返信が、“了解”から“りょ”、そして、“り”になったように・・・。