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天井杉羽目板張り工事

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今回は大工さんの腕の見せ所。無垢杉材を使った階段の施工の様子をご紹介します。こういう作業を見ていると『大工さんってすごいっ!』と思ってしまいませんか?

大工の小川さんが天井下地を組んでいるところ。この下地のことを野縁(のぶち)といいます
大工の小川さんが1階天井の下地である『野縁(のぶち)』を施工しているところです。

今回のモデルハウスでは2階は全て勾配天井なんですが、1階は通常のように天井仕上げをしていきます。
天井仕上げから上の階の床までの空間を『ふところ』といい、このふところを使って換気ダクトを配管したり、電気や水道を配管しているわけです。



側板を先に壁に取り付けます。とても手間の掛かる仕事です
ちなみに今回、天井仕上げは全て無垢杉材の『羽目板(はめいた)』と呼ばれる板を張っていきます。

この羽目板の端部は『本実(ほんざね)』という凹凸の加工がされていて、この凹凸を組み合わせながら張っていきます。

床板の時と同じく、天井材と化粧柱との取り合いは全て室内側に見えてきてしまうので、柱を少し削ったりといった細工が必要になります。

子供室縁側部分の天井仕上げ。
こちらは子供室の南側にある縁側部分。羽目板などを張る場合は部屋に対して長手方向に張ってあげたほうが部屋が広く感じます。

また、子供室には一部天井の高さの異なる部分があり、この段差と鴨居との処理に
かなりの手間と時間が掛かっています。

真壁造りはこのあたりでもコストが変わってくるんですよね。

ちなみに今回は設計小谷のこだわりで、部屋の天井高さとサッシの高さを調節して、天井いっぱいに開口部が広がるようにしています。
開放感は出るんですが、サッシと羽目板の取り合いはたくさん増えてくるので想像していたより施工は大変でした・・・小川さん、ご苦労さまです!



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